い・ち・に・ち

明日が今日になって昨日になるような毎日

二十四小節

2018-09-07 | レッスン
始まりは決めなくてもいいのです

伏し目がちのあなたから目を離せないと気付いた時

埃をかぶったぬいぐるみが愛おしいと思った時

得意ではないリズムに心躍る時

その始まりを思い出そうとして
一日一日遡っても
目覚めた時の夢の存在のように
儚くて緩やかなものだから

後ずさりせず
ただ前を向いて