☆日本再生ブログ~Byのんpapa

政治・経済・社会を少々保守的視点からの思想やメディアが伝えぬ内容、更に交通関係の趣味も入るという何とも謎なブログです

コケるコンビニのサービス詰め込みがオーナーや店員の負担に

2016-01-21 19:44:09 | 社会・政治
1月19日、セブンイレブンはドーナツを刷新した。

ここではドーナツだけを書きたい訳ではないので商品云々は割愛するが、今回の刷新はドーナツの売れ行きが芳しくなかった事の表れである。

セブンイレブンとローソン約3万店ある中でドーナツの売上は510億円。
一見凄い市場を開拓したように見えるが、1店あたり500円足らずで個数にすると1日当たりの販売は『4~5個』という事になり、専用の什器を投入して4~5個というのはあまりに販売効率が悪く失速だ。

ファミリーマートみたいに袋に入れてパンコーナーに置いたり、カウンターに一部置く形のほうが良かったのではないだろうか。


セブンイレブンはセブン&アイHDのグループで取り扱う商品を取り寄せる『オムニセブン』を鈴木会長の肝いりで始めたが、既に一定の顧客があった雑誌・書籍取り寄せの7&Yからの移行分を除き不発と言う。

こうした新サービスはオーナー、そして現場店員のオペレーションがついてきて初めて機能するのだが、残念ながら店員の作業は詰め込まれる一方だ。


既にカウンターだけでもおでん・揚げ物・中華まん・コーヒー機器の清掃メンテナンスや作る作業があり、それにドーナツが加わったのでかなりハードだ。

本部はオーナーや店員に負担を強いる新サービスばかり考えており、こういったモデルは曲がり角に来ている。
店員にノルマ達成できなければ自腹買い取りというブラック企業体質が抜けなければ、いつか反乱が起きたり店から客が遠のく時代が来るであろう。

札幌市電情報・ループ化後Part3

2016-01-21 14:29:05 | 鉄道・バス
早いもので札幌市電ループ化から1ヶ月が経過。

コーナーを作るほどのネタではないかも知れませんが、今年に入ってから押さえる事ができたものを公開します。


前回は『外回り すすきの』幕を捕らえましたが、今回はその反対である『内回り 西線16条』幕を捕らえましたので公開します。


こちらは雪ミク2016による『非営業』幕。
道南バスや一部個人タクシーで見る事はありますが、回送と表示しない珍しい例ですね。

なお方向幕交換により貸切同様に非営業のフォントも変わっていますが、ループ化前日は従来のフォントだったため、運行を終えてから取り替えられたものと見られます。


こちらは先ほどの非営業幕となる前に運用されていた『外回り 西4丁目』幕。
ループ化後は西4丁目表示を通常出さなくなったため、レアなものとなりました。

幕車には循環の他、内回り・外回りの西4丁目、西15丁目、西線11条、西線16条、電車事業所前、中央図書館前、幌南小学校前、静修学園前、東本願寺前、すすきのが入っています。

また車内のLCDモニターは引き続き使われていますが、LEDについては全車取り外されてパネルで塞がれました。


何か動きがあればまた更新します。

原油安からの世界経済減速に備えよ

2016-01-21 05:26:50 | 社会・政治
原油安と中国経済減速のリンクにより日経平均株価が年明けからほぼ下落状態にある。
原油安はサウジアラビアとイランが国交を断絶しバランスが崩れ、シェール革命で産油国アメリカも海外への輸出で供給過剰に。

そこに中国経済の急減速によって産業用が萎み、天然ガスを生産するロシアも価格安となるため国家財政が追い詰められ、原油輸出(密売)で金を得るイスラム過激派のISISも戦闘員の給与を半減せざるを得なくなっている。
これらの国や組織で影響しているため何らかの暴発が見込まれる。


日本は原油の99%を輸入しており国内で精製しているが、このうち軽質ナフサについてはほぼ国内精製分相当と同じ分を追加で輸入している。
これはプラスチック製品や衣類などの石油化学製品で大量に使用されるためだが、これをできる限り『セルロースナノファイバー』に代替していくよう開発し、置き換えを促していくことが必要だ。
セルロースナノファイバーは樹木など植物から取れる成分のため、国内で調達する事ができる。

国内では海外の安い木材が出回ったため、植林から伐採までのサイクルが崩れてしまい、倒木など環境悪化が進んでいる事はあまり知られていないが、森林資源や環境の維持にコストはかかるものの、ナフサ輸入コストから賄えないかと考える。

セルロースナノファイバーの技術を確立し、プラスチック製品や衣類に応用・輸出ができるようになれば、産業の大きな変化となり日本は優位に立てる。

日本の革命と言うにはメタンハイドレートの採掘や技術・一般利用となるが、それまでには相当の期間が必要である。
ガソリン(重質ナフサ)の使用を減らす開発や削減努力は進められているが、軽質ナフサの使用が減らなければ効果は限定的だ。
そのためにもセルロースナノファイバー開発は大変重要である。