ひげ爺さんのお散歩日記-2

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

「ハナカイドウ(花海棠)」  バラ科

2015年04月06日 16時22分46秒 | 日記
      「ハナカイドウ(花海棠)」 バラ科 ☆4月8日の誕生花☆
        花言葉は… 美人の眠り・灼熱の恋・妖艶・温和



今朝の最低気温は午前6時の15.8℃。  最高気温はお昼正午の18.1℃。
どうもすっきりしないお天気が続きますねぇ。 終日霧雨が降ったり止んだりです。

朝食後、席を立とうとする母に 「お婆ちゃん、これ全部飲んどいて」 と妻。
母が 「もうお茶は飲んだよ」  「これは薬じゃけぇ全部飲んどいて」
「このお茶が何の薬ねぇ?」  「ウンチが柔らこうなる薬よねぇ」(笑。
妻は薬局から貰った薬と、市販のセンナの煎じ薬を上手く使い分けて、
母の排便の調節をしています。  薬局の薬は効き過ぎ、失敗する事も有る。
煎じ薬は効かない事も有る。 ころ加減が絶妙なんですね(笑。

「私が居らんようになったら、お父さん、よう覚えときんさいよ」 と妻(汗。 
すると母が 「あんた、どっかに行くん?」  「うちがお父さんより先に逝ったら…
云う事よねえ。 お婆ちゃんは絶対100まで生きるんじゃけぇ」(笑。
「ま~、なに言いよるんねぇ、あんたらがうちより先に逝くいう事が有ろうかい」(笑。
まあ、そうならいいんだけど… 笑い飛ばせない年齢になって来ました。
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昨晩は年間の行事を決めるボランティア部の集会に出席して来ました。 
会合の途中でシルバー部の幹部の方から “今度、お年寄りを対象に軽い体操を
する会を月2回開こうと思う。 ついてはボランティア部の方に、家に引き籠っている
お年寄りを引っ張り出して来てくれないか” との要請が有りました。 
幹部の方が思い描いているように事が上手く運べば良いのですが…
私は散歩中、多くのお年寄りとお話する機会が有りますが、事は簡単では有りません。

確かに、お年寄りは会話に飢えておられるのですが、
「話をするだけならええんじゃが、そう云う会に出席すると、すぐ体操しろだとか、
クイズをやらされたり、歌を歌わされたり… それが嫌で」
「そっとしておいて欲しい」 というお年寄りが結構多いんですよね。
お年寄りに楽しんでもらいたいと思う主催者、煩わしいと思うお年寄り…
閉じ籠っている人を引っ張り出すって難しいですね。
そして、そんな会に出てみようと思われる積極的な方は、既に色んな会に顔を出して
楽しんでおられますから。 
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   《昼散歩… ご近所一周 3.8km 5,446歩 1時間》
止んだかと思えば降っている、降っているかと思えば止んでいる。

11時からご近所を散歩。 ここのところの雨で、サクラは半分散りましたが
まだ見れるかなと云ったところです。 街中の桃の花はもうほとんど散っていました。
桃の花のアップが間に合って良かった~(笑。




今日の花は 「ハナカイドウ(花海棠)」 です。 ほんのり桜色、奇麗ですねぇ。
桜の花と入れ替わるように咲き始めます。
リンゴの仲間で、花後に赤い実を付ける事も有るそうです(実の生る事は稀だそうです)。
4~5cmも有る長い花柄が特徴で、高い枝から見下ろすように咲きます。



 
この事から 「スイシカイドウ(垂枝海棠、垂糸海棠、垂絲海棠)」 とも呼ばれます。
「海棠」 の “棠” は梨の事で 「海棠」 とは海外から来た梨という意味だそうです。
中国では “牡丹” と共に美人を形容する花として人気があるそうです。 


唐の時代、楊貴妃は急に皇帝玄宗に呼ばれました。 
前夜の酔いも醒めていなく、髪も乱れたまま両脇を抱えられて現れました。 
その眠そうな姿は艶かしく、玄宗はその様子を「海棠睡未だ足らず(ねむり足らぬ海棠の花)」 
と喩えたそうです。 花言葉の “美人の眠り” は、この故事から連想されたものでしょう。
美人はいいなぁ、二日酔いで髪はボサボサ、一人で歩けず、両脇を召使に抱えられ…
眠い目をこすりながら主人の前に現れても、それを花に喩えられるんだから(笑。
また楊貴妃自身も「海棠」を好んだそうで“海棠湯”という専用の浴室も造られたそうです。
原産地は中国で、日本には江戸時代初期に渡来したそうです。

今日の歩数      5,446歩 (雨の止み間に昼散歩)
4月総歩数     72,373歩=  50.7km(1歩を70cmに換算)
今年総歩数   1,463,317歩=1024.3km