カレーなる隣人

カレー(華麗)なる隣人。それは日々街の至るところで出会ってしまう、すくうカレースプーンの先に映る人間像

C&Cカレー 有楽町店

2006年04月29日 | 隣人(カレー)
ついに明日からインド!!

インド、それはバックパッカーの中ではその昔中国より旅行しづらいという噂の難所だった。IT大国、そして中国を抜く勢いの人口大国、はたまたアーユルヴェーダや仏教、ヒンドゥー教、数字の0という概念を生み出した国だとか、歴史の新旧から眺めてもこの国の底は見えない。

しかし、なんといっても今回の目的は「カレーの国」を体感することである。

「インドにはカレー粉がないどころか、カレーという言葉すらない。」

あるカレーの歴史本によるとそんなことが書かれているが、私にとっては今回の旅行中はそんな歴史とか難しいことはどうでもいい。とにかくインドを体感したいのである。

宮廷料理から、庶民の屋台まで、とにかく舌と、そして例の右手で食べる習慣を身につけて五感で感じる、それが何よりの楽しみである。


そのために・・・・
日本カレーの王道、まずはチェーン店の「C&C」の記憶を刻み付けにきた。
店内は効率化を図るためか、慣れないセルフサービス形式になっていた。
メニューも絞られていて、トッピングは
「カツ、チキンカツ、野菜、コロッケ、ハンバーガー、チーズ」だった。
大手のデータ力は信用していいだろう。

長年の営業から導き出したビジネスモデルが、
このセルフサービス+カツを前面に出した「6種類のトッピング」+辛さとご飯の量選択+4種のサラダ

これがある意味、日本のカレー店の最も進んだ現在形といっていいと思う。

今日はそれを味わいにきた。
そして明日からのインドを味わいたい。

今のインドのカレーの現在形?
こんな短い旅行ではそんなものは片鱗も理解できないだろう。
でもそれでいいと思っている。

行ってきます!