ハーモニカな日乗

すばら式ハーモニカライフ、ガーデニングなどその他日常雑多を綴る。

歌声イベントのサポート

2023年04月12日 | ハーモニカ
先週、歌声イベントでハーモニカを吹いて来ました。



2月のワッシーライブで一緒に演奏したHさんの主催。
会場は彼の住む団地の集会所。参加者も団地にお住まいの方で40人くらい。
歌声イベントは3年ぶり。ようやく声を出せるイベントが出来るようになったからとのこと。
でも、マスク着用で歌います。


伴奏はギター2人。うち1人は88歳。リハは1回。
ここの歌声、しっかり製本された歌集があるんです。歌声の王道じゃないですか。
でもね、何ページを開いてください、と言ってから見つかるまで時間がかかるんです。😅
そんなこんなで、楽しく吹かせていただきました。🙌


あと、ゲストとして、コーラスをやっている女性8人が「いい日旅立ち」「ビリーブ」の2曲を披露してくださいました。とてもいい声しています。
しかし3拍の休符があり、4拍の裏で入るアウフタクト(弱起) になると歌い出しが合わない。
なので、ボクがテンポキープ係としてタクトを振りました。
指揮棒に合わせていつも歌っているので、その癖がついているんだそう。

ボクのハーモニカの合奏経験では、楽譜と睨めっこして指揮者を見る余裕がないという話をよく聞いたので、ボクの手振りに反応してくれるって新鮮!です。


ボクはたった1回の経験ですが、昔々、企業の音楽サークルが参加する産業音楽祭で会社のコーラス部を指揮したことがあるんです。それを思い出しました。
審査員の作曲家・宮川泰さんのコメントはいまでも忘れられません。
「ネーチャーボイスっていいですね」
それって地声のこと? 


歌声で「たんぽぽ」という曲は皆さん知らないというので、ボクが歌ったのですが、歌声が終わった後、コーラスに入りませんかと。
危ない危ない。
コーラス、ほんとは大好きでやりますって言いたい気持ちはあるんですが....。

それはともかく、早くマスクなしでいろんなかたと交流出来たらと思います。


信州桜巡り その2

2023年04月10日 | 旅行
翌日、8日は朝から風が強く雨雲がどんより、夜には雪もという天気予報です。
小川村に着いたら、村の中心地(標高500m~600m)の斜面に咲く「二反田の桜」は散り始めており、強風吹き荒れ、雨が横殴りに吹き付けてきます。

雨宿り
のどかに桜見物どころでなくなりました。
そこで近くの小川村郷土歴史館で雨宿りしようと行ってみましたら、ここが村の桜を一望できる絶好のロケーションでした。
カフェでコーヒーを飲みながら素敵な桜を眺めることが出来ました。




二反田の桜(オオヤマザクラ、ヤマザクラ)


雨が上がって青空も見えます。
オリンピック道路からの眺望も良く、チェーン装着所に車を駐めて撮影する人が結構います。
ここから右手に少し上がった場所がもっとも有名な撮影ポイント。
それがこちらの写真。





じつは上2枚の写真の薄い緑色の屋根のところが駐車場。ここに駐めて桜見物と思いましたが、近すぎて木を見て森を見ずみたいなふう。ここの桜は遠くで眺めるのをもってよしとするようです。



番所の桜
次、今日の本命、標高760m、満開だという「番所の桜」へ。
着くと、強風吹き荒れる中、ピンクの色濃いベニシダレザクラは満開です。



小川村のウリは、遠くに白く輝く鹿島槍ヶ岳、五竜岳など北アルプスの山々と山里に咲く桜。
この通り、絶景です。が、双耳峰が特徴の鹿島槍ヶ岳は見えず、見えたのは右隣の五竜岳みたいです。




立屋の桜(エドヒガンザクラ)。番所の桜から150m歩いたところにある大きな桜。



日本全国、城跡公園や川の両岸に咲く桜など桜の名所は数知れず。
それもいいのですが、今回は小川村を訪ねて、里に咲く桜をのんびり眺めるのもいいものだと思いました。
ただ、鹿島槍ヶ岳と桜という取り合わせが見られなかったことは心残り。鹿島槍ヶ岳は思い出の山。20歳の時初めて登った北アルプスなのです。もう一度来たい。


信州桜巡り その1

2023年04月09日 | 旅行
ここ7年、全国あちこち桜巡りをしていまして、今年は4月7~8日に信州に行ってきました。


今春は異常な暑さ。桜の開花は「観測史上最速」。4月に入ってもどこも19度20度超といった5月の気温。
毎日、ウェザーニュースやtenki.jpの開花情報とにらめっこ。
残念ながら3週間前に組んだ行程、上田~松本~高遠はどこも散り始めとあって、いちばん見たかった高遠城址公園に行くのは取りやめ。


長野で開花がもっとも遅いのは長野市から大町市、白馬村あたりのラインです。
そこで長野市と白馬村の間にある小川村の桜が素晴らしいと知り、ここに狙いを定めました。
1週間前までは村の中心地で満開のはずでした。ところがこの1週間、晴れが続き、気温は18~20度。桜は咲き進み、出発時の7日は散り始めとのこと。天気予報は雨模様。ダメだこりゃ、とにかく現地に行ってから見るところを決めようと車を走らせました。

まずは上田城跡公園。ソメイヨシノは散っておりましたが、しだれ桜が満開。




別所温泉。安楽寺の国宝八角三重塔。





別所温泉。常楽寺の石造多宝塔と桜。




安曇野を一望する松本市アルプス公園(標高800m、市内は590m)。強風、雨が吹き飛んできます。満開の桜もあって見応えありました。




牧野富太郎植物記

2023年04月03日 | ガーデニング
今日、4月3日から放送が始まったNHK朝ドラ「らんまん」は、高知県出身の植物学者・牧野富太郎の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。
自分が興味を抱く人物がモデルとあって、2020年の「エール」(作曲家・古関裕而がモデル)以来、久々に毎日みることになりそうです。

そういえば牧野富太郎の図鑑が1冊あるはずと、本棚の奥を探したら有りました(捨てていなかった!)。
『牧野富太郎植物記』の第3巻「山の花」。
(全8巻、中村浩編、あかね書房、昭和48年~49年刊)



世界的な植物学者・牧野富太郎が身近かな植物について少年少女むきに解説したものです。
児童向けなのでルビが振ってあります。
植物の絵は精緻。文章は平易で分かりやすい。読み物としても面白いと思います。



ただ、すでに絶版。古書なら入手可能なようです。
児童書って電子書籍になっていないのが多いんですね。

買った当時は登山に夢中で、日本百名山を全部登れたらなんて考えていました。ですが、山道で見かける花の名前がさっぱり覚えられなくて、この本なら易しいようだしと買ってみたわけです(持ち歩き出来るカラーの山の植物図鑑が出るのはもう少しあとだったと思います)が、結局、覚えられませんでした。

7年前、高知県・愛媛県を旅行したとき、高知県立牧野植物園に寄りました。



地味ですが、植物好きにはお勧めの場所です。
8月上旬の夏休み時期というのに、学術っぽいというか学習色が強い植物園のせいか人影はまばら。でも、今度は脚光を浴びることでしょうね。