☆日本再生ブログ~Byのんpapa

政治・経済・社会を少々保守的視点からの思想やメディアが伝えぬ内容、更に交通関係の趣味も入るという何とも謎なブログです

原油安からの世界経済減速に備えよ

2016-01-21 05:26:50 | 社会・政治
原油安と中国経済減速のリンクにより日経平均株価が年明けからほぼ下落状態にある。
原油安はサウジアラビアとイランが国交を断絶しバランスが崩れ、シェール革命で産油国アメリカも海外への輸出で供給過剰に。

そこに中国経済の急減速によって産業用が萎み、天然ガスを生産するロシアも価格安となるため国家財政が追い詰められ、原油輸出(密売)で金を得るイスラム過激派のISISも戦闘員の給与を半減せざるを得なくなっている。
これらの国や組織で影響しているため何らかの暴発が見込まれる。


日本は原油の99%を輸入しており国内で精製しているが、このうち軽質ナフサについてはほぼ国内精製分相当と同じ分を追加で輸入している。
これはプラスチック製品や衣類などの石油化学製品で大量に使用されるためだが、これをできる限り『セルロースナノファイバー』に代替していくよう開発し、置き換えを促していくことが必要だ。
セルロースナノファイバーは樹木など植物から取れる成分のため、国内で調達する事ができる。

国内では海外の安い木材が出回ったため、植林から伐採までのサイクルが崩れてしまい、倒木など環境悪化が進んでいる事はあまり知られていないが、森林資源や環境の維持にコストはかかるものの、ナフサ輸入コストから賄えないかと考える。

セルロースナノファイバーの技術を確立し、プラスチック製品や衣類に応用・輸出ができるようになれば、産業の大きな変化となり日本は優位に立てる。

日本の革命と言うにはメタンハイドレートの採掘や技術・一般利用となるが、それまでには相当の期間が必要である。
ガソリン(重質ナフサ)の使用を減らす開発や削減努力は進められているが、軽質ナフサの使用が減らなければ効果は限定的だ。
そのためにもセルロースナノファイバー開発は大変重要である。

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