程久保川の辺で

程久保川のほとりに住んで30数年、ここが私達家族の終の栖家となりました。

二人の孫

2011-07-21 10:26:33 | 随想
 大学のクラス会の時、ひとしきり夫の友人たちは孫自慢して、話が盛り上がったとか。長男は独身、結婚した娘には子どもがいなかった夫は話題に加われず、寂しそうにしていたと聞いた。
それが夫の1周忌法要の帰り道、娘が「お母さん私子どもができた。あの世のお父さんの贈り物かな」。
その時生まれた孫娘は中学1年生、孫息子は小学5年生です。
 アメリカ人の婿の父方はドイツ、母方はフインランド移民の子孫、婿は母親似で、孫娘は父親似です。
 孫娘が赤ちゃんのとき、ほんのりピンク、透き通るような白い頬の色と、母親の乳房の色を見比べて、なるほど日本人は^黄色人種^と思いました。
 姉弟でも顔も性格も大違い。姉は自己主張の強い子。弟は相手の話をよく聞く穏やかな性格。なんとなくその子に夫の面影を見ています。
「おばあちゃん僕大きくなったら背負ってあげる」。「それまでがんばって生きていなくては」。
 こんな幸せ一人占め。「ごめんなさい。お父さん」。
コメント
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