い・ち・に・ち

明日が今日になって昨日になるような毎日

八十三段

2020-09-20 | 階段
嘘かも知れない
間違いかも知れない
このもやもやは
消えることはないのだろうか

雨が降り続くことはなく
雲も形を変えていく
太陽はいつでもそこにあって
風は自由に過ぎていく

真夜中の闇に映る記憶さえ
書き直した跡が見える
中心の位置をずらしながら
はみ出さないよう縮こまる

手を伸ばしても届かない
狭くて広い空間で
苛立ちが募り破裂するなら
忘れることも味方につけよう




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