無心

日記

高円寺

2014-10-29 14:20:43 | 日記
2012年度の1日平均乗車人員は48,341人住宅街が広がっており、駅周囲には多くの大規模商店街がある


JR高円寺駅南口のメインストリートといえば、東京メトロ丸ノ内線新高円寺方向に向かって続く約250m続く
高円寺パル商店街。特筆すべきは、その頭上に伸びるアーケード。1代目のアーケードは1979年4月に完成。
2代目のアーケードは、そのちょうど25年後の2003(平成15)年に。現在の3代目アーケードは、ベルサイユ
宮殿の「戦闘の間」のガラス天井をイメージして作られたとか


「純情商店街」。魚屋や呉服屋、金物店などが軒を並べる賑やかな通りである。正一少年は商店街の中でも
「削りがつをと言えば江州屋」と評判をとる乾物屋の一人息子だった.感受性豊かな一人の少年の瞳に
映った父や母、商店街に暮らす人々のあり様を丹念に描き「かつてあったかもしれない東京」の佇まいを
浮かび上がらせたハートウォーミングな物語。直木賞受賞作


商店街入口付近はウェルカムプラザと呼ばれ、その周辺に設置されている腰高くらいの石の柱(ポラード)
上部には、阿波おどりのイラストが描かれている。アーケードの完成と同時期に、商店街の名称となった
「パル」という言葉は「ともだち」や「なかま」の意味。商店街を歩いているときにも「ともだち集まるアーケード」
というメッセージが繰り返し流れこの商店街から始まった阿波おどりも、現在は高円寺を一周する規模となった


(本名も、ねじめ正一)昭和23(1948)年、東京都杉並区に生れる。青山学院大学中退。民芸店経営のかたわら詩を書く。
56年、処女詩集「ふ」でH氏賞受賞。その後、性的語 彙を氾濫させた詩集「脳膜メンマ」、朗読のパフォーマンス等で
言葉の臨床実験を行ない、現代詩にあらたな世界をもたらす。平成元年、自らの少年期を題材に した小説
「高円寺純情商店街」で第101回直木賞、20年、「荒地の恋」で第3回中央公論文芸賞を受賞


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