無心

日記

忠犬ハチ公

2014-05-24 11:43:49 | 日記
渋谷駅前のシンボルで、お馴染みの「ハチ公」戦争中の金属供出で撤去された初代像の原型石膏が見つかり
渋谷郷土博物館で展示されているそうです。所有者も「戦火を逃れた大事な像を多くの人に見てほしい」と・

駅前の像が2代目とは知りませんでした。所有者は初代製作者のアトリエで働いていた女性と幼馴染で
遊びにいって作者に可愛がられ贈られた 原型の台座を含めて高さ24センチ奥行き26センチ

渋谷駅前の現在の「ハチ公」


ハチ公は、飼い主で東京帝大教授の上野英三郎博士が急死した後も、同駅で主人の帰りを待ち続ける姿が当時の
新聞に取り上げられるなどして人々の心を打った。そして安藤照氏が自身のアトリエにハチ公を連れてきて石膏
を作成、銅像は昭和9年に完成

その後戦況悪化に伴う金属回収で44年に撤去、翌年に空襲で照氏が亡くなりアトリエや自宅も戦火で焼かれ原型も
焼失したと思われていた。所有者は戦時中、疎開先の実家に持って行くほど大切にしていた。2代目は照氏の長男
で彫刻家の士さんが48年に完成。
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