~16回目の一人旅~

いつもより少し長めの一人旅。。求めるものはお酒と世界遺産!デッカいカメラでバシャバシャ撮ってます。

英語はイヤなんです<428日目> Stayed in ケープコースト

2012-04-27 23:59:59 | マリ~ガーナ(1回目)
 今日は良い天気。おかげさまで9時前というのに暑い。

 宿のそばの教会。


 まずはケープコースト城へ向かった。宿から徒歩2分。お手軽な観光で嬉しい。

 世界遺産マーク発見。


 中に入って料金を払うと、どうやらココはツアー形式で見て回るらしい。「少し待っとけ」と言われたので、待っている間にパシャパシャと建物の写真を撮っていた。

 大砲完備。




 城と漁師たち。


 すると、1人のおっさんが「おい!おれを撮っただろう!消せ!」と言いがかりをつけてきた。

 誰がアンタみたいな面白みもないおっさんを撮るかっ!

 「撮ってねーよ。(バカやろう)」
 「いいや、撮った」
 「ほら、見ろよ。写ってねーやんけ」
 「・・・」

 と、無駄なやり取りをしたうえで、写ってないことを確認したおっさんはどっかへ行った。何か気分悪い…

 博物館を見た後は、ガイドに連れられて城の中を見て回った。城と言ってもココは奴隷貿易の拠点となった場所。

 奴隷たちは、狭い部屋に150人近くも押し込められて、水も、食べ物も、光も何にもない状態に追いやられていたらしい。強烈だ。中はホントに真っ暗やし、蒸し蒸しとして暑い。『ホントに奴隷はヒトとしては扱われていなかったんだ』と痛感。

 オバマも来たらしい。


 ツアー終了後は、1人で城を歩きまわった。城自体もなかなかいい感じ。白い壁と青い空のコントラストは地中海を思い出させる。





 そして、城から見える景色がまた素晴らしい。

 一方を見れば、漁港が見え、多くのヒトが働いており、陸側には民家が密集している。






 船と漁師達。



 もう一方を見れば、砂浜がずっと続いていて子供たちが遊んでいる。






 満足してケープコースト城をあとにした。そして、スグさまビール。暑いんだから仕方ない。

 ビールを飲んだ後は、一度、宿に戻った。今日の部屋が確保できていなかったからだ。結局、部屋を移ることになり、知らぬ間に南アフリカ人と部屋をシェアすることになった。

 移る前にもう一度、網戸ごしに撮った。今回は網戸をほとんど消すことができたっぽい。


 明日ももう一泊しようと思ったんだが、明日は部屋がないらしい。ケープコーストの他の宿に移ることも考えたが、それをするくらいなら次の街へ移動した方がマシだ。

 ってことで、明日は移動しないといけなくなったので、今日のうちにケープコースト近郊のエルミナにも行くことにした。エルミナにも同じような奴隷貿易の拠点となった城がある。

 シェアタクシーでわずか15~20分でエルミナに到着。スグそばに目的のセントジョージズ城があった。




 ここでもケープコースト城と同じくツアー形式で見て回った。さすがに1日に似たようなものを見て回るとちょっと飽きてくる。

 生々しい扉。


 戻らずの扉(Door of No Return)をくぐった部屋に集まる観光客。


 エルミナのセントジョージズ城にはケープコースト城にないものが1つある。それが、このコウモリだらけの部屋。無数の小さいコウモリが天井にへばりついている。


 さらに、この部屋、天井のコウモリに気を取られて気付かないんだけれど、足元には一見ゴキブリに見える虫がうごめいている。たぶんフナムシの一種なんだろう。正直、上も下も気持ち悪い(笑)。

 セントジョージズ城から見る景色も素晴らしい。ケープコーストとは少し異なる漁村や、丘の上に建つ砦も見える。当然、キレイな海岸線も見える。

 漁村と船。


 ヤシと海。




 ヤシと海と船。


 漁港。


 砦。


 ドア越しの海。


 コッチはコッチで十分満足だった。

 砦から見たセントジョージズ城。


 宿に戻ってシャワーを浴びた後、夕食でも食べに行こうとしたところで、同室の南アフリカ人に飲みに行こうと誘われた。そう言えば、今回の旅行で欧米人と飲むのなんてほとんどしたことがない。そもそも欧米人に出会ってないというのもあるが、避けてきた節もある。

 なので、今回はせっかくなので行くことにした。で、場所に着いてみると、なんとオランダ人女性が2人居た。オランダも英語のネイティブみたいなもんなんで、ネイティブ3人が相手。正直、キツイ。というか、半分も分からん。

 そう言えば、今日の昼間のツアーの説明も半分も分からんかった。英語はイヤなんよなぁ~。フランス語やスペイン語なら『分からない』と思って喋るから分かったときの嬉しさがある。けれど、英語は『英語なんやから何とか分かるやろう』と思ってしまうから、分からないときの悲しさ&虚しさ&辛さばかりを感じてしまう。だから英語喋るのが好きになれない。

 と、色々考えるものの、最後はお酒でごまかしつつ、なんとか努力。そして、なぜだか成り行きでガーナ人とビリヤードで勝負することになった。8ボール。もう長いことビリヤードなんてやってない。

 それでも、1人目には圧勝。それで止めるつもりだったけど、リベンジなのか知らないが、別のヤツが現れてもう一度、勝負することになった。

 2人目は上手かった。結局、敗北。何だか悔しい。

 ビリヤードを終えて席に戻ると、さらにオランダ人女性が増えていた。メッチャ可愛い。残念ながらカメラ持ってこなかったので写真はない(笑)。


 そして、可愛さという色気に負けて?、流れに任されるまま2次会にも行くことになった。

 でも、2次会の会場は最悪。音楽がものすごい音量で流れていて、胸に響く。爆音状態のカラオケボックスに居るような感じ。カラオケが嫌いな理由の1つがこの胸に響くような音が苦手だからなんだけど、まさにその感じ。

 『これは早々に退散した方が無難だ』と思ったけれど、帰るタイミングが見つからない。結局、どのくらいまで居たのか分からなかったが、バーを出たのは23時を過ぎていた。

 もっと英語が喋れれば、もっと楽しく飲めるやろうに… それでも英語だけは喋れるようになる気がしないんよなぁ~ やっぱ英語圏じゃない国の方がいいかも…

 <世界遺産85個目(文化遺産75個目)>・・・ヴォルタ州、グレーター・アクラ州、セントラル州、ウェスタン州の城塞群
 ・ケープコースト城
  ケープコーストの中心部。学割で7セディ+カメラ代2セディ。ツアーで回る。ツアー前後に自由に見て回ることはできる。
 ・セントジョージズ城(エルミナ)
  ケープコーストからエルミナまでシェアタクシーで約15~20分。ケープコーストのCommercial StのBarclay Bankの1本北の通りを西に進み、1つ目の交差点を左折したところにエルミナ行きのシェアタクシーが並んでいる。
  学割で7セディ+カメラ代2セディ。ツアーで回る。ツアー前後に自由に見て回ることはできる。

 <今日の移動>ケープコースト→エルミナ→ケープコースト
 ・ケープコースト→エルミナ
  シェアタクシー。約20分。1.1セディ。
  エルミナ行きのシェアタクシーは、Commercial StのBarclay Bankの1本北の通りを西に進み、1つ目の交差点を左折したところに並んでいる。
 ・エルミナ→ケープコースト
  トロトロ。約20分。0.75セディ。
  エルミナのセントジョージズ城の前の道路付近でシェアタクシーかトロトロを捕まえることができる。

 <宿泊地>バオバブ・ハウス(Baobab House) トリプル 18セディ(約10ドル)
 詳細は昨日と同じ。
 トリプルをドミ扱いで使用。1人18セディ。ただ、同室の南アフリカ人は20セディ払ったっぽいので、値段がよく分からん。

 アフリカでは更新が滞りがちになりますが、励みになるのでクリックしてやって下さい。できれば2つとも…v(^o^)v
人気ブログランキングへ にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
無理っす (マサ)
2012-04-29 08:57:27
自分も外人さんとつるまないのはやはり英語が話せないから
大体話はじめて5~10分後には英語のネタがつきて沈黙になっちゃいます

しかし可愛い子の写真がないのは痛いですな~(笑)
返信する
Unknown (ショビタ)
2012-05-01 19:41:45
>マサさん
同じっす。
5~10分はもつけど、それ以降は会話に困る。

やっぱりカメラは持ち歩かんとダメっすね~
オランダ人にもあんなに可愛いコが居るんだと見直しました(笑)
返信する

コメントを投稿