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今年は読書②発達障害に生まれて

2021-01-09 17:52:31 | 読書メモ

発達障害に生まれて ~ 自閉症児と母の17年

松永正訓  中央公論社

 

 

2年くらい前に短期間ですが、障害児の放課後等デイサービスで

アルバイトをしまして、それからなんとなく気になっていました。

モデルは「母」は立石美津子さん「自閉症児」は勇太君(仮名)。

母は幼児教育に関わり、息子に専門的な英才教育を施しているほどの人。

その息子勇太君は知的障害を伴う自閉症だった。

 

母からの聞き書きを中心に小児科医が執筆しています。

淡々としていますが、内容は濃かったです。

私は何も見て来なかったんじゃないかという気がしました。

 

「普通」の呪縛にとらわれていないだろうか?

そもそも「普通」とはなんぞや。

 

万人に共通する普遍的なものがあるはずなのに「普通」が

隠してしまうというといえばいいのか。

 

勇太君は17歳(現在は20歳)。

若い修行僧のような外見ですが、精神年齢は6歳くらい。

驚異の記憶力と絶対音感の持ち主。

勇太君のこれからの居場所を作るべく母は模索中。

 

 

 

久々の感動でした。

 

*********

何冊か借りてきて

美男の国へ (旅行記かと思ったらつまらん話だった)

私の嫌いな10の人びと(わからないでもないけど、ちょっとこじつけだし意地悪)

は、リタイア。

こういう時は図書館はありがたいです。

しかし、本にして出版する基準てどうなってるんだろ。

 

 

 

 

 

 



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いろいろなジャンルの本 (るり)
2021-01-09 19:49:26
発達障害といっても、一口には言えないのですね。
人それぞれですね。そして特殊能力がある人もいるのですね。
美男の国へ はタイトル負けの本だったのですか。
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こんばんは (keito2)
2021-01-09 19:53:55
身近に障害児をお持ちのご家族はいないので、日々の生活がどんなのかわかりません。
24時間TVなどで見ると、普通ではない才能がある人がいるのですね。
そんな能力を活かせるといいですよね。
私も、年初からハズレ2冊でした。
今日読んだのは読みなれている林真理子さんだったので、ちょっとお口直しできた気分です。
今から、アガサさんに教えてもらったのを読みます。
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るりさんへ (アガサ)
2021-01-10 07:55:49
そうですね。発達障害は幅広い呼び名ですね。
親がそばにいられなくなった時の補助が危ういそうです。
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keito2さんへ (アガサ)
2021-01-10 08:02:20
トム・クルーズの映画のように2年前のカレンダーの曜日も記憶しているというのは本当でした。
というか、映画が取り入れたわけですが。
あなたを変える~ですね。気に入るといいですが。
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