粟国島は川が無い。昔は雨水のみがたより。古来島の人々は水確保に大変な苦労をしました。
トウージ
サンゴ礁をくりぬいて水瓶をつくりこれに雨水をためて、飲料水や生活用水にしました。
集落総出でサンゴ礁をくりぬいたトオージを海から家へ運んだ。その苦労を忘れさせないため、こどもたちに「トウージ」の学習を行っています。
アメリカ軍の島施政官が、島唯一の水源を島の人たちのための水汲み場を作った。車でもかなりの道のり、しかも険しい断崖を下らなければなりません。。
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大正池 大正初期灌漑用に作られました。いまは野鳥の楽園。
灌漑堀跡
海水を淡水化する施設
塩工場
天井からつるした竹の枝に海水を注ぎ、何回もくりかえして塩分濃度をたかめます。
小屋の内部
海水を釜で焚く。
苦汁を分離する。(左の槽にたまったのが苦汁)
塩の結晶が大きく他の塩のように真っ白ではありません。ミネラル分が豊富です。ただなめても美味しい塩です。
かりんとう
粟国島という言葉に見られるように、かつて島の特産は黍でした。琉球王朝時代は黍を租税として納めていたそうです。いまは量産されていませんが、黍と島の黒糖を使って女性たちがかりんとうを作っています。
きびと小麦粉の生地を手で伸ばします。
揚げます。
大鍋で黒糖をからめます。これはかなりの重労働。ベテランのお母さんが頑張っていました。
出来上がったかりんとう、美味しかったです。
村営牧場(仔牛を育て他産地へ出荷)
この日は寒い日でした。仔牛が2頭体を寄せ合っています)