山梨のワインのブログ

山梨の酒屋の4代目が、ワインを中心に、山梨の酒を、愛を込めて書き溜めます。

小諸蒸留所その2 天使の分け前

2024-08-28 14:55:03 | 朝気店

蒸留所といえばポットスティル。

新興蒸留所の中には、銅製のポットスティルが無いところもありますが、私的にはこれが無いと、発売されるウイスキーは追いません。

奥が初留釜、手前が再留釜、ミドルカットするスピリッツセイフも映っています。

発酵槽(ウォッシュバック)は、木製5つとステンレス5つ。

そして熟成庫へ。

2棟ありますが、1つはまだ空。

樽を立てて重ねるパラタイズ式。

以前行った秩父では、樽を横にして重ねるダンネージ式と、棚を使ったラック式だったので、これで熟成の代表的3つの方式を見ることが出来ました。

床は、判りづらいですが、土間です。

その土地の風土を反映させるようです。

こちらは空樽。

バーボン樽、シェリー樽の他、ミズナラやサクラ材の日本独特の樽も使用しているとの事。

サクラ樽といえば、

マツイ酒造の大山のサクラ。

ブレンデッド1980円ですが、同時発売のミズナラに売り上げは負けています。

サクラ樽の知名度が上がれば、サクラの大山も売れるだろうと思っています。

熟成庫の照明は、天使の分け前(エンゼルズシェア)を表現しています。

グッドデザイン!

とにかく、発売が楽しみです。

ファーストリリースは10,000円以下でお願いします!

 


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