各世代が楽しむ沖縄の歌(2006年4月11日)
各世代が楽しむ沖縄の歌―老の世代―
沖縄民謡CDの手持ちは今のところ2枚。いずれも石垣島へ旅行した時に例により購入したご当地もの。「八重山からの民謡」と「浮遊人」。二枚とも八重島の民謡。
特に「浮遊人」は海人でもあり、「老」の代表選手:「さいら」のお気に入り。しかし、このCDはローカルなのであろう。アマゾンの商品検索では名前も出てこない。
各 . . . 本文を読む
超ジャズ入門(2005年10月8日)
ここの記事は最近「入門書」ばかりである。恥ずかしいが、仕方がない。入門書だけ読んでいるのではないが、他の本はどうも感想は書きにくい。と言う訳で、暫くは入門書シリーズになるかも。
ジャズ入門書は数々有れど、この本にまさる入門書はない。但し、読んでジャズが好きになるかどうか保証できないのは他の入門書と同じ。むしろ、「ジャズを嫌いになれ、なれ」と嗾けているよう . . . 本文を読む
五冊の岩波新書(2005年9月26日)
学生時代に岩波書店の本しか読まなかった様に思う。雑誌「世界」・新書・全書・文庫。戦前・戦中・戦後を生きながらえた、取り様によっては節操がない出版社と言えるが、まず岩波書店であった。
その中で印象に残っている五冊の新書がある。勿論内容はすっかり忘却の彼方であるが、読んだことだけは忘れることがない新書である。今日はそれらを列挙だけしてみようと思う。新書とい . . . 本文を読む
ます(2005年9月10日)
シューベルトが作曲したピアノ五重奏の「ます」と言う曲があります。さかなの「鱒」です。 漢字変換の第一候補で出て来る「升酒」の「升」ではありません。鱒が清流を泳いでいる様を表現したきれいな曲です。
「さいら」は疑問を感じました。 滋賀県醒ヶ井の「養鱒場」へ「鱒」の確認に行きます。そこで、「鱒」の顔を見ます。 やっぱり獰猛な顔をしてるんですね。 体型もそんなにスリ . . . 本文を読む
バナナ・ボート(2005年9月10日)
バナナ・ボートは曲名である。「DAY―O」とも言う。後者の方が正式な曲名かも知れない。浜村美智子が1950年代の後半に歌って、日本全国で大ヒットした曲である。その「バナナ・ボート」は「ハリー ベラフォンテ」の「DAY―O」を今にして思えばカバーしたものである。
浜村美智子と言ってもご存じない方が多いかも知れない。「カリプソ娘」と言われ、長い髪の毛、野性 . . . 本文を読む
サラ ヴォーン(2006年9月10日)
サラ ヴォーンはジャズ・ヴォーカリスト。ジャズCDは時々聞くが、ヴォーカルのCDは一枚もなかった。ジャズはヴォーカルから入るのも近道という解説書もあるが。やはり、好みとして、トランペット、サキソフォン、ピアノ等の楽器演奏の方が如何にもジャズらしくて思えて、ヴォーカルは聞いてみる機会がなかった。どうも、ヴォーカルがないのがジャズ、ヴォーカルは刺身のツマと考 . . . 本文を読む
さくらんぼ(2005年9月10日)
時季外れになりますが、サクランボの話題を二つ。訪問先で頂いたデザートは「さくらんぼ」。お中元の頂き物とかで、山形産でなかなかの美味です。見かけも味も米国産のさくらんぼとは全く違います。さくらんぼは、やっぱり国産?しかし、原木は米国から輸入され、日本らしく美味しく上品に品種改良されたものです。
さくらんぼの英訳はチェリー。と言うよりはチェリーの和訳が「さくら . . . 本文を読む
1960年前後の頃、高校生の時です。
今までと全く違う「ジャズ」がラジオから聞こえて来ました。
単なる賑やかさとか悲しさとは全く違う「気怠さ」が延々と続くるジャズ。
「さいら」にはそう聞こえたのです。
真夏の京都の蒸し暑い夜に、これが聞こえてくるのです。
丁度その頃ですが、米国では黒人の公民権運動が盛んに行われていて、時には暴動を誘発するケースも報道されていました。
彼らの社会に対するやる . . . 本文を読む
私の場合は「単に」聞くだけです。決して「聴く」と言える代物ではありませんし、ジャズについて評論し、語ることも余り有りません。
そうすることは、ジャズの知識がないだけでなく、少し重たすぎます。
「気持ちの上」でのジャズとの出会いは古いです。
戦後、ラジオでは元気づける歌謡曲やジャズも流れていました。どちらも賑やかこの上ないのですが、当時流れていたのはデキシーやスイングと言われる分野であろうと今 . . . 本文を読む
この本は1991年に宇宙理学委員会で計画承認され、1998年に打ち上げられた火星探査機「のぞみ」の2003年までの顛末をルポ風にかかれたものである。総額160億円のビッグプロジェクトである。
日本のロケット開発というと糸川博士の「ペンシルロケット」を思い出す。
映画館で、ニュース映画で見たものである。ロケットは垂直に飛ぶものと子供心に思っていたが、水平に飛び、障子紙のようなものを次から次へと破い . . . 本文を読む
図書館の蔵書検索(2005年9月8日)
この項は読書感想ではありません。カテゴリ「読書」のタイトルが未だ少ないので、このカテゴリに入れました。「読書」の準備段階と言える図書館の「蔵書検索」の話です。 「さいら」は、現役の頃は本と言えば、読む・読まないは別にして「とりあえず買う。」と言う不思議な癖がありました。しかし、リタイヤーした今となっては、本は「図書館」が頼りです。現役の頃も図書館通いはし . . . 本文を読む
日本人の歴史意識ー「世間」という視角からー(2005年9月7日)
書名の中の「歴史意識」という言葉が馴染めないが、帯に「日本人にとって歴史とは何か」それと副題の「世間」の言葉にひかれて読み始めた。
「世間」という言葉は私のの成長期には何時も母親から言い聞かされた言葉である。「そんなことは世間では通じないよ。」「世間様が見ているよ。」「世間体が悪い。」等々、一言私のの行動・言動に注意する時或い . . . 本文を読む