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E・コッカーと戯れる浪費派リーマンのゆるい生活

「ノーサイドゲーム 」!の巻

2019-08-19 20:53:00 | 日記・エッセイ・コラム
池井戸潤の作品ってのは、わかりやすくて身につまされる感じで、いつも心に染み込んでくる。

以前、車中の人となった時、集中治療室で「空飛ぶタイヤ」を読み、それこそ「身につまされ感」に支配されたなぁ。





で、今、割と夢中なのがこのドラマだ。




ノーサイドゲーム がドラマ化されてるわけ。





で、まあ、サラリーマン小説の極致とゆーか、顔芸てんこ盛りとゆーか、とにかくわかりやすい(^^)








これは、左遷された主人公が出た先で一定の成果を残し、元上司に「本社に戻って来い」って誘われる場面。

どっかで聞いたような話だな、おい。

で、いろいろあって、主人公は左遷先に思いを残し、誘いを断る。
その決断を恐る恐る奥さんに打ち明ける彼。




すると、男前の奥さんは「残るのが当たりめえだろ!」って勢いなのさ。




これまた、どっかで聞いたような話だな、おい(笑)

判断や決断にはエネルギーが必要だ。
そして何よりプリンシプル、原則が求められる、はずだ。




じゃないとブレちゃうし、判断を受けて動く方が困る。




シンプルな事なんだけど、ただ、組織ってのには往々にして、その場しのぎの対応が跋扈する。

その場しのぎ故の「早さ」なのに、そんな脊髄反応が妙に評価されたりする。

そんなはずはないだろう。

まあ、その場しのぎの決断さえできず、決断に伴う責任から逃げ回ってる人たちもいるけどね。

だからこそ、「その場しのぎ」派が重宝されるって悪循環だな。
うーむ。




何のためにやっているのかっていうのを皆、もう一度思い出すべきだ。





原理原則を皆が考えれば世の中、もっと軽やかになるのにね。




なぞとニヤニヤしながら観てるわけだけど、感心するのは彼だ。




1話から凄い存在感で、「個性派のいい役者が出てきたなあ」なんて思ってたら、なんと素人さん。
元日本代表の廣瀬俊朗選手。




いやあ、素晴らしいな。


とゆーことで、まだまだドラマは続きます。原作とは少し展開が違うみたいで、それはそれで楽しみだな。




組織の宿痾を浮き彫りにし、人の強さと弱さをあぶり出す池井戸作品。

これからもついつい読んじゃうんだろうな、ウンウン(^^)







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