今一写真館

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北海道の想い出

2012年08月01日 | ’12 北海道;礼文・利尻

 昭和43年(古っ)7月に就職が決まったので、8月に学生時代の

最後の夏を北海道で過ごすべく1ケ月間の長期貧乏旅行に友人2人と

出かけました。

 均一周遊券なるものを手に入れ(確か3万円ちょっとだったと思う)

足と宿を最小限確保しました。

このチケットは、出発地から北海道までの往復と1ケ月間北海道のJR

(当時は国鉄と言った)全線の特急以外の列車の普通自由席に、乗り

放題で、貧乏な学生に実にぴったりのチケットでした。

 7月一杯アルバイトに精を出して手に入れたのです。

当時、北海道を夏にリュックサックを背負って旅する人を”カニ族”

と言っていました。

横長の大型リュックサック(キスリングといったように思います)

やテントを担いでいるために蟹の様だというのと、列車の通路を歩く

のに横にならないと歩きにくいというので、このような呼び方をされ

たのだと思います。

(ついでに、バイク旅行の人は”ミツバチ族”と言ったと思います。

バイクをブンブン言わせながら走るからでしょうね)

 旅行では、当然のことながら、JRと徒歩が主たる移動手段です。

宿泊は原則として、テント設営か、列車泊です。

(寝るためだけに列車に乗ったことも何回かあります)

数泊は、友人の親類(これは函館です)の家とか、ユースホステル

にも泊まった覚えがあります。

 この旅行を通じて印象に残ったものをいくつか挙げると

①雌阿寒岳、雄阿寒岳の縦走(暑くて、きつかった)

②人があまり行かない交通不便な所にある小さな湖(オコタンペ湖など)

③利尻島、礼文島        

④芝生の公園にテントを設営して寝たら、明け方に馬がテントのまわりを

 ポクポク周回していたこと。

(この公園は、キャンプ禁止にはなっておらず、逆に牛馬放牧禁止に

 なっていたはずなのですが)

 
 若さと時間に余裕がないと実現不可能な旅行でした。


 さて、8月初旬に1年振り4度目の北海道へ行って来ます。

先2回の北海道は、飛行機プラスレンタカーでしたが、今回は旅行社

のツアーにしました。 利尻、礼文の離島をゆっくり見ようと思うと、

どう計算してもツアーの方が経済的で効率的なのです。

帰って来ましたら、また写真などでご報告します。

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