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ハーモニカな日乗

すばら式ハーモニカライフ、ガーデニングなどその他日常雑多を綴る。

郷土史研究など

2025年04月11日 | どうでもよい話
郷土史研究
草加市に50年近く住んでいる。花見であちこちに出掛けて行くと川べりにいくことが多い。川の流れを見ているとどっちに流れているのか上流下流の違いが分からなくなる。
理由は潮の干満。草加市近辺の川は中川綾瀬川毛長川があり海から20kmも離れているにもかかわらず潮位は1m程度差がある。満潮だと流れは下流から上流に向かってぐんぐんさかのぼって流れていく。この流れはかなり早い。
余談だが池波正太郎の時代小説『剣客商売』を読んでいると秋山小兵衛の居宅は「大川(墨田川)・荒川・綾瀬の三川が合する鐘ヶ淵をのぞむ田地の中の松林を背に在った」とある。
テレビドラマでは小兵衛は後添いの若い女房こはる(小林綾子)に「ちょっと舟を出してくれ」というシーンが出てる。そんなに簡単に舟を操れるものなのかと疑問に思ったものだ。のちに潮の干満を熟知しておれば舟で往来することもたやすいことが分かった。潮の干満時の流れは相当に早いのだ。
時代劇ドラマで雲霧仁左衛門も務めをを終えて千両箱を積んだ舟で火付盗賊改長谷川平蔵を振り切るのもこの潮の干満がポイントかななどとドラマを見ながら思いを巡らせている。
こんなことを書こうと思ったのは昨日(10日)綾瀬川沿いにある桜の名所・札場河岸(ふだばがし)公園に桜を見に行ったことがきっかけ。札場河岸とは川舟の荷物を積み下ろしをする船着き場のこと。

その帰路草加市立歴史民俗資料館を見学してきた。


江戸の町は究極のリサイクル都市だったと言われる。江戸近郊の農家は江戸市中の下肥を買ってきて農作物を生産していたとのこと。
草加宿模型 周囲は見渡す限り田んぼだ。

草加市郷土史資料館には川舟の実物が展示されていて下肥の桶もあった。
肥桶


長年の疑問も氷解した。

大河ドラマ「べらぼう」を観ているといろんな小説と登場人物が重なる。『』剣客商売』の主人公剣客秋山小兵衛は時の老中田沼意次とは昵懇の仲なのだ。長谷川平蔵が出てきたなら大盗賊雲霧仁左衛門は出てもいいよね。鳥山検校の金蔵も狙われて不思議でない。観月ありさ演じる札差も千両箱を盗まれたのだから。
時同じ江戸時代となるとも舞台も江戸市中となるとテレドラマの登場人物が重なるため頭の中がごちゃ混ぜになってかってに面白がっている。池波正太郎の小説は蕎麦屋で日本酒をキュッとやるところが粋な場面だ。蕎麦屋で一杯やるのが憧れだった。江戸時代の居酒屋は現代の居酒屋とほぼ同じ形態のようだ。
ところで日曜18時からのBS1の「べらぼう」が終わった後時代劇ドラマ「あきない世傳(せいでん」)」は小芝風花が主演。「「べらぼう」14話では蔦重と瀬川がハッピーエンドとなるはず。その瀬川が吉原から立ち去ってしまった。もう小柴楓花さんの艶姿が観られないのが淋しい瀬川ロスだ。「あきない世傳」はなかなか良いドラマ。小芝風花さんの素敵な着物姿が存分に拝める。瀬川ロスは解消です。



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