動物たちにぬくもりを!

動物愛護活動の活動経過や日々の出来事、世の中の動き等幅広く紹介します。

「みんなで学ぼう!動物あいご2022」感想文(抜粋)

2022-12-30 05:57:43 | 催し物・行事・イベント

「みんなで学ぼう!動物あいご2022」感想文(抜粋)

この行事の中で学童たちからの感想文をいただきました。
読んでいると、学童たちの真っすぐな心というのが伝わってきてやりがいを感じます。
今回のメインであった「シベリアからやって来たクロ」のお話ですが、ちょっと難しい面があるかなとは思っていましたが、感想文を読ませていただく中で気になっていたことは払拭しました。
低学年の学童でもここまで感じてもらえるのかな~と感動しました
学童たち、そして支えてくださった先生方に感謝です
※学年は順不同、感想文の中には「シベリアからやって来たクロ」と「現在の日本の問題」(動物虐待など・・・)があります。



ぼくは、話の中で、現在さぎや犯罪が多いことを聞き、動物を大切にしなければいけないと思いました。飼ったら最後までめんどうを見て気をつけて飼いたいです。
6年男子

話を聞いてぼくは悲しくなったことがありました。なぜなら、平気でペットを捨てたりぎゃくたいしたり、飼われているペットがかわいそうでした。
特にかわいそうに思ったことは、ペットフードに針をさしてバラまいてペットにけがをさせた事件で、食べたペットはしゅじゅつをしてなんとか助かったけど、また次の事件でひどいことになってしまうと思いました。
「クロ」のお話は感動しました。特に、日本の兵たいさんが船に乗って日本に帰る時に、クロが氷の上にのり、海に飛び込んだり、必死に向かって来るところが感動しました。
6年男子

私は今までどうぶつの飼育をしたことが無いのでよく分からないけど、動物を捨てたりぎゃくたいしたりすることははんざいで、やってはいけないことだというのがよく分かりました。
「クロ」と日本兵の出会いの物語りにはとても感動しました。
今までペットをもし飼う時、何が良いのか何がダメなのかよく分からなくて困っていたことがありましたが、今日教えてもらったことをふまえて、さいごまで気をつけて飼いたいです。
今日はどうもありがとうございました。
5年女子

「クロ」の話を聞いて、こんなにすごい物語があることを知りびっくりし感動しました。
「クロ」はみんなに少ないえさをもらい幸せだったし、クロがみんなの力になっていたんだなと思いました。(収容所が)火事になった時にクロがほえてみんなにしらせなかったらぜんいんしんでいたでしょう。クロに助けられました。
3年女子

(クロの話で)多くのへいたいさんが(収容所に)つれていかれ、いつもごはんがすくなくて、冬はそうぞうのつかない寒さのなか、みんなでちからあわせてがんばってきたのがほんとうにすごいことだと思いました。
スマホにむちゅうになってくるまの中にこどもや動物を入れたままにするのははんざい、ぜったいしてはいけないと思いました。
3年男子



クロのお話や、ペットぎゃくたい事件のお話を聞いて、動物と人が助け合うことが大切だということがわかりました。 また、どのような理由があっても生き物を捨てたりぎゃくたいしたりすることは無責任な行動としてゆるされないことを知りました。
そして、スマートフォンなどのインターネットを使うたん末は、便利だがきけんもあることを知り、十分気をつけ正しく使うようにしようと思いました。 今日、多くのことを学ぶことができありがとうございました。
6年男子

クロのお話で、ぼくはクロがとてもすごいすばらしい犬だと思いました。なぜかというと、へいたいさんがのった船をひっしになって追いかけ氷の上をわたり海に落ちたりしながらやってきたからです。
また、今の日本のもんだいでは、ペットのぎゃくたいやぼうこうがありほんとうにやめてほしいです。
ぼくは犬をかっていますが、これからもだいじにしていきます。
4年男子

動物あいごで、クロのお話の中で(収容所が)かじになってクロがほえてみんなを助けたことやクロ野球でクロがボールをとってきたりとすごいと思いました。
へいたいさんたちが日本へかえる時、クロはいっしょにいけなかったけどだれかがかくして連れてきてみなとまで来たけれど、クロは船にのれなくてざんねんでした。
でもクロは船をひっしでおいかけてきて、せんちょうさんが船をとめみんながクロを船にあげて助けたことにかんどうしました。
4年女子

クロは寒い中、氷の上を一人で力をふんばって兵隊さんののった船のところまで行ってすごいなあと思いました。動画を見てクロの気持ちがよく分かりました。
まずしい生活の中、なくなっていった子の母はとても悲しいと思います。
今日は、クロのことや戦争のこと!いろいろな事を知りました。
ちょっと悲しいお話もあればうれしいお話もありました。
はじめはどんなお話なのかな、と思っていました。
ちょっとむずかしいお話もありましたけどいろいろ知ることができました。
きちょうな時間をありがとうございました。
4年女子

今日の「クロ」のお話を聞いて、いろんなことを知りました。
もし、私が兵隊で兵隊だけの生活だったら死んでいたかもしれないと思いました。だからクロに感しゃしないといけないと思いました。
いろいろ教えてくれたことはよく覚えておかなければと思います。
兵隊さんが日本へ帰るときが来て、クロは連れていくことはできなかったけどどうやって800kmものきょりを来ることができたのかわたしも気になりました。
やさしい兵隊さんが、見つからないようにして汽車に乗せてきたのでしょう・・・
でも、港に着いてからクロを船に乗せることはできなかったけど、ひっしに海の氷の上をわたり船に向かってきたクロ、クロはとてもゆう気がある犬だなと思いました。
船長さんが船をとめクロが来るのを待ちなんとか船のところに来たクロをはしごを使ってみんなで助け、兵隊さんにあうことができました。やさしい兵隊さんだなと思いました。クロはとてもうれしかっただろうなと思いました。
今日はいそがしいのに来てくれてありがとう!先生におしえてもらったことをおうちの人におしえてあげたいです。ありがとうございました。
4年女子

クロがいなかったら兵隊さんたちは死んでいたと思います。
どうぶつがいることでたよりになるんだなと思いました。
犬やねこをかったらぜったいすてたらダメだと思いました。
そして、クロのいたじだいのれきしのことをしることができました。 ありがとうございました。
4年女子

クロがこおりのうえにのってふねまでたどりついたのがすごかった。クロはたくましいゆうきのあるいぬだ。
1年男子

クロちゃんはとてもたくましくてつよいいぬです。わたしもクロのようになりたいです。
わたしはいつかクロのようないぬがほしいです。
1年女子

クロはこおりのうえをひっしになってがんばってはしってきた。
ふねはとめることができないのにみんながせんちょうさんにおねがいしてふねをとめた。
クロはなんとかふねのところまできてすくってもらいたすかった。
よかったね~ クロはとてもゆうきのあるいぬだなとおもいました。
1年女子

きょうのおはなしでいちばんかんどうしたのはクロのおはなしで、シベリアからにっぽんまでいっしょうけんめいがんばってきたゆうきあるクロでした。
1年女子

クロはしゅうようしょでみんなにかわいがってもらい生きることができて、やきゅうができるようになってから、ときどきかべのそとにボールがでてしまうけど、クロがボールとってきてくれてみんなクロにせわになり、クロはすばらしいいぬだなとおもいました。
2年女子


シベリアにつれてこられた人たちはクロとであい、クロにパンをひときれちぎってあげたのがやさしいなと思いました。
やきゅうができるようになってさくからときどきボールがでてしまいそのボールをとってきてくれて、クロはやさしくてすごいいぬだなと思いました。
クロとおわかれのときがきて、みんながふねにのってしゅっぱつしたとき、クロが氷の上をはしり海をおよいでふねにむかってきたのがすごいな~と思いました。
みんなクロと出あったのがよい思い出になったな~と思いました。
2年女子

クロのおはなしは、あきらめずにがんばることが大じだなと、とてもべんきょうになった。
クロとであったひとたちとクロはいっしょうけんめいに生きてにっぽんについた。
とくに、ふねをおいかけてくるクロ、つめたいこおりの上をがんばるすがたがすごかったです。
2年男子

へいたいさんたちはさむい中みんながんばってはたらきながら、パンをちぎってクロにあげていたひとたちはとてもやさしいなと思いました。クロがいなかったらへいたいさんたちはクロやきゅうやたのしいこともできなくてつらい気もちではたらいていたと思います。
2年女子

へいたいさんたちとクロはいっしょにまいづるへつくことができてみんなとてもしあわせだったと思います。
70年まえのことですが、できればクロとあってみたくなりました。
2年女子

クロのものがたりを聞いて、シベリアできびしいせいかつをしたへいたいさんたち、今のウクライナの人たちもこんなきびしいせいかつをしているんだと思いました。
ごはんがたべられるだけでもしあわせ、生きていることがしあわせだと思います。
(ウクライナの)せんそうははやくおわってほしいです。
2年女子

へいたいさんたちがクロにパンをわけてあげるところがやさしいと思いました。
へいたいさんたちが日本にかえる日がきてふねにのりふねがうごいていったとき、クロが氷の上をはしり海におちてはふねをおいかけてくるがんばりやさんの犬だと思いました。
ふねをとめることはできないけど、せんちょうさんはふねをとめ、クロがふねのところになんとかきてふねにのせることができたのがみんなやさしい人たちだなと思いました。
2年女子

へいたいさんもクロもいっしょにまいづるについてから、くろは子どもをうみしあわせにくらしたことがよかったです。ボクもクロみたいにあきらめないでなんでもがんばりたいと思いました。
2年男子

クロがいなかったらへいたいさんたちはしんでいたかもしれません。クロがいてよかったな~と思いました。クロやきゅうもよいおもいでになったと思います。
ありがとうございました。またらいねんもきてください。たのしみにしています。
2年女子

クロがいなかったらしんでいたと思うぐらいへいたいさんたちはクロを大切にしていたんだなと思いました。クロやきゅうでボールがさくの外にでたらクロがとってきてくれたりたのしいときをすごしたのがいいな~と思いました。ボクもクロのようないぬといっしょにあそんでみたいです。
2年男子

クロがすてられていた犬だったというのがかなしい気もちになりました。
しゅうようしょにいた人たちが、ひときれのパンをクロにあげていたシーンがとてもかんどうしました。
ほんとうにあったおはなしというのがしんじられなかったです。
つらいせいかつの中くじけずにいたことはクロがささえてくれ力になったと思います。
クロやきゅーをしてみたいと思いました。
クロがふねを追いかけていたのがすごいと思いました。
しゅうようしょにいたみんながクロといっしょに日本にかえることができたこと、うれしかったです。
それからクロが子どもをうんで子どもたちとしあわせにくらしたことがよかったです。
またこのおはなしききたくなりました。
2年女子

四年生が話(ナレーション)をやってくれた「シベリアからやってきたクロ」のお話はとてもかんどうしました。
シベリアでのつらいせいかつが7年たちそれからクロとあうことになるんですが、クロとあってからはクロ野球したりちょっと楽しいとき3年がたちクロとのおわかれの日がきたときがかなしかったです。
みんなふねにのってしゅっぱつしたとき、クロが氷のうえをはしり海におちておよいだり、がんばってがんばってふねをおいかけてきた・・・ふねをとめてはいけないけどみんながせんちょうさんに「とめて!」とさけびせんちょうさんがふねをとめたところがとてもかんどうしました。
3年女子

昭和の時、せんそうに負けシベリアにつれていかれた日本の人たちが、そこでクロと会い、パンをちぎってクロに分けてあげていたことがいいところだなと思いました。
シベリアから日本に帰る時に、クロは小さかったからふくろにつつんで見つからずに汽車にのって行けたからよかったと思ったし、クロが氷の上を走って追いかけてきたところがこの話で一番いいところだなと思いました。
ただ、シベリアから日本についたけれど、みんな一度もクロに会いに来なかったのはとてもざんねんでした。
でも、クロが日本の人たちと日本につき、日本でしあわせにくらしたことが、とてもいいお話だと思いました。
3年男子

つめたい海を船にむかって泳いできたクロはすごいなと思いました。少ないごはん(黒パン)をちぎってクロにあげた日本のへいたいさんはやさしくてすてきだなと思いました。
クロがいっしょうけんめいに船にむかって泳いできて船をとめた船長さんはとてもやさしい人だなと思いました。
クロが日本のへいたいさんに会ったとき、ソ連のへいたいに何回もすてられたけどもどってきて、クロは日本のへいたいさんたちといっしょにいたかったんだんなあと思います。
「クロ野球」はとても楽しそうで、私もしてみたいです。
3年女子

4,5年生がクロのお話のナレーションをみんなで読んで、ちょっときんちょうしたけど読みきれてよかったです。
戦争、そしてその後のしゅうようしょでクロに会ったときの話です。
戦争はとてもかなしいことだというのを知りました。
また、犬のぎゃくたいやすてる事はぜったいにやってはいけないことだとあらためて知りました。
命を大切にすること、クロは日本のへいたいさんにとってとても大切なそんざいだったんだなと思いました。
4年女子

動物を苦しめたり事故にあわせたりすることは、本当に良くないことで、こんなことをする人はひどいなと思いました。
クロの物語で収容所での10年以上過ごした過こくな生活の中、クロが抑留の人たちの助けになっている所が一番感動しました(助け=支え)。
そして、みんなの故郷にクロと一緒に帰り、集合写真を見てみんな平和に終わることができ、「この物語は良かったな~」という気持ちになりクロも幸せになっている良い話でした。

5年男子

わたしは毎年ふじたさんのお話を聞いていますが、おどろいたことがたくさんありました。
今日のお話で、特におどろいたことは2つあって、1つ目はクロの話です。
クロはまずしくても苦しくてもみんなをはげましてがんばっていることが分かりました。
それから後に話していただいた、ぎゃくたいや戦争後の話などを聞いて、昔の人の苦しさを今の人は分からないから何でも楽にこなそうとするのかなと思いました。
2つ目は犬やねこのあつかいの話です。
家族でペットショップに行って犬やねこを飼い、ひっこしする時になると捨ててしまうということが多いということで、わたしはペットショップは何のためにあるのかなと思いました。
ニュースの、さつまいもにはりがささったものが道ばたにまかれ散歩ちゅうの犬が食べてしまいたいへんなことになってしまったことに犯人を許せないと思いました。
5年女子

日本の兵隊さんがあきらめずにすごせたのは、クロといっしょに3年の日々をクロのおかげで楽しく?なんとかすごせたからだと思いました。
動物といっしょにすごすことは、あきらめかけた人や一度くじけた人、元気がない人などがあきらめずにくじけずに明るくすごせるんだな~と分かりました。
人しかできないこともあれば動物にしかできないこともあり、あきらめずにいっしょに力を合わせると一人一人のこせいがみんなの力になっていって、かならず成功の道につながっていくんだなと思いました。
クロとの出会いがなかったら、収容所の火事で大変なことになっていたし、クロも日本の兵隊の人達と出会わなかったら、食べるものがないところでうえ死んでしまっていたかもしれないと思いました。
動物にもちえがあり、人の心が分かってくれて心の支えというのは他にかわりはいないと思いました。
クロはたくさんの役に立って、みんなとはなれたくないという強い思いもあって、日本の兵隊さんもはなれたくないという思いでみんなよかったと思います。
5年女子

わたしは、クロがさくの外にでたら(ソ連兵に)ころされてしまうからかわいそうだと思いました。
私は、クロのお話を読んでいて少しきんちょうし声が少しかれてきてマイクを持つのが少しこわかったけどがんばってできたのでよかったです。
クロは、(ソ連兵に)何度もすてられたけどそれでもがんばってもどってきてとてもすごいと思いました。
クロは本当に勇気のある犬だなと思いました。
クロが氷の上を走り船をおいかけてくるときに海におちたりしたけど一生懸命に船にたどりついたのはとてもすばらしいと思いました。
あと、動物を苦しめたりサツマイモのエサに針をさして道にばらまいていて散歩の犬が食べてたいへんなことになったぎゃくたい、やめてほしいです。
5年女子



「みんなで学ぼう!動物あいご2022」実施内容のまとめ

2022-12-29 05:53:47 | 催し物・行事・イベント

「みんなで学ぼう!動物あいご2022」実施内容のまとめ

【はじめに
今年も新型コロナウィルスが続いている状態でしたが、昨年に引き続き児童クラブの先生方から実施の旨呼びかけをいただき、コロナ発生前とは開催児童クラブは少ないですが実施の運びとなりました。
皆様のご支援・ご協力に感謝申し上げます。

目 的
敦賀市内児童クラブの学童たちに、動物愛護に纏わる紙芝居やアニマルセラピー動画などを通じて、子供の頃に動物愛護というものの知識と理解をしてもらい、動物愛護の感性を持った人間として成長して、不幸な動物たちが無くなる共生社会実現に貢献してくれることを願い実施しました。

実施日時・実施場所等
8月 1日(月) 北児童クラブ
8月 8日(月) 第2粟野南児童クラブ
8月17日(水) 第3粟野児童クラブ
以上 3児童クラブで実施しました。

時  間   10:00~11:00    総 人 数   約110名

※当初、南児童クラブ・黒河児童クラブも実施の予定でしたが、新型コロナウィルスの影響により残念ながら中止となってしまいました。

実施内容
各児童クラブの人数に応じて、40インチ液晶モニターとプロジェクターを使い分けし、視聴覚教材を主体として実施しました。

1.「シベリアからやって来たクロ」 ・・・所要時間約40分

明治時代になり新しい近代日本の幕開け、諸外国との繋がりが広がる中幾度となく争いが起こり、日本は軍事大国の道を進んでいき、昭和時代、1930年から日本は中国や東南アジアへ進出、ついに大きな戦争が起こります。
しかし、1945年日本が戦争に負け、中国方面(満州)にいた多くの日本兵がシベリア収容所(“抑留所”とも言います)へ連れて行かれ、過酷な労働の中7年が経過した頃に、子犬「クロ」が現れ共に過ごし、1956年にやっと日本に帰る日がやってきました。
シベリア抑留の日本兵たちとクロとの数々の出来事・・・実際にあったお話です。

【画像とナレーションで実施】
40超の画像とナレーションで展開、児童クラブの中では学童たち(小学4年生以上)数名により場面交代でナレーションを行ってくれたところもありました。

  • 画像内容の一部紹介










◆クロからのメッセージ

【私はシベリア生まれのクロ】
野良犬(のらいぬ)としてさまよっていたところ、シベリアの収容所(しゅうようしょ)にたどりついたの。
そして、シベリアにある収容所で暮(く)らしているみんなにやさしくしてもらっていたの。
みんなとても大変そうだったけど、「ぜったいに日本に帰る」と強く、強く、信じてがんばっていた。
少ない食事(しょくじ)をいつも私に分けてくれていた。
だから、私はみんな日本に帰れるときが来たら「ぜったい一緒についていきたい!」と思っていたの。
それから何年か過(す)ぎ、みんな日本に帰れる日が来たの。
辛(つら)くてもあきらめずにがんばっていれば願いはかなうんだなって思ったの。
だからいつの時代も同じ。
辛いことや我慢(がまん)することもあるけれど、強い気持ちを持つことで乗りこえられると思うの。
だから、みんながんばろう

①「シベリアからやって来たクロ」7つの質問、みんなで考えよう! ・・・ 学童たちに7つの質問と説明

Q1:このお話は実話です。いつ頃あった出来事なのか分かりましたか? ①30年前、②50年前、③70年前、→ 正解③

Q2:クロがシベリア抑留の人たち(働かされていた人たち)と出会うことがなかったらどうなっていたんでしょう?

Q3:シベリア抑留の人たちは、クロと出会ったことでどういう変化があったのでしょう?

Q4:シベリア抑留の人たちが日本へ帰ってくる時に、収容所(働かされていた場所)からハバロフクスの汽車に乗ってナホトカ港に着くまでの距離はどのくらいあったのでしょうか?
①300キロ、②500キロ、③800キロ → 正解③

Q5:クロはどのようにしてナホトカ港まで来たのでしょう?誰かが連れてきたのでしょうか(どのように、どういう理由で)?

Q6:クロと過ごした抑留の人たちは、日本に着き故郷へ帰ってから再びクロと会っていたの?
①会いに来た人がいた、②会いに来た人はいなかった → 正解②

Q7:みなさんはこのお話からどんなことを感じましたか? → 感想文のお願い

 

②シベリア収容所でクロと共に過ごした人たちの思い出手記 ・・・ 故郷に戻って4、50年ほど経過した時点でのあるメディアによる取材より

・クロは日本人には、なつくのに、ソ連兵を見るとけたたましく吠えてね。全く私らの心情を解った、賢い犬だった。
・平和な現在とは想像もつかない厳しい生活の中、クロとの出会いがなかったら死んでいたかもしれないな。 心の中で、今もクロに命を救われたことに感謝している。
・今でもクロとの出会いというのは不思議に思えてならない。きっと神様のお導きであったのではと強く感じる。
・引揚船に向かってひたすら泳いでくるクロの姿に感動!あの時のことは心に焼き付いています。舞鶴港に着いてからクロと別れたけれど、その後いつか一度でいいからクロに会いたかったな~
・クロとの出会いで感じること。あの厳しい状況の中の生活を振り返るとクロにはほんとうに世話になったなと思う。人間はいろんな動物に世話になっている。動物がこの世にいなくなったら人間は生きられない。それを生涯忘れることなく、動物と接していきたい。
・クロの子孫たちはどうしているのかなあ? きっとクロのような心を受け継いで元気に生きていると思います。
・厳しい生活の中で、唯一楽しかった「クロ野球」、そしてクロと一緒に日本に帰ってきた時の喜び、ずっと心に残っています。
・船に向かって一生懸命に泳いでくるクロにハラハラしたけどなんとか船にたどり着き救われた、そのクロの姿が今でも目に焼き付いている。私たちはクロを救ったけれど、逆に私たちの心を救ってくれたのはクロのお陰、クロは神様からの使いだったのだろうか・・・

※シベリア抑留の人たち、抑留時は若い20歳代が大半でした。
抑留生活は最も長いところで11年、長い年月が経過し、やっと日本へ帰る日が来たわけですが、我が故郷がどうなっているのか心配、舞鶴港に着いてみんな一目散に故郷へと向かいました。
それから4,50年、あっという間に年が経ちあの若かった人たちはすでに80歳前後、とても貴重な手記です。

追記:12月9日(金)より、映画「ラーゲリより愛を込めて」が公開されました! 実在の「クロ」も登場します


2.現在の日本の問題
 ・・・所要時間約20分
日本はあの大きな戦争から77年、戦争のない平和な時代が続いています。
平和であることはよいことなのですが、しかしながら「平和ボケ」なのか、根深い問題が多く発生しています。
その内容をいくつかお話します。

①何を考えているのか分からない大人が増えている。ピシッとしたものがない。
会社を辞めて仕事もせずにだらだら族、など → SNS等による詐欺サイト(ふれあいサイト、新興宗教、etc)へ


暇なのでペットを飼うが結果的に捨てる、等への危険性大!
「ペットを飼う」ということはどういうことなのか、理解していない、理解しようとしない、ペットをモノとしか思っていない。

②詐欺(人を騙して金や物を盗む、SNSでの横行が増加、など)人間が増えている。
→ オレオレ詐欺、フリコミ詐欺など、政治家においても詐欺まがいのことで問題になっている。 最近、ペット売り込み詐欺も問題に




 

③大の大人がゲーム、パチンコなどに熱中! → まともな生活ができなくなり犯罪への危険性大!

課金ゲームに熱中!


パチンコ依存症

 パチンコで負けた腹いせに盗みなど行う人間が多発!、このような人間は動物虐待にも関わってくる。
(例)
パチンコで負けた帰りに東京・品川区でひったくりをしたとして、30歳の会社員の男が逮捕された。
警視庁によると、会社員の上村龍一容疑者は今年6月、品川区荏原のアパートの階段で、68歳の男性から現金約4万円が入った財布をひったくった疑いが持たれている。
上村容疑者は当時、パチンコで負けた帰りで、所持金が1000円以下だったという。
調べに対し、上村容疑者は「借金が100万円くらいあった」と話し、容疑を認めているという。
現場周辺では今年4月から他にも3件のひったくりがあり、約20万円の被害が出ていて、警視庁が関連について調べている。

 

④子供への虐待が年々増加している → こういう人間はペットへの虐待も常習化






⑤ペットショップで犬猫を飼う、しかし面倒見れないから、ということで簡単に捨てる人が増加している。
 ・・・ 完全にモノ・おもちゃ扱い、生き物をモノとしか思わない人間




我々人間はともすれば、当たり前のようになってしまっている・・・モノ扱い
もし、地球上に生き物(動物・植物)がいなくかったとしたら人間は生きていけません。
多くの生き物が、私たち人間が生きるために役立ってくれているのです。
生き物の命を大切にする、感謝の心を持って成長してくれることを願います。

⑥歩きスマホ中毒
犬と散歩しながら飼い主はスマホに夢中で前を見ず、車に犬がはねられた!

⑦悪質な動物への犯罪
(最近の事例)路上に針付き棒状ペットフードがばら撒かれていて散歩中の犬が食べてしまった!  の犬は胃の切開手術をした

⑧CM ACジャパン 日本動物愛護協会 優しそうに聞こえてもこれは犯罪者のセリフです。
最後にこの動画をみんなに見てもらいました!

優しそうに聞こえても、これは、犯罪者のセリフです - YouTube

 可愛らしい子犬を段ボールに入れて捨てる親子。
母親が「親切な人に見つけてもらってね」と言って去っていく親子・・・
子供たちは親から何を学ぶのでしょうか・・・
親のやったことが正しいと思って逸れた道にいってしまう子供たち・・・
「優しそうに聞こえても、これは、犯罪者のセリフです」とナレーションが入ります。
現在の親の感覚なのでしょうか?
情けないことです。
大人としての自覚を持ってほしいですね。
そうでないと子供も真面な人間として成長せず、そして不幸な動物たちはなくなりません!

 ①~⑧の日本の問題、これ以外にも問題は沢山あります。
日本人みんながそうではなくて正しい道を歩んでいる人もいますが、お話したような問題を起こす人間が増えている、目立ってきています。
このような問題が今後も増えていくと、平和な日本どころか非常にあぶない日本になってしまいます。
問題を起こす人間が増えれば増えるほど、不幸な動物たちも増えてしまいます。
これからの日本を支えていく若い世代の行動にかかっているのです。
現在のような問題を起こす悪の道へ行ってしまう人間がなくなって、ほんとうの平和な日本になっていくことを願っています。

 「シベリアからやって来たクロ」のお話は、大きな戦争があって多くの命が失われた時代で、厳しい時代を生きてきた人たちとクロとの出会いの物語りなのです。
現在の日本では想像できない時代、風化させずどんな時代だったのかをよーく知って欲しい!
あの大きな戦争(第二次世界大戦)が終わってから現在で77年、それ以来日本は争いのない平和な時が続いています。
しかし、世界の情勢を見ると世界各地で紛争が発生しており、最近のロシアによるウクライナ侵攻(2022.2.26~)においては現在も続いており終息の見通しはありません。
平和なことは非常に有難いことですが、平和ボケになってはいけません。
あの悲惨な時代の出来事を風化してしまってはいけないと思います。
そして、今の時代は平和なんだな~ と感謝の気持ちをもって生きることで、その人の人生は大きく成長していくと思います。

※感想文をいただきました → 明日ブログに掲載(抜粋)
学童たちの思いがこもった感想文、ひとつひとつ読ませていただくことにこの活動のやりがいを感じます。
学童たちの素直な気持ちが伝わってきていろいろと貴重なことを知ることができ、活動を行っていく上でとても参考になります。

【振り返って・・・】
新型コロナウィルスが蔓延する中、児童クラブの先生方より実施の旨呼びかけ依頼があり、幸いにも大勢の学童たちと接することができました。
学童たちは真剣に聞いてくれている印象を深く感じ、とてもやりがいというものがあり、今後も継続して進めていくことが私共の使命と思っております。
純真な心持った子どもの時に動物愛護というものを知り、動物ってもらい、日本が真の動物先進国になるように社会貢献してくれることを願っています。
先生方にはたいへんお世話になりました。


開催の模様


NKC大会2022(正式名称:第37回全犬種北陸チャンピオン展)の模様

2022-12-28 05:55:56 | 催し物・行事・イベント

「第37回全犬種北陸チャンピオン展」 開催!

開催日:2022年5月22日(日)
開催場所:今庄365スキー場

     福井県南条郡南越前町板取85-36

  ※新型コロナウィルスの影響で、今年は従来の開催場所だった敦賀市松原グラウンドから変更になりました。



新型コロナウィルスの影響で3年ぶりに開催、待ちに待った大会です。
会場に行く前から心がワクワクし、会場に着いて即写真撮影に没頭しました。

競技の模様だけではなく、飼い主と犬との絆という雰囲気の写真もピックアップしました。





































































今年のNKC(日本ケネルクラブ)さんが開催された大会等は下記のとおりです。
よかったですね~来年も開催されますように・・・


2021年 弊会の活動内容等 No,.2

2021-12-31 05:56:10 | 催し物・行事・イベント

【動物あいごパネル展】 開催内容のまとめ

上記パネル展は2年に1回のサイクルでその回ごとに重点テーマを挙げて行っています。
今回は「地球温暖化」を取り上げ、中でも動物たちへの影響と存続危機についてです。
下記の内容にて開催いたしました。
実施した会場の展示パネル等により内容の説明をさせていただきます。

●開催日時:2021年10月5日(火)~10月10日(日) 10:00~16:30
●開催場所:「げんでんふれあいギャラリー」 敦賀市本町2丁目9番16

「展示内容一覧」
①日本の動物愛護の現状と課題
②地球温暖化による気候変動危機に伴う多種多様生物の生命危機意識高揚
③里親さんありがとう!
④動物愛護ポスター
⑤動物への感謝の心、アニマルセラピー等の動物福祉社会の実現へ
183点展示しました。

①日本の動物愛護の現状と課題
日本における犬・猫の収容、返還・譲渡。殺処分の過去からの推移と現状についてグラフで提示し、「犬・猫が捨てられる理由」、「捨てられた犬・猫はどうなるの?」、「改正動物愛護法」等のパネル展示です。


②地球温暖化による気候変動危機に伴う多種多様生物の生命危機意識高揚
地球温暖化の状況説明用パネル等の展示です。


ハリケーン被害でペットと共に避難する人たち・ペットを救出する人たちの姿

オーストラリア森林火災での被災した動物たちを救出する人たちの姿

地球温暖化による気候変動危機を抑止するために私たちができること

映画『グレタ ひとりぼっちの挑戦』は、10月22日より全国公開

③里親さんありがとう!

④動物愛護ポスター


⑤動物への感謝の心、アニマルセラピー等の動物福祉社会の実現へ

地球上に人間が出現して以来、我々人間は多くの動物たちに恩恵を受けてきました。
人間のために働く動物たち・食料となる動物たち。
しかしながら、ともすれば、当たり前のようになってしまっている・・・モノ扱いの現状・・・不幸な動物たちを生み出しているのが現状です。
更に地球温暖化が問題視されている中、気候変動危機により多くの動物が命を失い、絶滅危機にさらされています。
もし、地球上に生き物(動物・植物)がいなくなったとしたら人間は生きていけません。
生き物の命を大切にすることに気付き、感謝の心を持つことです。
そうすることで、不幸な動物たちはいなくなり、人と動物とが共生する社会になっていくのです。

「嶺南ケーブルネットワーク」さん取材~つるがチャンネル「つるいち」で放送

 「福井新聞社」さん取材~福井新聞に掲載

「kirameki club」 に掲載

 

【犬・猫に纏わる相談・依頼事等】
今年1年間に18件(一過性の内容は除く)ありました。
内容は毎年同様に多種多様ですが、ここ数年は野良猫に関する相談・依頼事が多かったです。
そして毎年同様に面識のない方々が大半です。
メールや電話でのやり取りだけでなく、基本的にはお会いして現場を見せていただくなり、ざっくばらんにお話しして状況を聞かせていただいたりしています。
そうすることでその詳細が解ってきます。
1件1件に非常に奥深いものがあり18件の内容を説明することはできませんが、次の【大好き・私の夢】の思いと願いをお伝えします。


日刊県民福井掲載【大好き・私の夢】より

日刊県民福井さんでは「大好き・私の夢」というコーナーがあり、定期的に掲載されていますが、その中に動物愛護に纏わる投稿が毎年1年間に20件前後あり、ピックアップして当ブログに掲載させていただいています。
下記の投稿はまだ未掲載です。
今年の最終を飾るかのように感動する投稿がありましたので掲載しました。

2021年12月24日(金)掲載


短い文章ですが今までにいろんな体験をされてきた様子が伺えます。
特に、「動物が悲しまないようにしたい」という言葉に深い感銘を受けました。

過去に比べれば年々殺処分は減少してきていますが、まだまだ不幸な動物たちが多く存在します。
先日、ネット上に「犬猫殺処分 過去最少2.3万匹 譲渡率約7割で最高に2021年12月24日(金) テレ朝news の記事がありました。
(参考)環境省のホームページより 環境省_動物の愛護と適切な管理 (env.go.jp)

しかし、自治体の動物愛護センターというのは最後の砦なんです。
そこに至るまでに犬猫がどのような状況になっているのでしょうか・・・
・虐待・・・多発しており、どんどん増加傾向にある
・悪徳ペット販売業者・・・年間売れ残った犬猫がおよそ26千匹が処分されて行方不明になっている
・安易にペットを買う飼い主のレベルの低さ・・・無責任な行動により不幸なペットを生み出している
・野良犬猫に餌やりだけする人間・・・不妊手術をしないためネズミ講のごとく増える→殺処分へとなっていく
・適切なペット飼育に関する行政機関による末端までの人間への周知徹底が不備
・その他諸々

捨てられた犬猫たちは、厳しい環境の中で死んでいく率が高く(5匹中1匹しか生き残れない)、なんとか生きて乗り越えてきたものの動物愛護センターに収容され殺処分。
譲渡会等で譲渡される犬猫が年々増加傾向にあり、収容された犬猫全てが殺処分されるわけではありませんが、それでも犬猫約26千匹(最新データより)が殺処分されているのが現状です。
イギリス・ドイツ等の欧米先進国と比較しても日本はまだまだ多くの課題が山積しており、動物後進国と言っても過言ではありません。
田中美瑛さんのような若い方々の多くが社会人になっても動物愛護の心を持って活動され、若い世代の方々が日本が動物に優しい動物福祉国家になっていくために頑張っていって欲しいと願っております。


2021年 弊会の活動内容等 No.1

2021-12-30 05:49:01 | 催し物・行事・イベント

今年も残すところ2日になりました。
今年1年間の弊会が行ってきた行事等について、今日と明日の2回に渡りお伝えします。

「みんなで学ぼう!動物あいご2021」実施内容のまとめ

【はじめに】
弊会が発足してから14年、発足した翌年から毎年敦賀市内の児童クラブで実施してまいりました。
児童クラブのご協力・ご理解のお陰で、年々開催するクラブは増加し最多で11ヶ所でしたが、昨年は新型コロナウィルスの影響で残念ながら中止となり、今年こそは!と思っていたところ更に今年は新型コロナウィルスが拡大し、今年も中止せざるを得ない状況で半分諦めていた状態でしたが、児童クラブの先生から実施の旨呼びかけがあり、開催の運びとなりました。
児童クラブの先生方には感謝いたします。

目 的
敦賀市内児童クラブの学童(小学1~6年生)を対象に、動物愛護に纏わる紙芝居やアニマルセラピー動画などを通じて、子供の頃に動物愛護というものの知識と理解をしてもらい、動物愛護の感性を持った人間として成長して、不幸な動物たちが無くなる共生社会実現に貢献してくれることを願い実施しました。

実施日時・実施場所等
7月26日(月) 松原児童クラブ(1年生対象)
7月27日(火) 松原児童クラブ(2年生対象)
7月28日(水) 松原児童クラブ(3~6年生対象)  ※学童の人数が多いので学年別3回に分けて行いました。
8月 2日(月) 黒河児童クラブ
8月 5日(木) 第2南児童クラブ
8月20日(金) 第2粟野南児童クラブ
8月25日(水) 第3粟野児童クラブ
以上 5児童クラブで7回実施

時  間   10:00~11:00    総 人 数   約270名

実施内容
人数の大小に応じて、40インチ液晶モニターとプロジェクターを使い分けし、視聴覚教材を主体として実施しました。

①「お母さんのらねこのおはなし」 ・・・所要時間約30分


お母さん野良猫が5匹の子供を産みました。
しかし自然環境は厳しく子猫たちは、人間に虐待されたり、天敵に襲われたり、交通事故に遭遇したり、・・・悲惨な環境の中で生き残ったのはお母さん猫と子猫1匹に・・・・
このままでは、お母さん野良猫も子猫も生きていくことは大変厳しい状況でした。
そのような中ある日、幸いにも心ある人に保護されました。
そして、子猫は里親さんに貰われ、お母さん野良猫は地域猫として生きていくことができました。

 ・学童たちに6つの質問と説明
質問1.なんで野良猫っているんだろう?
質問2.捨てられた野良猫はどうなるんだろう?
質問3.野良猫が生き残れるのはどれくらいなるんだろう?
質問4.「地域猫」とはなんだろう?
 

質問5.「地域猫」は幸せなんだろうか?
質問6.どうしたら飼い主のいない野良猫や地域猫はなくなるんだろう?

②動画「病気の子どもたちを癒すファシリティードッグの力」 ・・・所要時間約15分
「ファシリティ」は英語で日本語に訳すと「施設」、「ファシリティドッグ」とは病院などの施設で働く犬という意味になります。
神奈川県の子ども病院で働くファシリティドッグ「ベイリー」と病院で治療を受けている子供たちの物語です。
病気の患者さんとの触れ合いなど精神的なケアを行う「セラピードッグ」というのは比較的知られていますが、大きな違いは「セラピードッグ」はいろんなところへ出向いていくのに対し、「ファシリティドッグ」は1つの病院に常勤しています。
小児がんなど重い病気の子供たちに寄り添い癒し励まし、病気への不安や手術などの痛み・精神的な苦しみを和らげ勇気づけてくれる存在です。
ファシリティドッグとのふれあいから子どもたちは生きる勇気をもらい、苦難を乗り越えようと頑張っています。

ペットを飼うことは、心身の健康に良い影響を与える・・・アニマルセラピー
人間と動物とが共生する動物福祉社会の実現を
動物たちとの共生を推進する会

 

③動物への感謝の心 ・・・所要時間約5分

地球の歴史は46億年、人類が誕生したのはほんの20万年前(ホモサピエンス)。
(哺乳類が誕生したのは6600万年以降、猿人は700~400万年前→進化)
もし地球の46億年の歴史を1年間におきかえて考えると、人類誕生は12月31日の午後11時37分となります。
私たち人間は、他の動物にはない知能を持っており、短い歴史の中で大きな発展をしてきました。
人間が地球上に出現してから振り返ってみると、古代からいろんな動物などを使いお世話になってきました。

★人間のために働く動物・・・馬・牛・ラクダ・犬、動物園の動物、etc.


★人間の食料になる動物


しかし、我々人間はともすれば、当たり前のようになってしまっている・・・モノ扱い
もし、地球上に生き物(動物・植物)がいなくかったとしたら人間は生きていけません。
多くの生き物が、私たち人間が生きるために役立ってくれているのです。
生き物の命を大切にする、感謝の心を持って成長してくれることを願います。



※感想文のお便りをいただきました・・

学童たちの思いがこもった感想文、ひとつひとつ読ませていただくことにこの活動のやりがいを感じます。
学童たちの素直な気持ちが伝わってきていろいろと貴重なことを知ることができ、活動を行っていく上でとても参考になります。

【振り返って・・・】
新型コロナウィルスが蔓延する中、児童クラブの先生より実施の旨呼びかけ依頼があり、幸いにも大勢の学童たちと接することができました。
学童たちは真剣に聞いてくれている印象を深く感じ、とてもやりがいというものがあり、今後も継続して進めていくことが私共の使命と思っております。
純真な心持った子どもの時に動物愛護というものを知り、動物ってもらい、日本が真の動物先進国になるように社会貢献してくれることを願っています。
先生方にはたいへんお世話になりました。


動物あいごパネル展の開催

2021-10-01 05:53:57 | 催し物・行事・イベント

【動物あいごパネル展】 開催のご案内

このたび、下記の内容にて開催する運びとなりました。
新型コロナウィルスの影響で、場内ではご来場者の方々と十分な会話等はできませんが、いろんなパネルをご覧いただき動物愛護の輪が広がるきっかけになることを願っております。
また、ご来場いただくことで私どもの活動に大きな励みになります。
よろしくお願いいたします。

動物たちとの共生を推進する会

◆開催日時:2021年10月5日(火)~10月10日(日) 10:00~16:30
◆開催場所:「げんでんふれあいギャラリー」 敦賀市本町2丁目9番16号



「内  容

日本の動物愛護の現状と課題、アニマルセラピー等の動物福祉社会の実現へ、地球温暖化による気候変動危機に伴う多種多様生物の生命危機意識高揚、等のパネル約200点展示予定です。
展示内容の一部をご覧ください。

①日本の動物愛護の現状と課題


②地球温暖化による気候変動危機に伴う多種多様生物の生命危機意識高揚



オーストラリア森林火災での被災動物の救出


ハリケーン被害でペットを救出する人たち


ハリケーン被害でペットと共に避難する人たち


映画『グレタ ひとりぼっちの挑戦』は、10月22日より全国公開

③人間のために働く動物たち・食料となる動物たち

熱海土砂災害で行方不明者を捜索する災害救助犬の姿






高齢者施設でペットとふれ合う入居者の姿
  ~ アニマルセラピー等の動物福祉社会の実現へ

私たちは食料として多くの動物から恩恵を受けている
  ~ 生き物への感謝の心を持とう!

ともすれば、当たり前のようになってしまっている・・・モノ扱い
もし、地球上に生き物(動物・植物)がいなくなったとしたら人間は生きていけません。
多くの生き物が、私たち人間が生きるために役立っているのです。
生き物の命を大切にする、感謝の心を持っていただきたいです。
そうすることで、不幸な動物たちはいなくなり、人と動物とが共生する社会になっていくのです。

④動物愛護パネル、等


どうぶつ写真動画展

2021-09-29 05:54:55 | 催し物・行事・イベント

福井県動物愛護センターによる、動物愛護週間に応募した写真・動画の展示会が開催されます。

【どうぶつ写真動画展】

2021年動物愛護週間に福井県内の飼い主様からたくさんの愛情いっぱいの写真・動画をご応募いただきました。



下記、ホームページにも掲載しています!

一般社団法人
ふくい動物愛護管理支援センター協会
https://www.fapscsite.com

​福井県動物愛護センター多目的ホールでプロジェクター上映もしています。
​来場される際はお電話で予約をお願いいたします。
​展示場所、日程などは変更となることがあります。
福井県動物愛護センター(0776-38-2212)にお問い合わせください。
​会場にお越しの際は、マスク着用など新型コロナウイルス感染対策をお願いします。


猫カフェの前に捨てられていた離乳前の子猫

2020-11-18 05:51:50 | 催し物・行事・イベント

寂しくて家族がほしかった?…
保護された猫カフェで衰弱していく猫、里親さんのもとで覚えたご飯のおいしさ

2020年10月31日(土) まいどなニュース

猫カフェの前に、生まれて間もない子猫の兄弟が捨てられていた。
まだ授乳が必要だったので、2匹は動物病院で育てられた。
元気になったら猫カフェデビューする予定だったが、食が細く成長しないので、なかなかデビューできなかった。


パパ、遊びましょう

■猫カフェの前に置き去りにされた兄弟猫
2019年5月、山梨県の猫カフェの店舗前に段ボール箱に入れ、置き去りにされた2匹の兄弟猫がいた。
生後2~3週齢で、まだ授乳が必要だったので、猫カフェのかかりつけの動物病院で授乳して、お世話をしてもらったが、離乳したばかりの頃、体調を崩しがちになった。
たびたび下痢や食欲不振に陥ったが、検査をしてもこれといった原因が見つからず、小さい手に点滴をつなぎ、衰弱しないよう治療を受けていた。
兄弟猫は成長したら猫カフェにデビューすることになっていたが、明らかに成長不良で、体格も小さく、毛も薄く、か細い声で鳴いていた。
療法食やウエットフードを与えてもがっつくことはなく、食も細かったという。

■このままだと死んでしまうかもしれない
山梨県に住む鈴木さんは、兄弟猫を預かっていた動物病院に勤める知人に何度も子猫たちの様子を見せてもらっていた。
生後半年くらいになっても、猫カフェにデビューするのが難しい状況だった。
「このままだと衰弱して死んでしまうかもしれない。でも、私が世話をしたいと思い、成長不良の子猫を引き取ったんです。他の子は猫カフェにデビューできるけど、この子だけは難しかったのです。人がいつもそばにいるなら、少しは食欲も出るのではないかと思い、引き取ることを申し出ました」
鈴木さんは、11月、生後5、6カ月の時に子猫を引き取ったが、まだ生後2、3カ月くらいの大きさで、育つかどうか心配だったという。
白とグレーの毛色で、家に迎えたのが11月下旬。
小雨がたびたび降っていたので、時雨(しぐれ)くんという名前にした。

■療法食をやめたらがつがつ食べるように
時雨くんは人慣れしているせいか、抱かれると安心するようで、腕の中で寝ていることが多かった。
起きると部屋の中をゆっくり探検し、目新しい景色を楽しんでいるようだった。
鈴木さん宅には先住犬がいたので、初日は匂いを嗅がれた。
時雨君は驚いてシャーっと言ったが、同じ空間にいることにはすぐに慣れた。
同じベットで少しだけ間をあけて寝るようなこともあった。
食は細く、成長に必要な量を全部食べることはなかった。
お腹を壊さないよう療法食を食べていたが、ふやかして潰したり、手であげてみたり、工夫をしてみたが、たくさん食べることはなかった。
しかし、鈴木家に来て1週間ほどすると、犬のごはんに興味を示すようになった。
鈴木さんは、時雨くんになんとか食べてほしいと思い、お腹の調子も安定していたため、療法食以外のごはんも試そうと、子猫用のパウチを買ってきて与えてみた。
すると、時雨くんは、今まで見たことがない勢いで平らげた。
あまりに食いつきがいいので、ドライフードも与えてみたら、そのまま食べた。
それ以降、ドライフードを一気に食べてしまうほどになった。
1歳を過ぎでも体重3kgにも満たない小柄な体格だが、それでも鈴木家に来てからだいぶ大きくなったという。


箱に入りたいけど、入りきれない


生後7カ月くらいの時。手足が長い


カーテンの向こうからひょっこり

温厚で人のそばにいるのが好き。
食欲旺盛。
犬のようにご飯を平らげる。
少し体格も大きくなっていろんなところに乗れるようになり、キッチンやテーブルの上ものにいたずらをする。
鈴木さんは、時雨くんを迎えて家族が増え、より一層にぎやかになったように感じている。
先住犬はつかず離れずパートナーのような存在だが、時雨くんはよくくっついて甘えてくるので子供のようだという。

(まいどなニュース特約・渡辺 陽)

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犬猫手描き温かく 福井県鯖江市でチョークアート展

2019-11-08 05:50:45 | 催し物・行事・イベント

犬猫手描き温かく 福井県鯖江市でチョークアート展 

2019年11月1日(金)  

愛らしい犬や猫のチョークアートが並ぶ作品展=10月30日、福井県鯖江市まなべの館
 

犬猫の殺処分ゼロを願うチョークアート展「第4回101匹の手描きのわんにゃんプロジェクト」(福井新聞社後援)が10月30日、福井県鯖江市まなべの館で始まった。
愛らしい表情の約90点が並ぶ。11月10日まで。
同プロジェクトは動物の殺処分、飼育放棄ゼロを願う愛犬愛猫家からペットの写真を送ってもらい、鯖江市の吉崎幸子さん(45)がチョークアートを制作。
個展終了後に作品を飼い主に買ってもらい、売り上げの一部を動物愛護に役立てる。
今回は全国から約110匹の写真が集まった。
チョークアートは吉崎さんがオイルパステルを使って指だけで描いており、温かみのある作品に仕上がっている。
季節を先取りしサンタクロースの衣装を身に着ける犬猫の作品もある。
吉崎さんは第3回までに約5万円分の餌やおもちゃを福井市の県動物管理指導センターなどに贈ってきた。
同プロジェクトは今回で終了する。


※以下、byぬくもり
先日、「第4回101匹のわんにゃんプロジェクト」に行ってきました。





季節に応じたハロウィンやクリスマスのチョークアートなど会場が楽しい雰囲気で溢れていました。
























毎回そうですが、日本全国北から南までバラエティに富んだ作品が並んでいましたが・・・、今回はなんと海外のニュージーランドからの作品がありました。





ただ、今回と今までの展示会を通じて感じたこと、小型室内犬が圧倒的に多く日本犬(mix含む)が少ないなということです。
ロシアのザギトワ選手の「マサル」で秋田犬が話題になり、海外では秋田犬が年々増加しているというものの日本国内では減少傾向にあるのです。
総じて日本では日本犬が減少傾向になっています。
JKCの調査資料では小型室内犬が上位を占め柴犬がかろうじて5位、秋田犬をはじめ日本犬はかなり順位が低いです。
(クリックで拡大OK)
編集はbyぬくもり


私たち日本人にとっては、長い歴史の中で続いてきた日本犬にも国民がもっと目を向けていって欲しいと願うばかりです。
日本犬を飼った経験のある方は日本犬独特の良さというものを感じているハズです。

このプロジェクト作品を見ているととても温もりを感じます。
今回で終了ということですが、なにか寂しい気分になりました。
主催者吉崎様のいろんな思いがあろうかと思いますが・・・
次回からは「動物と人とアートを繋ぐ展示会」、どのような内容になるのか楽しみです。

おまけ
この後、「ふくい健康の森」へ行って写真撮影してきました。
先日新聞掲載を見て、まだ一度も行ったことがないので今回出向きました。
良き天候に恵まれ素晴らしかったです。






一般的な紅葉シーズンは11月中旬~下旬、また嶺北地方へも行ってまいります


動物あいごパネル展を開催しました!

2019-11-01 05:51:37 | 催し物・行事・イベント

10月15日(火)~20日(日)にげんでんふれあいギャラリーで、「動物あいごパネル展2019」を開催しました。
展示内容とメディア取材及び来場された方からのとの応対などについて記載します。

【内容】
1.弊会のプロフィール・活動紹介、etc.

2.日本の動物愛護の現状
・犬・猫殺処分推移
・不幸な動物たちはなぜ発生するの? ~ 人間が捨てるから ~ 不幸な動物たちを無くすには・・・
・日本のペットショップの実情 ~ 可愛い!衝動的に買う買い手と金儲けの悪徳動物販売業の売り手、この買い手と売り手の関係が不幸な動物を生み出している。
・殺処分ゼロではなく収容ゼロへ ~ 飼い主としての責務
・その他








3.里親さん、ありがとう    弊会が発足してから関わった犬猫たちの新しい飼い主さんのもとで幸せになったスナップ写真   


4.ペットとのふれあい写真コーナー
・NKC大会(敦賀市松原運動場にて)


・フリスビー大会(福井県グリーンセンターにて)


「みんなで学ぼう!アニマルセラピー」・・・今年4月に敦賀市の中央児童クラブで実施


・その他

5.
動物愛護ポスター
・動物愛護週間2019 ・・・ 最優秀賞・優秀賞
・その他


【取材】
・RCN(嶺南ケーブルネットワーク)さん ~ 「つるがチャンネル」の「つるいち」で放送されました。


・中日新聞社さん ~ 10月16日(水)の中日新聞と日刊県民福井に掲載されました。


・福井新聞社さん ~ 10月16日(水)に掲載されました。


ありがとうございました

【来場者の方と・・・】
◆ギャラリーに来られた女性(シニア層)の方 ~ 会話内容は結構長いのでポイントのみです。
時間かけてギャラリーをご覧になっておられ、ハンカチで目を覆う姿が見られました。
一通り見終わった後に私は「よろしければどうぞお座りください」と声をかけました。
「いいんですか?」との問い合わせに「どうぞ」と言い椅子に座られました。
「(パネル展を見て)泣けてきました。私は以前柴犬を飼っていましたが2年前に亡くなり、悲しくてペットロスになりもう飼おうとは思わなかったんですが、主人と2人暮らしで何か寂しさというものがあってまた柴犬を飼いたいと思うようになったんです」
生前の写真をたくさん見せてくれました。
家族同然に過ごしていた状況がよくわかりました。
シニア層の方なので、もし飼い主が病気になったり最悪先に亡くなってしまったりした時のことを考えておられるか聞いたところ、十分考えておられ近くに家族もいて犬を飼うことについては了解をもらっており、万一の際(飼えなくなった)もしっかり面倒を見てくれる、とのことでした。
ペットショップで買うつもりは毛頭無く、保護されている犬を家族にしたい、柴犬系雑種でいいので探す手段を教えてください、と言われました。
私は、福井県動物管理指導センターに申し込みをしておいて、該当する犬が発生した時にセンターから連絡をもらえるようにしたら、と提案しました。
また、弊会で保護犬との関わりが生じた場合も連絡する旨伝えました。
とても嬉しそうな表情でした。
新しいワンちゃんを家族に向かえ入れ生き甲斐のある幸せな日々を過ごしていって欲しいですね。