黄昏人生徒然日暮らし

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鴨長明の「方丈記」を読む

2020-02-18 | 読書
「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人と栖と、またかくのごとし。」で始まる方丈記は十年程前に読んで感銘を受けました。


昨日、書店にて最近出版された鴨長明「こころに響く方丈記」に出会いました、著者は違いますが簡潔にわかり易く説明しているので早速購入し目を通しました。

方丈記は京都を襲った地震・竜巻・火災・遷都による混乱・飢饉を体験し記述したので災害文学とも言われています、突然の災難・災害・死・一族の権力争いに負け挫折や無常にも立ち向かい、出家し前向きに生きた人物とされているそうです。

晩年は京都の山に広さ約一丈四方(約3m四方・今の四畳半)を終の棲家としたそうです。

一昨年秋に京都下賀茂神社に再現している方丈庵に訪れ、晩年の生活に思いを巡らしたことが思い出されます。

左手がケガしているので読書が主なので2冊ともゆっくりと読みなおしたいと思っています。

















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