ハーモニカな日乗

すばら式ハーモニカライフ、ガーデニングなどその他日常雑多を綴る。

第29回東武沿線ふれあいハーモニカコンサート

2018年04月28日 | ハーモニカ
4月28日(土)、大型連休初日は春恒例の第29回東武沿線ふれあいハーモニカコンサート。

場所は栃木県壬生町城址公園ホール。
緑が鮮やか。ツツジがきれい。


いいホールですね。

18団体が参加。キャパ1000人のホールはかなり埋まっていましてビックリ。幹事の栃木県ハーモニカ協会や後援の壬生町などが力を入れてくださったおかげです。




ぼくらは電車で行ったのですが、乗り換えが2回あって約2時間。舞台リハが終わって、控え室でひと通り音出ししたら「お腹すいた」と昼前ですがお弁当をぱくつく。もう遠足気分です。
注文しておいたお弁当はおしゃれで豪華。ローカルに来るとお弁当もこんなに安くて美味しいのかと一同感心しきり。

ぼくら草加ハーモニカソサエティーは「ブンガワンソロ」、「ジェームスボンドのテーマ」と「ロシアより愛をこめて」のメドレーを演奏。コードハーモニカが代役の代役になるなどアクシデントがあり、はたまた菊川先生不在というなか、上々の出来でした。
クロマチックハーモニカのサークルはぼくらだけ。客席の評判もよかった模様。きれいな旋律を奏でるという点で複音オンリーの中ではクロマチックは目立ちますが、選曲・アレンジがよかったからだとも思います。自画自賛かな。


珍しく団体の演奏を最後まで聴きました。
たとえば「あざみの歌」などよく知られた歌で“演奏の出来が良い”と、客席から自然に歌声やハミングが湧いてくるんですね。聴き手は正直です。


団体演奏の最後は、6歳くらいから12〜13歳くらいの「壬生少年少女合唱団」による壬生特産かんぴょうの歌(北原白秋作詞)や宇都宮市に疎開しここで亡くなった野口雨情にちなんだ歌「七つの子」「あの町この町」など、そして女声コーラスの「コール響」が加わっての「ふるさとは今もかわらず」「乾杯の歌」。素晴らしい! 

いい締めくくりでした。

このイベントの模様はもうYouTubeにアップされています。

第29回東武沿線コンサート


54分35秒あたりから草加ハーモニカソサエティーが登場します。



来年の開催地は春日部市です。

桜を観に北へ

2018年04月22日 | 旅行
遅い桜を見たいと秋田山形に出掛けました。

思い描いていた通りの桜が観られて言うことなし。

秋田県にかほ市象潟。松尾芭蕉も奥の細道の道中、わざわざ足を延ばして眺めた九十九島(当時は海に浮かぶ島でした)と鳥海山。




残雪に輝く鳥海山と満開の桜。にかほ市金浦・勢至公園。




実はこの池の周りを車で巡れるのですが、老人ホームやデイケアセンターのマイクロバスがひっきりなしにやってきます。実は地元でも地方でもどこでもそうなんです。やっぱりこの季節、桜を観たい。ボクも同じ、分かるなあ。



翌日、山形県天童市天童公園(舞鶴山)。



この時期、ここは人間将棋で有名です。こちらのソメイヨシノは少し散り始め。濃いピンクのしだれ桜があってきれいでした。訪れたのは金曜日。地上の将棋盤で、明日・明後日(土日)のイベントのためのリハーサルが行われていました。







いま、ボクのマイブームは将棋。桜前線は秋田に入っていましたが、調べてみると山形も間に合いそう。「帰路に天童公園に寄れる」と急に思い立ったわけです。この公園、20年ぶりです。そのときは6月の平日、駅から歩いて舞鶴山の急な坂道をエッチラオッチラ登ったけど沢山の桜の葉が茂る頂上の広場には誰もいませんでした。桜の咲く時期にいつか来たいな、との願いがやっと叶いました。


天童駅から臨む舞鶴山。



駅横の物産センターに寄ったら、天童が生んだプロ棋士、島田八段がおりました。


アニメ「3月のライオン」の中の話ですが、観光情報物産センターの案内のひとには「お、島田八段」と言っただけで通じた。なんだかうれしい。

中学生でプロ棋士になった主人公・桐山零くん(高校3年、五段)がいないところがミソかな。
いま、将棋界では中学2年でプロ棋士になった藤井聡太六段(現在高校1年)が快進撃、大リーグでは大谷翔平選手が二刀流で大活躍。現実がマンガを超えてしまっています。

交流館があって、入り口に左馬。
馬は右から乗るとつまづいて転ぶ習性があり、元来左から乗るもの。左馬は長い人生をつまづくことなく過ごすことができ、むかしから福を招くめでたいもの、商売繁盛の守り駒となっているという。
なるほど! いや、最近のボクは歩いているだけでつまづく。縁起がいいので、値段の安い左馬のペン立てを買った。




皆さん将棋を指していました。ボードには本日行われている名人戦第2局の局面がありました。やはり天童です。(64手目あたり。結果は佐藤名人の勝ち、1勝1敗)



ここで、これからプロ棋士の解説があるとのこと。聴きたい、帰りたくない。後ろ髪を引かれる思いで車を走らせたのでした。天童から自宅まで370キロ、5時間。

来年はこの時期、富山、金沢、福井・丸岡城に行きたいと考えています。

ワッシー来日25周年ライブは大盛況でした

2018年04月17日 | ワッシー
4月14日(土)はワッシー来日25周年記念ライブに出演しました。

会場の草加・アコスホールは300人のお客さんで満席。さすがワッシーです。
席の横にはテーブルがあって飲み食いは自由。出店もあってお酒は相当さばけた模様。
ワッシーらしいリラックスした、楽しいライブでした。



カンパーイ!


25周年おめでとう。思い起こせば2004年6月、地元の谷塚に出来たライブバー「モント」に藤原隆行さんのハーモニカライブを聴きに行って、ライブが終わったあとのバータイムにワッシーがひょっこり現れ、テーブルの向かいの席にすわって「こんばんは」とひとなつこく話しかけてきたことがそもそもの始まりでした。
ですから、この日来場したお客さんもその大半は居酒屋で、この調子で知り合った人だと思っています。



15時30分開演、予想通り時間は押しに押して終了20時40分。5時間超のロングランライブ。
プログラムは、ワッシー・ルーツバンドをメインに、彼のドラム・カホンの生徒さんとのコラボ、ピアノやギター弾き語り、ロックバンドが2つ、フラダンス、新舞踊、ワッシーの師匠富士松菊三郎さんと新内三味線の共演、そしてボクのハーモニカなどなど、バラエティに富んだもの。次は何が出るのかプログラムでは出演者しか書いていないので、始まってみないと分からない。それがワッシーの狙いでもあったようです。






ワッシーはこのほど師匠から「富士松菊和志」(ふじまつ・きくわし)という名前をいただき襲名。本日はそのお披露目でもありました。


襲名記念の花束贈呈。菊三郎師匠へ渡しているのはボク。



ボクはというと、ワッシーバンドのピア二スト・ヒロミさんと彼女の息子コウタさん(小さい頃からワッシーの生徒)のドラムをバックに演奏。



持ち時間15分。4曲演奏。うち1曲はfuyoyoさんとデュオで「太陽がいっぱい」。


他2曲も懐メロ。年齢高めの客層ゆえ抒情的なメロディーは好評だった様子。これは嬉しい。ロックバンドの後ということもありそう。最後の曲は「ブルーゼット」。ピアノ伴奏がある絶好の機会、発表会のつもりで挑戦しました。今回はステージ上の音響が良くて、吹いていて気持ち良く、気分は最高でしたね。

今回は緊張はしましたけれど、けっこう落ち着いて演奏出来たことが収穫。ドイツのFIHでボロボロになった経験が生きたと思います。ドイツでは不安が先に立っていましたから。

5月の和谷ファミリーの発表会はドイツと同じ曲。今度は同じ轍を踏まずにやりたいと思っています。

第23回ボランティア

2018年04月09日 | ボランティア
4月7日(土)はハーモニカウインドとして、2ヶ月ぶりのボランティア。



今回は諸々の事情からfuyoyoさんと2人だけ。
なので、全体の曲数は同じでもハーモニカを演奏する出番がいつもの倍。

幸いかなボクは4曲のうち3曲は、4月14日(土)にあるワッシー来日25周年記念ライブの予行演習を兼ねる事が出来ました。

また、fuyoyoさんのウクレレ伴奏で、「北の国から」の中の「蛍のテーマ」をギターインストでやり、引き続きハーモニカで「北の国から」を吹くというメドレーを楽しんだり。


fuyoyoさんは越路吹雪さんの曲やリクエストのあったイルカの「雨の物語」(スリーフィンガー・ピッキングが難しかった)、そしてボクがリクエストしたグノーの「アヴェマリア」ということで、まあ、振り幅の大きい選曲でしたね。

ギターをずいぶん練習しなくてはなりませんでしたが、ギターってすぐ手にとって弾けるので(弦を緩めず張りっぱなし)、温めて体を慣らしてからでないてエンジンがかからないハーモニカの練習より手軽でいいな。

また、歌声コーナーでボクはギターを弾きながら歌って皆さんをリードするわけでして、歌の練習を毎日してました。
散歩の時は、人通りの少ない道を歩いて発声練習をしたり。歌も毎日歌っていないと高い声が出ません。
折しもNHKでオペラ歌手の島村武雄さんの『NHKまる得マガジン 好感度アップ! 世界的オペラ歌手に学ぶいい声トレ』という番組がありまして、声帯をそう響かせるといい声になるのかと、大変参考になりました。それは、腹式呼吸はもちろんのこと、口の中の開き、軟口蓋を後ろにとか、ハーモニカにも通ずるところがあったりするんですね。

歌については、熊谷に住むハモ友のRAKUSAIENさんとSkypeで2〜3週間に一度、おしゃべりをしているのですが、最近の話題の中心は、彼がいま習っている「日本の抒情歌を歌う会」のこと。

その会では、藤原歌劇団に所属する先生が70代、80代の人に本格的に抒情歌の歌唱指導をしているのですが、声の出し方、歌詞の意味を理解してこう歌いましょう、なんて真剣に教えてくださるという。年寄りにそんなに真剣に!と感動しました。

今日はこの曲をこんなふうに教えてくれた、という会話をしているわけですが、そう解釈すると音楽が生き生きとしてくるだろうな、ボクも習いたいくらい、などなど…。
そんなわけで、歌もけっこう楽しいものです。

じゃあ、ハーモニカはやっているかというと、ワッシーライブで4曲(うち1曲はfuyoyoさんとのデュオ)、5月5日は和谷ファミリーの発表会に出るので、そっちも地道に練習しています。それがあるので、なんだかそわそわしている毎日でもあります。


あと、草加ハーモニカソサエティーでは、4月28日は東武沿線ハーモニカコンサート、5月3日は埼玉県ハーモニカ協会交歓会とイベントが立て続けです。