◆私はお母ちゃんの手を叩いて、やめて私の御本尊様を~~~と泣いて精一杯叫んでいました。
◆私の母は急に御本尊様を巻こうとしていた手を離して、
◆昭和、二桁生まれの母は、私の顔を見て、御本尊様と、この母ちゃんのどっちが、大事なんだ、と聞いて聞いてきたんです。
◆私は、どっちも大事、と言うと、
◆あっ、次の仕事に行かないと間に合わない、と言って、
◆勝手にしな~~~と言って、仕事に行きました。
◆ほっとしたんだけど、私が、片道3時間半以上かけて、おしきみを買い求めた、おしきみが
◆おしきみの入れていた・小さな、うちで一番きれいな細い、模様の彫刻の入った、ガラスのコップが、下に落ちてしまったので
◆そのガラスのコップに新しくお水を入れて、おしきみも入れ直して
◆小さなお仏壇の横に置きました。
◆小さな、りんを鳴らして、私はお仏壇の前に座って、御本尊様、お母ちゃんを許してあげてね、と、
◆泣いて、お題目をあげました。
◆◆私の9歳の願いは、お父ちゃんが退院して、お母ちゃんと私と、家族3人で
◆御本尊様の前で、勤行と唱題を一緒にできることが、
願いでした。
◆そういえば、おしきみを売っていた、おばさんから、もらった、お菓子の話しも書きます、
◆もらってから、また、歩いて帰る途中、柴又の土手をのぼり、そこを歩いてるときに
◆野良犬と野良猫がいて
続く