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高齢者になっても、ヒマ・ひま・暇やはり暇

高齢者「さいら」ブログ。リタイヤーから、晴れて高齢者の仲間入り。店名をマイナーチェンジ。内容は以前と同様雑他。

バナナ・ボート

2005年09月10日 | 本と音楽の話題
バナナ・ボート(2005年9月10日)

 バナナ・ボートは曲名である。「DAY―O」とも言う。後者の方が正式な曲名かも知れない。浜村美智子が1950年代の後半に歌って、日本全国で大ヒットした曲である。その「バナナ・ボート」は「ハリー ベラフォンテ」の「DAY―O」を今にして思えばカバーしたものである。
 浜村美智子と言ってもご存じない方が多いかも知れない。「カリプソ娘」と言われ、長い髪の毛、野性的な顔立ちで一時を風靡した歌手であった。テレビに出ない日がない位毎日毎日「ディーオ ディーオ」と聞かされた。そのちょっと変わった曲を
「さいら」もよく聞いたものであった。
 ところが、ある日、テレビで「ハリー ベラフォンテ」のショーをしていた。日本でその曲が大ヒットしたので日本での興業となったのであろう。「エンターテイナ」なんて言葉も当時は知らないが見ている内に、その素晴らしさに引き込まれていく。
最後だったと思うが、その「バナナ・ボート」を歌った。
 その歌い方も舞台を全て使って、汗だくになりながら、歌うのである。浜村美智子のバナナ・ボートとは旋律は同じでも、似ても似つかぬ曲であった。これは浜村美智子がチャラチャラ歌う曲ではない。「これが『バナナ・ボート』だ。」と思った。
「仕事の歌」だったんだ。
 その英語の歌詞は全く正当な英語ではない。

「日が昇ると、家に帰りたくなる。
夜中ずっとラム酒を飲みながら
バナナを船に積み込んで疲れ果てた。
どれだけ積み込んだかちゃんと数えてよ
6フィート、・・・8フィート
日が昇ると、家に帰りたくなる。
本当に帰りたくなる」


これは訳ではないが、大体そう言う曲である。6フィート、8フィートは英語の歌詞では6foot、8footとなっていて何となく1footずつ疲れた身体で積み込んでいく姿が目に見えるように思う。初期のジャズにも同じように疲れ切った身体を歌い上げていると感じることがある。

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