ウイスキーのコンテストで、最も権威のあるワールドウイスキーアワードの2020年で、日本のウイスキーが、3部門で最高賞を受賞したとの事。
パソコンの画面の写真で申し訳ないですが、シングルモルト部門最高賞、サントリー白州25年。
サントリー小売価格125000円。
しかし、この価格で販売しているところは皆無。
サントリーでさえ、ほとんど出荷していないはず。
ネットでは、ほぼ40万円。
限定販売のブレンデッドウイスキー部門の最高賞は、秩父蒸留所のイチローズモルト、リミテッドエディション2020。
定価は9900円らしいが、絶対買えない価格です。
ネット価格30万円後半。
グレーンウイスキー部門、キリン富士30年。
このウイスキーは、販売していないのでは?
ネットでまったく出ていません。
キリンのHPでは、商品説明のみです。
ウイスキーが売れない時代、ワールドウイスキーアワードで、日本のウイスキーが最高賞を獲ると、興奮したものです。
竹鶴17年や、山崎12年が最高賞を取った頃。
「日本のウイスキー造りは凄いねえ。本場のスコットランドを越してる。日本人の緻密さかなあ」。など熱く語ったものです。
メーカーも、売れないからこそ、そういうコンテストに出品し続けたと思います。
竹鶴17年が連続して受賞し、「竹鶴は安いのに、良い品質だなあ。山崎12年は、スコッチと比べると、ちょっと高いかなあ」と思ったのが、懐かしい。
ウイスキーが売れない時代が再来して欲しい、と思ってもしまいます。