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ドイツは多様性を重んじる移民国家か。それとも白人キリスト教国か。

2017-10-03 11:02:55 | FP

フランスのマクロン大統領の当選やオランダの総選挙の結果などで、ヨーロッパ、EUの分裂の動きは阻止されたと喧伝されている。だが、本当にそうなのだろうか。9月24日に実施されたドイツの下院銀選挙で、難民排除を掲げるAfD(ドイツのための選択肢)が94議席を獲得して、第3党に躍進した。これにより、メルケル首相は自由民主党や緑の党との連立を模索しなければならなくなった。そもそも、ドイツは単一通貨、ユーロのお陰で、大きな恩恵を受け続けている。2016年の経常収支黒字額は世界一だし、財政収支も黒字、失業率は低くい。しかし、それでも国家とはなにかという大命題の前に、揺れ動くのである。「ドイツは多様性を重んじる移民国家か。それとも白人キリスト教国か。」ドイツ人の多くが移民に寛容であっても、国家の目標はどちらかと問われれば、白人のキリスト教国と答えたいのである。そして、このドイツにも、格差が広がりつつある。一部の人たちは自分の職を安い賃金の移民に奪われていく人たちもいる。国家とはもともと、自分たちの仲間、家族を守るためにできた集団が起源だ。だから、本質は排他的だ。だから、ヨーロッパもドイツとかフランスとかいう国が存在する以上、それどれの国は自己中心的で、どんなに寛容を叫んでいても、矛盾が含まれるのである。(2017.10.03)

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