セラピー犬と触れ合い福祉に理解
福井・社西小児童が体験学習
2012年10月18日 福井新聞
セラピー犬と散歩を楽しむ児童=18日、福井県の福井市社西小
福井県の福井市社西小で18日、病院や福祉施設で活動するセラピー犬と触れ合う体験学習が行われた。
4年生50人が参加し、セラピー犬の役割や福祉に理解を深めた。
同小4年生は、総合学習でユニバーサルデザインや点字など福祉について勉強してきた。
その中で、患者らの心を和ませるために育成されたセラピー犬の存在を知った。
体験学習は、マロン・セラピードッグ協会福井支部(福井市)が協力した。
児童は2匹のラブラドールレトリバーが登場すると、すぐにでも触りたい様子。
同協会福井支部の中村裕香代表らから、犬との接し方や伏せ、立てなど指示の仕方を習い、手綱を持って一緒に歩いたりおやつをあげるなどして楽しんだ。
犬とのお別れでは、犬の体に優しく触れ、ぬくもりを感じ、相手を思いやる気持ちを学んでいた。
千葉駿祐君と田中秀哉君は「2頭ともすごくかわいかった。明るく楽しい気持ちになった」と話していた。