ハーモニカな日乗

すばら式ハーモニカライフ、ガーデニングなどその他日常雑多を綴る。

合宿終了

2015年09月28日 | ハーモニカ
9月25日(金)~27日(日)の3日間、コアさん主催の夏のハモニカ学校でした。

定宿だった川正旅館が廃業となり、同じ愛川町の大進館という割烹旅館に変わっての開催。



今回は貸切ではなかったので練習会場が少なく、音出しも夜11時までと、何かと不自由。これまでが恵まれていたんですね。


参加人数28人。男性12人、女性16人。ボクより年齢が上の方も多い。ですが意欲は満々。

今回のテーマは、全体を二手に分けた大アンサンブル、五つに分けた小アンサンブル(何れも4声)で、最終日に発表会を行うこと。

曲は両方ともポップスだけに、クラシックとはリズムが違い、なかなか大変。小アンサンブルは実力伯仲。和谷先生の組み合わせは絶妙です。
それぞれの組長さんは仕上げるのに冷や汗ものだったでしょう。お疲れ様でした。

事前に曲とパートは決めてあっても、初めての組み合わせで、しかも少ない時間で合わせようというのですから、初日のときはいったい仕上がるのかと思ったほどでした。二日目も最初は怪しかったけれど、食後の空き時間も練習しているうちにだんだん呼吸が合ってきまして、アンサンブルの楽しさが感じられるまでになってきました。

二日目からは稲川有徳さんが参加しまして、上級クラスの指導と大アンサンブルの指揮をしていただきました。
大アンサンブルは16分音符のシンコペーションが多く、ノリが難しかったのですが、指導は的確。さすがです。

合宿の楽しいところは同部屋になった人とのハーモニカ談義もその一つ。
毎朝、ハードバッパーを分解掃除するAさん。そんなに毎日やっていたらネジが緩むのでは?と尋ねると、なんと木製のボディはプラスチック化されているんだそう。ホームセンターでそうできるのを売っているのだと。清潔に保ちたいという思いがその動機です。ねじ部分も細かい粉状の物が売っていてそれを穴の中に入れるとのこと。
私なんか掃除はなるべく手を抜きたいほうなので(滑らなくなって、そこでやっと洗浄する)、ただただ感心するばかりです。

ハーモニカの修理(リード交換)はHさんが一手に引き受けていて、ハーモニカオタク的な、こだわりの集団であることもよく分かります。

さて、最終日。発表会の大アンサンブルは稲川さんの指揮者のもと、練習よりばっちり演奏できました。 稲川さんは指揮者デビューとのこと。指揮は面白いと思います。上手い楽団を振るなら。 

小アンサンブルは、ぼくらは途中で??となるも突っ走りエンディングにたどり着きました。 組長のEさん、ありがとうございました。Mさん、Hさん、Sさん、一緒にやれて楽しかったです。

下の写真は、ぼくらE組の小アンサンブル。コアさんが撮ってくれました。
合宿の写真って、僕は撮っていないので貴重です。



合宿はメニューが盛りだくさんで、吹きまくり会のあとのみなさんとの交流も楽しいものでした。

また自分の技倆がどの程度かよく分かりました。そうとう頑張らないといけません。
なので、もっと頑張ろう と刺激をもらった合宿でもありました。

讃岐名所巡り2

2015年09月15日 | 旅行
前回、岡山から香川へと名所巡りをかきましたが、備忘のため、その続編を書いておきます。

3日目は、まず向かったのが丸亀城。





全国に現存する城12のうちのひとつで、日本一高い石垣 、美しい石垣がこの城の特徴です。

彦根城も幅広い石段の上りがきつかったけど、ここは階段ではなく、コンクリートのハードな急坂。天守閣は三層で小さい。



現存する城を登ったのは、松本城、彦根城、松江城、犬山城、姫路城、そしてこの丸亀城。
まだ半分。北は弘前城、南は高知城、宇和島城まで、楽しみが残っているわけです。

城からの眺め。讃岐富士と瀬戸大橋。
 


続いて、四国75番霊場、善通寺。電車に乗っていたら、「善通寺」と聞こえたので、時間もあることだし、途中下車。1.5キロくらいあるのでタクシーで行く。
本堂の大仏は立派。五重の塔もすばらしい。



お遍路さんもいて四国に来たな、と実感。





そして、金毘羅さん。ようやく来れました。
目標は奥社まで行くこと。





懸念材料は右足のふくらはぎ。一ヶ月半前、肉離れを起こし、まだ張りがある。左膝はここ10年来痛みがあり、いまは水が溜まっている。そして腰。水汲みで重いポリタンクを持ち運びした反動か、先週の月曜日、ぎっくり腰をやってしまい、生まれて初めて整体に通って、やっとよくなったところ。

なので、金毘羅さんに行こうなんていう意欲はわきませんでしたしが、今週になって、具合がよくなって来るとムクムクと行きたくなってくるんですね。
そうなると、何処をどう廻るか、頭もクルクル回り出します。

整体師が膝にテーピングをしてくれたし、ふくらはぎにはサポーター。

金毘羅さんの階段、このところ大して歩いていないので、どうかと思いましたが、上り出したらなんとかいける。ここ2日、岡山城や栗林公園、屋島と歩いて、大丈夫だったし。



御本宮まで25分。ますまずのペース。そこから25分で奥社到着(途中5分休憩)。バンザイ。
参拝する。


御本宮まで785段、御本宮から奥社まで583段、合計1368段。海抜421メートル。


讃岐の国は思いのほか広い。讃岐富士、そして瀬戸内海がみえて、いい眺めです。米もよくとれるだろうと。岩代の山国で育った僕は平らで広大な田畑をほとんど見たことがなかったのです。いまでもその感覚は消えません。


山形に行った時も、こんなに平野部が多かったんだ、福島の中通りとはえらい違いだと驚いたことがあります。世間知らずでした。(^^;;
行ってみてこの目で見ないと分からないものだと。

さて、問題は下り。
御本宮までなんとか降りてきましたが、膝、ふくらはぎが怪しい。エスケープルートはないのか探すも見当たりません。


仕方なく、慎重に階段を下りてきて旭社の下で、残り450段くらいの左手、高橋由一館横に道路が見え、下向道(帰路)と表示あり。人っ子ひとりいない山道をトボトボ回り道して下りてきまして、やっと参道登り口横にたどり着いたのでした。

金毘羅さんは健康のバロメーターです。今回たまたま来れて良かったと思います。

敬老会イベント

2015年09月14日 | ボランティア
9日(水)は草加ハーモニカウインドのみんなとデイケアセンターでボランティア演奏。

この日は台風が浜松に上陸、北陸に抜けてもその影響で、土砂降りの雨が繰り返し降る状況。果たしてやれるのか確認すると、大丈夫とのこと。

機材おろしはまたまた土砂降りのなか。でもデイケアセンターの中は、また強く降ってきたね、てなふう。

いつもの通り、合奏2曲、ソロ各人2曲、歌ごえ5曲。

 



合奏は、谷間のともしび、七つの子
歌は、ローレライ、故郷の空、月の砂漠、私の青空、旅の夜風。
アンコールは「荒城の月」の合奏。

平日は人も多く、この日は20人。敬老の日も近いことから、僕らが敬老会イベントの初日ということになっていました。

今回も楽しく交流できて何よりでした。終わった後も少し茶飲話をするのですが、リクエスト受けますというと、荒城の月や四季の歌をやってとのこと。次回、乞うご期待。



久々に聴く崎元譲と仲間たちによるハーモニカコンサート

2015年09月11日 | ハーモニカ

9月6日(日)の夜は、「崎元譲と仲間たちによるクロマティック・ハーモニカコンサート Vol.34」の二日目。

この日はFIHJAPANコンテストで1位を取った人たちが出演するという、スペシャルなコンサートでした。
出演は、崎元譲、中里聡、宇井豊子、小池宗夫、鈴木真澄、菊地祐子の6人。(敬称略)

ひさびさに聴いたのですが、ああ、やっぱりこの音だなあと思います。

演奏するみなさんが共通するのは、ハーモニカの大半を手で包み込む、ハンドカバーによる柔らかな音とビブラート。

ハンドカバーはハーモニカをどれだけ覆うか(包むか)で音色が変わります。ほとんど包むと、音量は少し弱く、音はやや細くなりますが、流麗というか、郷愁を誘う音色で“泣ける”んですね。


全員によるアンサンブル、ハーモニカのみのソロ曲、デュオ、ジェームス・ムーディーのなどハーモニカのために書かれた曲等々、バランスのよい選曲。演奏は名手揃いですのでいうことありません。 全体的に音量はもう少しあってもよいかとおもいますが、音の大きさより繊細な表現を心がけていると感じました。


高橋真子さん編曲の曲が2曲ありましたが(ラストの『家路」を除く)、崎元先生は高橋真子さんはハーモニカを吹いていて僕らの仲間、作曲家になりましたが、ハーモニカをよく知っているのでハーモニカがとても良く響く編曲です、と言っていました。難しいフレーズは出てこないけれど、響きのよい、こちらの胸にキュンとくる編曲でした。ぼくはかつて「家路」を吹いたことがあります。

また、美野春樹さんは崎元先生のために、ハーモニカが良く響く優れた編曲をたくさん書いています。楽譜は、「崎元譲クロマチック・ハーモニカ曲集 日本の四季/春・夏編」、「崎元譲クロマチック・ハーモニカ曲集 日本の四季/秋・冬夏編」や「崎元譲 クロマチック・ハーモニカ 名曲セレクション 第1集」、「崎元 譲/クロマチック・ハーモニカ・デュオ名曲集「ニュー・シネマ・パラダイス組曲」他」(いずれもサーベル社)などが入手可能。
ハーモニカのための曲ってもっともっとあっていいと思います。楽譜が手に入りやすいようになればさらにいいですね(吹けるかは別にして)。

ラスト、中里聡さんと崎元先生のデュオ、「ニューシネマパラダイス組曲」は個人的に大好きな曲なので、聴けてシアワセでした。



話は変わりますが、ホーナー製品、来月から値上がりするそう。ハードバッパーは4千円も。そりゃないぜ、と言いたいけれど、買って置かねば。




山陽・讃岐 名所めぐり

2015年09月04日 | 旅行
仕事を終えて、残りは名所めぐり。
岡山市は、まず後楽園、そして岡山城。
さすが名園。すばらしいですね。


一服。きびだんご。




瀬戸大橋をマリンライナーで渡り、高松市泊。


本日の仕事は午前中で終わり。
午後は見るぞ~、と。

まずは、栗林公園。
松と池がたくさん。これはなかなか。ミシュランガイドに紹介されたとのこと。いいです。




ただ、公園というネーミングがよくないかな。
天下に名を轟かすには、三大庭園は三文字、なので公園じゃなく、栗林園でいいとおもうけどな、なんて。

次は、源平合戦の古戦場跡、屋島へ。
琴電を乗り継いで琴電屋島へ。

壇ノ浦や那須の与一で有名な屋島の戦いが一望出来る談古嶺。
那須の与一、このおだやかな入り江で矢を放ったと思われます。そうでなけりゃありえません。





なんて、思いながら屋島山上を一周。



ここは瀬戸大橋を遠くに眺める夕陽の名所。残念ながらわスマホのバッテリーが切れそうで、夕陽の時刻まで居られないので、山を降りて来ました。



瀬戸内海、一ヶ月前、直島からみた島や高松を屋島から観るとは思いませんでした。

これも日頃の行いか、屋島寺で拝んだ御利益かな。