ハーモニカな日乗

すばら式ハーモニカライフ、ガーデニングなどその他日常雑多を綴る。

マーティー・モレルのライブ

2013年07月28日 | ライブ鑑賞
先週24日(水)はムーミンさんと一緒にフェードインカフェのオープンマイクに参加、木曜日はシュガーヒルでニケさんと佐久間優子さんのデュオライブを聴きに、翌日、またシュガーヒルで、ビル・エバンストリオのドラマーをもっとも長く務めたというマーティー・モレルさんのライブと、連日遊んでおりました。

オープンマイクは、「Take The A Train」と「イズント・シー・ラブリー」。
「A Train」はコケました。160の速さではまだ主旋律をスムーズに吹けないのです。
キーAで二穴飛び、三穴飛びが140を超えるとヨレヨレ。反省、練習します。

ニケさんのテナー・サックス、同じカドソンでも鈍い光沢のものに変わっていました。こちらのほうがしっくり来るそう。前のは豪快な音でしたが、今日は抑えめなのか味のある音がしておりました。デュオのライブもなかなかいいですね。

マーティー・モレルさん。


ビル・エバンス・トリオで最も長く付き合ったドラマーが草加にやってくるとあって、いそいそと行ってみました。(若い頃、ジャズはよく聴いていましたが、ブラック系のミュージシャンばかり聴いていて、白人のビル・エバンスはまったく聴いていないのです。なので、前の晩、ユーチューブで予習していきました。ブラッシュ・ワークが印象的!)
ライブの感想は、わおっ。
ってな感じです。

「ワルツ・フォー・ディビー」は珍しい歌入り。



2年前に結婚したという奥さんのモレル太田みちこさんのボーカル(スペイン語)をメインに、彼女のコンガとモレルさんのティンバレス、これはサルサですね。


モレルさんのティンバレス、これがまたカッコいいし、ノリました。

お二人はフロリダのタンパというところに住んでいて、モレルさんは中央フロリダ大で教鞭をとっているとのこと。共演した日本の若手ミュージシャンもよかったですし、ホント、素晴らしいライブでした。




ダイヤリー 山本潤子コンサート

2013年07月21日 | ライブ鑑賞
20日(土)、地元、草加市文化会館大ホールで山本潤子さんのコンサートがありました。



コンサートのコンセプトは、古い日記帳をひもといてみるという「ダイヤリー」。よく知っている歌える、懐かしい曲ばかり。胸がいっぱいになったコンサートでした。

赤い鳥、ハイ・ファイ・セット、ほんと好きでしたね。35年以上前、20代半ばのころです。赤い鳥時代と打って変わって、おしゃれなサウンド(コーラス・グループ)を目指していたハイファイセットのアルバムを何枚か買ってよく聴いてたし、ソングブックは今でも本棚にあります。

ハイ・ファイ・セットといえば、ユーミンの曲。オープニングは「中央フリーウエイ」、そして「冷たい雨」「雨のステイション」「スカイレストラン」、最後は「卒業写真」・・・。

また、ボブ・ディランの「くよくよするな」、キャロル・キング「ユー・ガッタ・フレンド」、エルトン・ジョン「ユア・ソング」などもあって、彼女の洋楽指向の一端をうかがい知ることができました。

彼女の魅力は、あの伸びやかな独特の声質、ファルセット。
コンディションがよくなかったのか往年の声を聴けなかったは残念ですが、歌っていくということはこういうことを含めてのこと。長い人生を歩んできたんだと思いながら聴いていました(聴いている僕らも)。
しかし「海をみていた午後」、聴きたかったな。

アンコール曲は、言わずとしれた「翼をください」。

会場と一体となってのエンディング。

もちろん歌いましたよ。

和谷泰扶ハーモニカトリオの演奏会

2013年07月16日 | ハーモニカ
7月14日(日)は埼玉県ときがわ町のアスピアたまがわというホールで行われた、和谷泰扶ハーモニカトリオの演奏会に行って来ました。






6月にあった浜離宮朝日ホールのランチコンサート(ギター・福田進一さんとのデュオ)は時間的にも無理でしたので、こちらのコンサートに行こうとなったのです。チケット代は千円。たったこの値段で、ハーモニカ、ピアノ、チェロの当代一流奏者のコンサートを聴けるなんて儲けものです。

このトリオは2007年、熊谷市のさくらメイトホールで1度聴いているので、およその見当はついていたのですが、予想に違わず、すばらしい演奏でした。

チェロが入ると、本当に“クラシック”という感じがしますね。チェロの低くて艶やかな音色にハーモニカが絡んでいくところなどは堪えられません。

ただ、ホールについて言わせてもらうと、音響的にはいまひとつだったかな。私の主観的ですが。

このメンバーによるハーモニカトリオの演奏会は、三井住友海上文化財団(及び各自治体)の主催で年2回行われているとのこと。開催地域が偏らないようにしているそうですが、そろそろ都心に近いところでやっていただきたいものです。

演奏会が終わってから和谷先生のCD「ハーモニカ・ノスタルジア」は飛ぶように売れて、売り切れてしまいました。生の演奏に触れて感動するとCDが欲しくなるのが分かります。いまやオンラインで安く音源は手に入る時代ですが、生音で聴くのは“ぜいたく”なんだと思います。

ところで、開演に先立ちロビーでは、和谷先生も参加して、ときがわハーモニカクラブによるミニ演奏会が行われました。



「みかんの花咲く丘」「瀬戸の花嫁」「好きになった人」の3曲。音は大きくありませんが、きれいな響きでした。中でも、「好きになった人」の演奏は生き生きとしていましたね。この世代にはなんたって演歌がよく似合います。

連休初日は~。

2013年07月16日 | 雑記
3連休初日の13日(土)は、ボランティア演奏、水汲み、ギター弾き語りのソロライブ道場と大忙しでした。

まず昼12時、春日部市豊春地区公民館でのリハに付き合い、午後2時、すぐ近くにある特養ホームのデイサービスを受けている人たちを前に、カズンさんとムーミンさんによるボランティア演奏の見学兼お手伝い。カズンさんはここで10年来、隔月でボランティア演奏をしているとのこと。
ボランティア演奏って、ボクはいつ以来だろう。たぶん3年ぶりくらいかな。



約1時間、20人の前で、カズンさんのテンホールズの演奏や歌、聞き手の皆さんと一緒に歌うコーナーがあって歌ったり、インストルメンタルのコーナーでは、ムーミンさんのソロで「ひまわり」、ボクはクロマチック・ハーモニカで「太陽がいっぱい」を演奏したり、とあれこれ盛りだくさんです。

デイケアの皆さん、今日はなんだか元気がなさそうでした、どうやら暑さのせいらしい。ぼくらだって、この暑さには参ってしまいましたからね。

アンコールの声が掛かって、カズンさんは「ミケランジェロ」を吹いて幕。

ボクも枯れ木も山の賑わいとして、一緒に歌ったりハーモニカを吹いたり、少しはお手伝い出来たかなと思います。

さて、終わって一息ついたら、東秩父村まで水汲みに一目散。 170リットルを汲み終えたのが18時30分、ソロライブ道場をやっている大里・春日文化センターに着いたのが19時25分。

ソロライブ道場は73回目。今年は隔月開催。本日は連休のせいか参加人数はいつもより少なめです(でも出だしだけで、最後はいつも通りの参加人数となりました)。



ボクは弾き語りで参加。予定は2曲でしたが、1曲、モザートさんとかぶってしまったので、急遽、ハーモニカ・ソロで「イズント・シー・ラブリー」を吹く。これはそこそこでしたが、弾き語りはギターが今ひとつ。練習不足はもろに出てしまいますが、下手の横好き、楽しいものです。ソロライブ道場は今後ギター弾き語り中心で参加しようと決めました。
帰宅は飯を食べに立ち寄ったぶん遅くなってちょうど午前様。

ハーモニカはギターのムーミンさんに出会えたので、徐々に地元近辺でやっていければといいな考えています。

STiN THE 2nd LIVE!!を開催

2013年07月01日 | ライブ鑑賞
6月30日(日)は草加・シュガーヒルおいて、STiN JAZZ PROJECT 256主催のジャズイベント「STiN THE 2nd LIVE!! ~日曜の夜はシュガーヒルでジャズを…」を開催しました。
ミュージシャンは、佐久間優子(リーダー、ピアノ)、平山順子(アルトサックス)、清水昭好(ベース)、永山洋輔(ドラム)。



2ndと銘打ってあるように、第1回は今年1月。テナーサックスのニケさんをメインにしてたいへん好評でした。

今回も満席!!

企画ライブですので、ジャズをあまり聴かない人たちに楽しめるナンバーもと、依頼しておりましたので、佐久間さん、よく親しまれているナンバーから「ひょっこりひょうたん島」まで、幅広い選曲をしてくれてお客様からも好評でした。

個人的には、「ビリーズ・バウンス」「ヤードバード組曲」をやってくれたのはうれしかったですね。ビ・バップの時代、アルト・サックスならなんたってチャーリー・パーカーですからね。平山さん、それを彷彿とさせつつもちゃんと自分のスタイルでアドリブをしておりまして聴き応えがありました。

また、ベースの清水さん、ルックスもいいけれど、メロディアスなソロは感心しました。ドラムの永山さん、こちらもうまい。今回、音響的に、ピアノの音がよく聴こえて、楽器間のバランスはすこぶる良好。ですから、佐久間さんの気合の入ったピアノソロがきっちり聞けて満足。

ライブの後、軽い食事(サービス)を出してお客さんとミュージシャンとの交流会を開きました。9時過ぎくらいに終わると、1時間くらい皆さん余裕があるようで、これも楽しいひとときでした。

ボクが声を掛けて来てくれた友人達はハーモニカつながりなので、交流会はハモネタで盛り上がったことは言うまでもありません。(笑)

さて、今回も大好評でしたが、ジャズって好んで聴く人はあまり多くありません。そんな人たちを招いてライブを行うことは回数を重ねると難しいことでもありますが、ミュージシャンからは長く続けてくださいね、との声。こうした物好きなイベントもあっていいのではと思っています。