朝っぱらから、熱海駅をうろちょろしていた理由はダイビング。
行き先は、伊豆下田だ。
昨年から始めたダイビングは、私の「趣味」の代表格にのし上がった。
とはいえ、頻繁に行けるものでもないので、本日が2005年の初ダイブとなった。
考えてみると、ダイビングと言うスポーツ(?)は結構大変だ。
お金はかかるし、機材は重い。場所と季節だって選ぶ。
準備と後片付けも、面倒くさい。
けれども一旦潜ってしまうと、後先の大変さを忘れさせてくれる景色がある。
それも毎回でなく、気まぐれに。
夏の伊豆は透明度が低くて、せいぜい10mくらいしか見えない。
更に今日は天気も悪く、水温も低かったので、本当に寒かった。
1本目を終えて、魚も殆ど見られず、代わりに大の苦手のウツボばかりが大勢ニョロニョロしていたので、もう帰ろうかと思ったくらいだ。
しかし2本目。
条件はあまり変わっていないけれど、寒さを忘れる景色に遭遇した。
それはトビエイの大群。
20匹くらいはいただろうか。
彼らは本当に優雅に、水面近くを飛んで行った。
視界が利かないので、見えたのは凧のようなシルエットだけ。
背景も、沖縄のような紺碧ではなく、緑がかって濁った海だ。
けれども、陰だけが羽ばたきながら、頭上を通り過ぎて行く様は妙に幻想的で、私は泳ぐことも忘れて、ただ浮かびながらポカーンとそれを見送った。
そして私の足下には、これまた前回には見られなかった、小さな魚が群れを作っていた。
折しもそのダイブは私のTotal 20本目の潜水。
19本目は辛かったのに、記念の20本目でこんな景色が用意されていた不思議さに、改めて驚いている。
全てのあと片付けを終えて、出発する段になって雨が降り出した。
帰りの熱海駅で、ちょうど来た新幹線は、雨による運休前の最後の1本だった。
幸先の良い、2005年シーズンのスタート。
今回は、人よりエアの消費が早くて、迷惑をおかけしてしまった。
今後は呼吸のペースを戻すことと、このブログに載せられるような水中写真を撮ることを目標にしたいと思う。
次回は再来週。
よい景色に出会えますように。
行き先は、伊豆下田だ。
昨年から始めたダイビングは、私の「趣味」の代表格にのし上がった。
とはいえ、頻繁に行けるものでもないので、本日が2005年の初ダイブとなった。
考えてみると、ダイビングと言うスポーツ(?)は結構大変だ。
お金はかかるし、機材は重い。場所と季節だって選ぶ。
準備と後片付けも、面倒くさい。
けれども一旦潜ってしまうと、後先の大変さを忘れさせてくれる景色がある。
それも毎回でなく、気まぐれに。
夏の伊豆は透明度が低くて、せいぜい10mくらいしか見えない。
更に今日は天気も悪く、水温も低かったので、本当に寒かった。
1本目を終えて、魚も殆ど見られず、代わりに大の苦手のウツボばかりが大勢ニョロニョロしていたので、もう帰ろうかと思ったくらいだ。
しかし2本目。
条件はあまり変わっていないけれど、寒さを忘れる景色に遭遇した。
それはトビエイの大群。
20匹くらいはいただろうか。
彼らは本当に優雅に、水面近くを飛んで行った。
視界が利かないので、見えたのは凧のようなシルエットだけ。
背景も、沖縄のような紺碧ではなく、緑がかって濁った海だ。
けれども、陰だけが羽ばたきながら、頭上を通り過ぎて行く様は妙に幻想的で、私は泳ぐことも忘れて、ただ浮かびながらポカーンとそれを見送った。
そして私の足下には、これまた前回には見られなかった、小さな魚が群れを作っていた。
折しもそのダイブは私のTotal 20本目の潜水。
19本目は辛かったのに、記念の20本目でこんな景色が用意されていた不思議さに、改めて驚いている。
全てのあと片付けを終えて、出発する段になって雨が降り出した。
帰りの熱海駅で、ちょうど来た新幹線は、雨による運休前の最後の1本だった。
幸先の良い、2005年シーズンのスタート。
今回は、人よりエアの消費が早くて、迷惑をおかけしてしまった。
今後は呼吸のペースを戻すことと、このブログに載せられるような水中写真を撮ることを目標にしたいと思う。
次回は再来週。
よい景色に出会えますように。