ドイツ自動車メーカー、メルセデス・ベンツ・グループのオラ・ケレニウス最高経営責任者(CEO)は3日、電気自動車(EV)の生産にかかわる変動コストについて、内燃エンジン車よりも高い傾向が予見可能な将来にわたって続くとの見通しを示した。EV生産においては電池の原材料やソフトウエア開発、電力料金といった要素がコストにのしかかっている。さて、私は元損保会社の社員だったので、EV車が事故を起こしたときに、どうなるのだろうかと考える。一番先に考えるのは事故を起こした運転手を、これまでの車のように助け出すことができのだろうか。その人は感電していないだろうか。もし、感電していたら、不用意にその人に近づくことは危険である。また、EV車は火災を起こしていたら、さらに危険である。バッテリーが化学反応を起こし、酸素を放出するかもしれない。そのような危険をEV車メーカーはきちんと対策を打っているのだろうか。私が今も損保会社の社員であったなら、間違いなくEV車への保険料は今までの車の保険料よりも高くするはずである。(くちなし亭、2023.09.04)
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