ハーモニカな日乗

すばら式ハーモニカライフ、ガーデニングなどその他日常雑多を綴る。

肺の周りが痛い

2014年02月23日 | ハーモニカ
先週日曜日、和谷先生のレッスンを受けたところ、寝ていると肺の周りというか、背中や脇が痛いのです。翌日も、その翌日も。

まるで筋肉痛のような・・・。

ハーモニカをオクターブや6度、ドレミファやソラソラと繰り返すなど、これでもかというほど思いっきり吹き吸いさせられたので、肺がこれ以上広がらない、ふくらまないよ、となったんだろうか。

肋骨の間が痛いんですね。こんなの初めて。
1週間経って痛みは収まりましたが。

まあ、そのことによって、肺がふくらんで横隔膜を押し下げ(あ、恥ずかしながらボクは8年くらい前まで横隔膜って字の通り、腹の横にあると思っていましたから)、腹の後ろに張りを感じながら、下腹で押し出すように吹く感覚を再認識したわけですが、しかしこれを繰り返すと結構きついですね。息も絶え絶え。若いころのようにカラダの柔軟性がないからなのか、なんか悔しい。

また、オクターブでドレミファを吹くとき、レからミに移るところがぎこちなくなる。舌の当て方が悪く、舌にむだな力を使っている。あと口の幅が狭いのがちっとも直っていない。この矯正が目下の課題。


フルートの教則本に「フルーティストの日常の学習は、ほぼスポーツ選手の訓練に比べられる」とありました。ハーモニカに置き換えても同じでしょう。

ソチオリンピックで、選手たちはこれほど訓練をして戦っているというのに、わたしはテレビを見てしまい、ロクに練習していない。辛い訓練を避けて来たとつくづく思います。仕事が忙しかったから、疲れているから・・・、理由はいろいろ・・・。
今頃反省しても遅いけど、いやまだなんとかなると思って“少し”ガンバロウ。

雪の日の連帯感

2014年02月15日 | ハーモニカ
2週連続の大雪でしたね。

福島の実家に電話をかけたら土曜夕方で50センチくらいだと。ハウス大丈夫と訊いたら、先週の雪でひとつ潰れたという。

ぼくのところは先週より少し多い30センチくらい。そんな大雪のあとの土曜日、豊春のデイケアセンターでかずんさんとボランティア演奏をしてきました。

ボクはこんな大雪の日にいったいデイケアセンターに来る人がいるのか、「常識的には中止だよね」なんて思っていたら、あにはからんや、かずんさんから「中止の連絡がない限りやるんです」との返事が。

訊けば、今日は来られるかセンターが確認してバスで出迎えているんですね。9人いらっしゃると。みなさん、楽しみにしてらっしゃるのです。しかし職員は雪のため半分の方がお休みだったそう。ふつうはそうですよね。

で、雨になって水分を含んだ雪で足元がぐじゃぐじゃの道を、アンプ担いで行ってまいりました。

我々もガッキーさんが雪で来られないということで、本日はかずんさんとのデュオと相成りました。



アンプはボーカルだけ少し持ち上げたのみ。ギター、ハーモニカは生音。
日頃、マイクに頼らないことを耳にタコができるくらい言われているので、いい機会だと思いましたね。

でも、少人数の方に聴いていただくのも、なんか距離感が近くて、いい感じなのです。
これは雪の日の、大変ななか、来ていることと関係があるんだろうか、なんて思ってしまいます。
職員の方もノッて盛り上げていただきまして、これまでになく元気な、楽しいボランティアになったのです。
不思議ですね。
演奏が良かったから?
いいや、思ったより上手く行ったのは確かですが、たいへんな日の“連帯感”のようなものでしょうか。

帰宅したら、斜め隣の家の人が雪かきをしていて、ボクも家の前の雪かきを開始。雪かき、これも連帯感、ありますね。
しかし雨の後なので雪が重い。腰が・・・。


社会科見学

2014年02月07日 | どうでもよい話
先週の日曜日、佐賀市への出張を終え時間が出来たので、昨年から大評判になっている武雄市の図書館に行って来ました。
吉野ヶ里遺跡にしようか迷いましたが、結局、旬の話題であるこちらの方を選択。



濃霧で電車が大幅に遅れ、居れたのは1時間強。(泣)

噂に違わず、日曜日とあって、駐車場は満杯。館内もいっぱい。スタバも空席なし。老若男女、ファミリーと、来場者は幅広いですね。

館内に入ると、茶系の濃い、シックなデザインの天井の高い空間はいい感じであります。棚の中に入っていくと、部屋が小さく仕切られ、閲覧室も多くて、居心地がすごく良さそう。


本って、棚にびっしり入っていると圧迫感があって息苦しいことがありますが、ここは不思議とそんな感じはしません。
おしゃれです。
なんだかここにいると、今までと違う「知的な自分がいる」ような錯覚に陥ります。(すぐに知的な人間になれないんだけれどね(^^;) ) 



1階入り口は正面と横は書店部分で、最初は分かりにくいですが、慣れれば図書館部分との違和感はありません。レジもレジらしくなく、自販機を利用して借りたり買ったりも出来ます。検索はiPadで。調べてみた。400万部となった「永遠のゼロ」。貸出は単行本が2冊。1冊は貸し出し中、もう1冊は準備中。販売は「在庫あり」表示。要は、買ってね、ということですね。それでいいと思います。(笑)

2階からみた光景。カッコいいです。撮影禁止とあったけど、撮っちゃいました。

ここの一番の特徴は、図書館部分の本であれ、書店部分の本であり、入り口右のスターバックスで飲み物を飲みながら読んでよい、ということです。


書店コーナーではとくにムックが充実しています。
この日は2月に入ったばかりなのに気温20度という春の陽気。スタバのテラスで本を読むカップルが何組も居て、東京でもなかなかみられないナイスなシュチュエーションです。デートコースとして彼氏の得点がアップするんじゃないかと。



賛否両論あるこの図書館ですが、これほど人をいまなお集める、ということ。ローカルでこれはすごいことでしょう。
「本には人を呼ぶ力がある」んだと思います。昔、いや今もそうかな、新しい商業集積ができると、真っ先に書店に出店の声がかかると言われましたからね。
しかし、新刊書まで、かくも自由に読んでよいとなったら、ボクなら滅多に買わないな。だって、ここは公設知的レジャーランドですもの。わざわざお金を出して持ち帰らなくても、「また来ようっと」となりますね。