札幌高裁も「違憲」=無効請求は棄却―1票格差訴訟

2013-03-07 20:26:09 | Weblog
札幌高裁も「違憲」=無効請求は棄却―1票格差訴訟
時事通信 3月7日(木)14時37分配信

 「1票の格差」を是正せずに実施された昨年12月の衆院選は違憲として、弁護士らのグループが北海道3区の選挙無効を求めた訴訟の判決で、札幌高裁(橋本昌純裁判長)は7日、選挙は違憲と判断した。選挙無効の請求は棄却した。違憲判断は6日の東京高裁判決に続き2件目。
 橋本裁判長は昨年の衆院選について、最高裁が「違憲状態」とした各都道府県に1議席を割り振る「1人別枠方式」に基づく選挙区割りで行われたと指摘。最高裁判決から選挙まで1年9カ月の期間があったことを挙げ、「憲法上要求される合理的期間内に是正されなかった」として、違憲と判断した。
 ただ解散前に、小選挙区を「0増5減」する格差是正関連法が成立したことから、「何の立法的措置も取らずに放置したわけではない」などとして、選挙を無効とはしなかった。 

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