10回目はいわば番外編とも言うべき花の紹介。
普段は花と言うよりサボテンとして存在している。
原産地はメキシコの熱帯雨林地帯。
サボテン科クジャクサボテン属の常緑多肉植物である。
「ウィキペディア」によると、クジャクサボテン属には交配種が多いが、これは原産地からそのまま導入された原種で、絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約の附属書IIの適用対象であるとのことだ。
日本では初夏から秋にかけて開花するようだが、我が家ではまだ2回目の開花。
しっかり栄養も与えなければ蕾を持たないことが、友人のアドバイスで初めて知った次第…。
蕾を付け始めてから2週間程経った頃から室内へ取り込んだ。
ある日の午後10:30頃、玄関へ行くと大きな花を咲かせているのに気付いた。
その大きさは20cmはあろうかと思う程の大きな花だ。
実に見事としか言いようがない。
月下美人とはよくぞ言ったものだ。
翌朝、玄関に行ってみたらその優雅な花は閉じられていた。
まさに一夜限りの魅惑を届ける儚い花なのだ。
まだ辺りには良い香りが漂っていた。
このサボテン、冬の寒さを乗り切らねばならないのがたまにキズ。
屋内へ取り込む鉢として優先的に考えてあげないとならない。
-S.S-