程久保川の辺で

程久保川のほとりに住んで30数年、ここが私達家族の終の栖家となりました。

粟国島 くらし

2013-12-09 17:17:56 | 旅行

 粟国島は川が無い。昔は雨水のみがたより。古来島の人々は水確保に大変な苦労をしました。

トウージ

サンゴ礁をくりぬいて水瓶をつくりこれに雨水をためて、飲料水や生活用水にしました。

  

集落総出でサンゴ礁をくりぬいたトオージを海から家へ運んだ。その苦労を忘れさせないため、こどもたちに「トウージ」の学習を行っています。

  

アメリカ軍の島施政官が、島唯一の水源を島の人たちのための水汲み場を作った。車でもかなりの道のり、しかも険しい断崖を下らなければなりません。。

  

  

  

 

  

  

 大正池 大正初期灌漑用に作られました。いまは野鳥の楽園。

  

灌漑堀跡

  

海水を淡水化する施設

  

  塩工場

天井からつるした竹の枝に海水を注ぎ、何回もくりかえして塩分濃度をたかめます。

  

小屋の内部

  

海水を釜で焚く。

  

苦汁を分離する。(左の槽にたまったのが苦汁)

   

  塩の結晶が大きく他の塩のように真っ白ではありません。ミネラル分が豊富です。ただなめても美味しい塩です。  

  

かりんとう

 粟国島という言葉に見られるように、かつて島の特産は黍でした。琉球王朝時代は黍を租税として納めていたそうです。いまは量産されていませんが、黍と島の黒糖を使って女性たちがかりんとうを作っています。

きびと小麦粉の生地を手で伸ばします。

  

揚げます。

  

大鍋で黒糖をからめます。これはかなりの重労働。ベテランのお母さんが頑張っていました。

出来上がったかりんとう、美味しかったです。

  

村営牧場(仔牛を育て他産地へ出荷)

  

  この日は寒い日でした。仔牛が2頭体を寄せ合っています)

  

  

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粟国島 祭祀

2013-12-09 13:50:24 | 旅行

 沖縄の島々には今なお伝統的な祭事がしっかり残っていて、それぞれの集落の祭事を取り仕切るノロ(女性)がいます。

この拝み所はその一つです。

  

 門柱の墓所

  門柱でつながっている一族の共同墓です。

共同墓の入口は石でふさがれいますが、もう守る人がいないのか、内部むき出しで人骨を収めた甕が散乱している痛ましい墓もありました。

   

  

洞寺

洞寺の鐘乳洞の奥に、この地で亡くなった高僧の祭壇があります。

  

  

  

  

  

  

洞寺の門の傍にある「もんじゅる節」発祥の地記念碑

  

  

 

  

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粟国島 自然

2013-12-09 09:02:51 | 旅行

 粟国島は沖縄本島の那覇から北西60km 船で2時間 9人乗りプロペラ機で30分の孤島です。

  

  

 火山の溶岩と隆起したサンゴ礁でできた島。小高い台地と低い草原がある7,645キロ㎡・人口822人の島です。

海辺はすべてサンゴ礁、ギンガマアジの巨大トルネートは粟国しかみられないそうで、ダイビングには絶好です。

  

マハナ(岬)

広大な草原の先端は断崖絶壁

  

  

台地の花々

 

  

  

  

  西に久米島 南に慶良間諸島が見えるはずでしたが、夕陽も雲に隠れて見えませんでした。

  

サンゴ礁の海岸

  

  

長浜ピーチ

シュノーケリングスポットとして最適の白浜ピーチです。

  

浜辺に堆積しているサンゴ礁のかけら

  

遊歩道が台風で寸断されています。

  

 

 

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