波乱の海をぶじ目的地へ

現世は激しく変動しています。何があるか判りませんが、どうあろうと、そんな日々を貧しい言葉でなりと綴っていけたらと思います

探梅行 コント

2019-04-12 23:49:48 | コント



探梅行
ひよわな男
したがえて
それでも梅は
けなげに七輪
なかに一輪
クレナイ光る
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上の文章は、探梅行の後、
社内報に載った

探梅行に同行した二人の同僚が
会社が退けた後、居酒屋で会っていた。。
「ひ弱な男したがえて、だってよ」
「いいじゃないか、そのくらい書かれたって。
探梅行の後、次長なんか、奥さんに責められて
大変らしいよ。奥さん、来年は自分も参加すると
いいだしたとか。次長は探梅を指揮したんだから、
何回か電話もあったんだろう、一輪のクレナイさんから。
彼女は登山のベテランでもあるし、ピッケルも自在に
使えるから、用心棒としても頼もしいなんて、
次長は言っていたからね」
「メンバーが増えていくのは、いいことじゃないか」
話を聞くだけだった、同僚が言った。
「ピッケルを振り回すようなことに、ならなければいいがね」