久々に楽しい記事に出会いました。
昨日付け(9月12日付け)朝日新聞DIGITALの「おうち時間にギターが人気、市場も復活の兆し」という記事。
~コロナ禍で増えたおうち時間に、ギターを弾く人が増えている。特に、電気を使わないアコースティックギター(アコギ)は音が比較的小さいため、騒音を気にせず手軽に楽しめると人気だ。ギター市場は復活の兆しを見せている。~
とまあ、こんな内容の記事に対し、ヤフコメ民の突っ込みが多くて大盛り上がりなのです。ぜひ、コメント欄をご覧ください。
一番多い意見が「アコギの音が小さいわけがない、記事を書いた記者の認識不足」。「エレキの方が小さい事を分かっていない」などなど。
“比較的”小さいと書いてはあるんですが、どこが比較的なんだとギターユーザーは言いたいんですね。
ギター市場が伸びていることに付いての意見より、現実、アコギを弾く人たちが買ったはいいけれど、鳴らした音が大きいために、家族、ご近所に迷惑を掛け、どれほど遠慮がちに弾いているか、その心情を汲み取った記事になっていないんですね。
ひとこと言いたい気持ちがよく分かります。
ボクはいまのところギターを掻き鳴らしていてもお隣から苦情は来ておりませんが。
(6月に買ったエレアコはそれまでのフルアコより“かなり”音が小さいのです)
ギター市場が伸びている、ということについては統計なのでボクは信じます。
ローランドもヤマハも楽器の販売成績は良いですね。ローランドの2021年1~6月期売上高は前年同期比52.4%増の430円億円とのこと。1.5倍か。コロナ禍、楽器は世界中で売れています。
昨年、「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」として、特別定額給付金1人当り10万円が支給されたわけですが、ぼく自身の懐に10万円が入ったなら、そのとき間違いなくエレアコを買ったでしょう。私がSNSでフォローしている方で、欲しかったエレアコを買ったと報告されているひとがおり、うらやましく思ったものです。
あと、収入も減ったかもしれませんが、お酒を飲む機会など交際費等が減り、余ったお小遣いで楽器やそれに関する小物を買ったというケースも相当あると思います。
ボクでもそうですから。しかしながら、2ヵ月前に注文したギター用ワイヤレスがまだ届きません。1週間前、通販会社から「お取り寄せ中。入荷の目処が立っておりません。しばらくお待ちを」との連絡がありました。やっと連絡が!
まあ、ローランドやヤマハはマレーシアの工場で生産しており、ロックダウンで生産が滞っていると6月から聞いていたので、さもありなんとは思っていたのですが。
家でただひたすら大人しくしているこの私でさえ、世界のコロナ情勢に影響されているんだということなんですね。