郷土教育全国協議会(郷土全協)

“土着の思想と行動を!”をキャッチフレーズにした「郷土教育」の今を伝えます。

「あんな人たち」に負けるわけにはいきません!

2017年11月07日 | 日記
安倍首相が都議選の最終日に秋葉原で演説した時、あまりに多くの人々から「安倍は辞めろ!」等の反安倍コールがあったため、「こんな人たちに負けるわけにはいかない!」と力を入れて叫んだというのは語り草となってしまった。

この時のことがトラウマになっていたのかどうかは定かではないが、先の衆議院選最終日には都議選のリベンジをしようとしたのか、秋葉原の演説には彼の周りを大きくブロックする形で日の丸の旗を掲げた異様な集団が立ち並んだ。
その様子はまさにどこかの親衛隊さながらであった。




私はそのどちらの演説にも聴衆ではなかったが、彼の言うところの「こんな人たち」であると自覚している。
ただ、厳密に言うと「人たち」という複数ではなく、その中の私という個人であることは言うまでもない。
基本は私であり、時には私たちとなるのだ。

テレビ番組「ドクターX」の大門未知子の様に「群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い…」的に生きるのを理想としている私だが、残念ながらそこまで「専門●のライセンスと叩き上げのスキルだけを武器に突き進む」ほどの自信はない。
因みに彼女だってライセンスを獲得し叩き上げのスキルを身に付けるまでは、それ相応の努力をしたに違いない。
時には、群れたり束縛されながら権威ある師匠のもとで修行を積んできたことだろう。
つまり、一定の努力苦労というプロセスを経て現在があるのだ。

話は横にそれたが、安倍晋三の言う「こんな人たち」であることは、今日の日本の政治状況にあっては当然のことだ。
むしろ、そうでなければならないほどこの国の政治は劣化してしまった。

昨日、訪日したトランプ大統領だが、ニューヨークタイムズが面白い風刺画を発表した。




まさに自動車の後部席に座ったトランプが、クルマを運転する安倍晋三に「行け!行け!」とハッパをかけている姿は、今の日米関係を如実に表している。
共同記者会見で、「 (軍事行動も選択肢の一つとする)トランプ大統領の立場を支持する。圧力を最大限まで高めることで完全に一致した」と語る安倍晋三は、もはや完全にトランプのお抱え運転手に成り果てたのだ。

こんな危険な状況を敢えて作りつつ、「『北朝鮮』が話し合いをせざるを得ない状態にまで持っていく」というのだから聞いて呆れる。
しかし、こんな安倍晋三の戦略を支持する人々は多い。
「政治は国民を映す鏡」と言われ、その国の法律や政治には国民の質が如実に反映されるということだが、今日の日本におけるアベ政治も国民の質が反映した結果なのだろう。

そうであるならば、なお一層のこと「こんな人たち」は安倍晋三の嘘とデタラメだらけのまやかし戦法に騙されるわけにはいかない。
しっかり自立した個が集まって権力に立ち向かわなければならないのは当然だ。

だから、「こんな人たち」の私は叫びたい。
あんな人たちに負けるわけにはいかない‼︎


-S.S-


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