山梨のワインのブログ

山梨の酒屋の4代目が、ワインを中心に、山梨の酒を、愛を込めて書き溜めます。

太いパイプ?が生かされて

2020-05-20 09:23:08 | 朝気店

本坊酒造(鹿児島県)より、マルスウイスキー駒ヶ岳の入荷です。

1万円弱の販売価格です。

マルスウイスキーは、ただいま活発です。

蒸留所が、長野県駒ケ根蒸留所と、鹿児島県津貫蒸留所の2か所、貯蔵庫は、その2つの蒸留所の他に、屋久島にもあり、3か所もあります。

マルスウイスキーというと、サントリー、ニッカ、キリンに次いで、4番手のウイスキーメーカーですが、勢いでは、キリンを抜いているような感覚です。

本坊酒造は、鹿児島が本拠の焼酎メーカーですが、山梨にはワイナリーがあり、長野や鹿児島にはウイスキー工場があり、ジンも作っていて、総合酒類メーカーですね。

ところで、駒ヶ岳は、マルスウイスキーのシングルモルトウイスキーで、多くのバージョンが発売されています。

さらに人気ウイスキーのため、入荷困難でもあります。

今回入荷した、屋久島エージング2020は、毎年1回だけ発売になるシングルモルトと思います。

2020は、ボトリングしたのが2020年という意味で、熟成年数は記されていません。

屋久島貯蔵庫は、日本のどのウイスキーメーカーより、低い緯度にあるので、ウイスキーの熟成が早く進みます。

よって、推測ですが、熟成が早いため、熟成年数を表記する意味が、他のウイスキーメーカーほど大切では無い、ということでしょう。

北海道での12年熟成のウイスキーが、屋久島ではその半分の期間で同じレベルになってしまうような感覚でしょうか。

ウイスキーのピークが早く来る、または熟成期間が短くても、充分美味しいウイスキーが出来る、とも言えますね。

ラベルと箱のデザインは、屋久島の島形が、緑一色で描かれています。

入手困難なウイスキーですが、当店ではマルスワインを長く販売しているので、入荷したようです。

屋久島の他、他のマルスウイスキーもあります。

ワイン同様、よろしくお願い致します。

 

 


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