工事中の新宿駅

世界でも最大級の乗降客数を誇る新宿駅が、大きく変貌しようとしている。JR新宿駅南口、甲州街道を挟んだ
線路上のエリアでは長期間にわたって大規模な工事が進められているが、これは新しい交通ターミナル「新宿
南口交通結節点」をつくるための工事で、2016（平成28）年春の完成が見込まれている


一日平均乗降者数は約326万人（2011年）と世界一（ギネス世界記録認定）多い駅であり、地下道などで接続
する西武新宿駅まで含めると約343万人（2011年）ほどになり、この数字は横浜市の人口に匹敵する


JR・私鉄・地下鉄の多くの路線が周辺地域のベッドタウンとを結んでおり、多くのビジネス客が利用する


通路が複雑で迷宮のような新宿駅では、道に迷う利用者も多かったが、この改造によって利用しやすくなりそう
ただ、JR線のホームの下での作業となるため、まず線路を支える地盤の補強から始められている難工事となり、
完成にも、まだまだ時間がかかる予定。33階建てのビルには商業施設やオフィスが予定されている


南口前の国道20号（甲州街道）の渋滞は緩和されそうにない。隣接の高速道路や青梅街道があっても解消されない