常緑ヤマボウシの花が咲いた。

今年の3月のこと、“花芽を残すように”剪定を安行の園芸業者に頼んだところ、下見にやってきた業者さん、「そういう細かいかい作業はうちはやらない」という。「おれらの仕事は樹形を整える仕事なんだ」
お願いしたのは枝1本1本に着いている小さな丸い団子のような花芽を残してそれ以外はバッサリ切ってくれという依頼なのだ。それが職人さん(見た目七十代)のプライドが許さないと言わんばかりでしてあっさり帰って行った。仕方ない去年頼んだ市のシルバー人材センターに頼むしかないなと電話した。去年と同じ人(七十代男性) が来た。説明はかんたんに済んだ。
少しグチを書く。どうも男ってやつは七十代も半ばともなると人の話を聞かない傾向がある。ひとごとじゃないな私も同じような年齢だけど....。シルバーの人も私の説明を
「ウンウン」
聞き流してしているだけ。結果は丁寧な仕事と言えんかった。
こりゃぁ自分がやった方が早いと悟った。シルバーだから手間賃が安いわけではない。お値段は1万7千円だった。
「去年より2割値上げしました」
「高い」
「すみません、このご時世ですから」
なんか腹が立ってきた。どこもかしこも値上げ値上げだ。
来年は人頼みしないぞと固く心に誓うのでありました。
そんなわけでめでたく満開に咲きましたとさ。
