動物たちにぬくもりを!

動物愛護活動の活動経過や日々の出来事、世の中の動き等幅広く紹介します。

カワウソ絶滅危機で輸出入禁止へ

2019-08-31 05:45:16 | 新聞記事・Webニュース・テレビ・書籍・ブログなど

カワウソ取引、国内も規制へ 11月にも、日本で人気過熱 

2019年8月27日(火)  KYODO


警視庁が摘発した密輸未遂事件でタイから運ばれたコツメカワウソ(東京税関提供)

環境省は27日、絶滅が危ぶまれるコツメカワウソとビロードカワウソについて、国内での取引を規制する方針を固めた。
ジュネーブで開催中のワシントン条約締約国会議が、国際取引を原則禁止とする見通しとなったことを受けた措置。
種の保存法の政令を改正し、国際希少野生動植物種に指定する。
11月末に施行予定。
コツメカワウソは近年、日本で人気が過熱している。
数年前からカワウソと触れ合えるカフェが各地に開店し、ペットショップでは100万円以上で取引されることもある。
生息地の東南アジアでは日本向けに密輸を図り、摘発される例が相次ぎ、環境団体などが規制強化を求めていた。

電車内にペンギン登場 カワウソも一緒、三浦海岸へ 



コツメカワウソとは? ペットで人気
絶滅危機で輸出入禁止へ 

2019年8月27日(火) HUFFPOST

可愛らしい姿から、日本でペットとして人気を集めていた東南アジア原産の「コツメカワウソ」が、輸出入が禁止される見通しとなった。
絶滅の危機から救うのが目的だった。
(ハフポスト日本版・安藤健二)


カワウソカフェ「コツメイト」で、客からおやつをもらうコツメカワウソ=2018年11月、東京都豊島区

輸出入は原則禁止。国内流通も規制へ
環境保護団体「WWFジャパン」によると、ワシントン条約締約国会議がスイスのジュネーブで開かれ、小委員会で8月25日にビロードカワウソ、26日にコツメカワウソが、ワシントン条約の「附属書I」に掲載することが賛成多数で可決された。
会議最終日の28日に全体会合で正式決定される。
これにより、両種は輸出入などの国際取引が原則禁止されることになる。
日本でも「附属書I」に掲載された野生動植物を、「種の保存法」に基づき、国内での商業取引を原則として禁止しているために流通が規制される方向だ。
NHKニュースによると原田環境大臣は27日の記者会見で「最終日の全体会合の採択結果を踏まえ、今後、国内の流通も規制するべく種の保存法などで国際希少種に指定してきたい」と述べた。
WWFジャパンでは「コツメカワウソを『かわいい』愛玩物として盛んにもてはやす、日本のメディアや市民の意識も変えていかねばなりません」と指摘した上で、「日本での暮らしや、その中で生じるさまざまな需要が、野生生物を絶滅のふちに追いやっている」と警告している。

コツメカワウソとは?
日本大百科全書などによるとコツメカワウソはイタチ科のカワウソの一種。
インドからスマトラ島、ジャワ島、ボルネオ島、中国南部など東南アジアを中心に広く生息している。
カワウソ類のなかでは小形の種類で、頭胴長約60センチ、尾長約30センチほど。四肢の爪が小さいことから「コツメカワウソ」の名前がついた。
河口や海岸に小集団をつくって生活するものが多い。
カニやザリガニなどの甲殻類や魚類などを捕食している。
生息地である水辺の開発や密猟などにより、絶滅のおそれが心配されている。
WWFジャパンによると、過去30年間で野生のコツメカワウソの個体数は、およそ30%減少したと推定され、IUCN(国際自然保護連合)のレッドリストで「危急種(VU)」になっていた。
一部の生息国では捕獲や取引が規制されているなど、保護の対象だ。

『天才!志村どうぶつ園』がきっかけで大人気に
日本では、2012年ごろからコツメカワウソの愛らしい姿が大人気となった。
日本各地に「カワウソカフェ」が出来たほか、ペットとして需要が高まった。
それに伴って、カワウソ類が生息するタイやインドネシアから日本への密輸が急増していた。
WWFジャパンの野生生物取引監視部門「TRAFFIC」は2018年10月、日本のカワウソブームにともなう密輸急増を受け、その取引実態に関する報告書を発表した。
この報告書ではカワウソのペット人気を押し上げた要因として、日本テレビ系で放送された動物番組『天才!志村どうぶつ園』を挙げた。
同番組では、ブーム以前の2007年から2014年にかけて、コツメカワウソを長期間にわたって取り上げていた。
番組内容について「カワウソが著名人と一緒に旅行したり、自宅で飼育したりといった擬人的な状況の中で 演出されており、カワウソが実際よりもより身近な生き物でペットにもなりうるというイメージを視聴者に植え付けた可能性が考えられる」と指摘した。
2000年から2017年にかけて起きた、日本が関係する東南アジアでの押収事例を調べたところ、少なくとも7件、合計52頭のカワウソが日本を密輸の目的地としており、そのうち17頭はコツメカワウソだった。
確認できただけで2011年以降に12人の販売者が少なくとも85頭のカワウソを販売していた。
そのうちの約9割に当たる74頭はコツメカワウソだった。
カワウソの1頭あたりの販売価格は80万円~162万円で、過去5年間で約2倍になっていたという。
ハフポスト日本版・安藤健二

【コツメカワウソ画像集は、こちら】


山陰柴犬復活!

2019-08-30 05:44:30 | 新聞記事・Webニュース・テレビ・書籍・ブログなど

「山陰柴犬」復活、絶滅危機からの奇跡 

2019年8月25日(日)  産経新聞 

国内外で人気のある柴犬の中に、独自の血統と特徴を持つ犬がいる。鳥取県固有の山陰柴犬だ。
温和で人に従順な性格の小型犬で、山陰地方の人々に寄り添ってきた。
戦争や感染病の流行など何度も絶滅の危機に瀕(ひん)しながらも先人たちに守られ、命が受け継がれてきた山陰柴犬。
保存活動にあたる山陰柴犬育成会(鳥取県湯梨浜町)は「これからも日本古来の命を未来につないでいきたい」と話す。
(坂田弘幸)


山陰柴犬は温和で従順な性格といわれる=鳥取県湯梨浜町

■穏やかな性格
山陰柴犬育成会の活動拠点となっている湯梨浜町の国指定重要文化財、尾崎家住宅。
山陰柴犬の4歳の雌の「こゆず」が尾をふりながら駆け寄ってきた。
一般的な柴犬の信州柴犬よりもスリムで引き締まった体つき。
顔はキツネに似ていて耳がピンと立っている。
穏やかな性格で、初対面の相手にもほとんどほえることがない。
飼い主で育成会会長の尾崎哲さん(61)は「山陰柴犬はアナグマ猟に使われていた因幡犬などの血を受け継ぐ。狩猟犬だった本能からか、よくモグラを捕ってくる」と説明する。
同育成会によると、日本にはかつて特定の地域のみに生息する「地犬(じいぬ)」と呼ばれる日本犬が多く存在した。
山陰柴犬もそのひとつで、祖先は朝鮮半島から渡ってきたとされ、南方系の信州柴犬とは異なる特徴やルーツを持つという。 

■何度も絶滅の危機
山陰柴犬は何度も絶滅の危機にさらされてきた。
明治以降、洋犬の人気や交雑などで日本の在来犬は激減。
そうした中、昭和初期に「犬も文化として貴重な宝」と、山陰地方の在来犬の調査や保存に乗り出したのが尾崎家12代当主の故尾崎益三さんだ。
尾崎家は、湯梨浜町の北端の日本海に面した宇野地区に位置する室町時代からの旧家。
尾崎さんは山陰地方の山奥の猟師を訪ねて古来の姿をとどめる犬を探し、自宅の「山陰(やまかげ)犬舎」に連れ帰った。
尾崎家の庭は犬だらけになり、50頭近くに増えたという。
順調に進むとみられた保存活動だったが、先の大戦では食糧難や軍用犬の提供などから飼育が困難に。
活動に理解を示した当時の林敬三鳥取県知事の支援で乗り切ったが、終戦時には約20頭にまで減少していた。
戦後も昭和26~27年、36~37年に犬の伝染病・ジステンパーが県内で大流行。
鳥取は都市部に比べて予防ワクチンの普及が遅れており、山陰犬舎の犬たちも相次いで死んだという。

■育成会の結成
ジステンパーの流行後も県外にいた山陰柴犬により、かろうじて血統を残すことができた。
だが、山陰柴犬は1度の出産で2~3頭しか産まないなど他の日本犬に比べて少産な上、発情期も少ないことなどから頭数が増えず、長く低迷期が続いた。
危機感を抱いた愛好者らは平成16年に山陰柴犬育成会を結成。
飼育の助言や繁殖の手伝いのほか、飼い主が一堂に会する鑑賞会を開くなどの活動を続けてきた。
近年はインターネットに取り上げられる機会が増え、その風貌や気質からジワジワと人気が上昇。
6年に約100頭だった数は、現在約450頭に増えている。
育成会の松本守人事務局長(62)は「山陰柴犬を守るには多くの人に知ってもらうことが重要。興味を持ってくれる人を増やしたい」と意気込んでいる。 

【写真でみる】山陰柴犬の特徴のピンと伸びた耳を持つ「こゆず」


老夫婦が保護した野良猫の多頭飼育崩壊

2019-08-29 05:44:49 | 新聞記事・Webニュース・テレビ・書籍・ブログなど

老夫婦が保護して、大事に世話した野良猫たち 飼育崩壊の危機に 

2019年8月22日(木) sippo(朝日新聞)

飼い主のいない猫を保護、譲渡する活動を続ける保護猫カフェ「ねこかつ」代表の梅田達也さんが、保護活動の現実について語ります。


ねこかつで譲渡希望を募りはじめたグーラ(左)マウシイ(右)


たくさんの犬や猫を抱え、飼い続けられなくなってしまう多頭飼育崩壊。
不妊去勢手術をしなかったために繁殖して子犬・子猫が増えてしまうケースが多いが、中には違う事情で起きることもある。そんな所から猫たちを保護することになった。
その日も、1件の相談を受けた。
「いま、ご相談の人がお店に来ていて、梅田さんが帰るまで待っていると言っています」。スタッフが電話口でそう話した。
「そう。もうすぐお店に着くから待っててもらって」
保護猫カフェ「ねこかつ」に着くと、カウンター近くに静かに女性が座っていた。
「ご相談の方ですか?どうされました?」
「あの……」。
女性は申し訳なさそうに話し出した。 


保護したお園ちゃんは、ねこかつで出会った子猫の世話をしている

家に成猫ばかり25匹
「実は、いま住んでいる家を出ていかなければならなくなりまして、猫たちを保護していただくことはできないかと思いまして」
「猫は何匹いますか?」
「25匹くらいいます」
「25匹ですか。成猫何匹に子猫何匹ですか?」
「また多頭飼育崩壊か」と、内心うんざりする気持ちを抑えながら、静かに質問を続けた。
「全部成猫です。大人の猫ばかりです。」
通常、多頭飼育崩壊は繁殖を繰り返した結果起きるため、子猫が含まれることが多いのだが……。
「成猫だけですか? 子猫は?」
「子猫はいません。全部不妊去勢手術が済んでいますので。ワクチンもウィルス検査もしてあります」
「不妊去勢手術だけでなく、ワクチンやウィルス検査もですか?」
多頭飼育崩壊を起こした現場で、不妊手術が済んでいることは珍しい。
ましてやワクチンやウィルス検査まで済んでいることなどまずない。

 
家にあった猫の名前が貼られたキャリー

野良猫を保護し続けた結果の崩壊
「家の中で殖えたわけではなさそうですね。では、どうして25匹も猫がいるのですか?」
「かわいそうな野良猫がいると放っておけなくて、保護して家に入れました。多いときはもっといました。不妊手術ももちろんしましたし、病気になれば獣医さんにもかけました。多いときは、医療費だけでつきに何十万円もかかったときがありました。」
女性は目に涙を浮かべながら静かに話した。
「では、どうしていま住んでいる家を出て行かなければならないのですか?」
「夫の商売が急に傾いてしまって、自己破産の瀬戸際なんです。今までは夫の商売が順調だったんですが、急に。60歳を過ぎてこんなことになるなんて……。人生どうなるか、本当にわからないものですね。」
女性はうつむきながら肩を落とした。
「わかりました。これまでがんばって助けてきてくれたのですね。なんとかお手伝いしたいと思います」。
少しの時間考えて、そう答えた。
詳しく事情を聞くと、猫は元野良猫ばかりで、ほとんどがあまり人なれをしていない。
しかも、そのほとんどがシニアの年齢に達している。
10歳を超えた猫も多い。
人なれしていないシニア猫の里親探しは難しい。
子猫が誕生する時期が始まって、保護活動は一年で一番大変な時期。
正直なところ、難しいなと思った。
でも、それ以上に、今まで長い年月を猫のために費やしてきた人の人生を最悪な形で終わらせたくないと思った。
「昼間はなかなか時間がとれないので、引き取りにうかがうのは夜中でもいいですか? 23時くらいならいけると思います」

暗闇の中で深々と頭を下げた夫婦
夜中に猫を引き取りに行くと、ご夫婦で待っていた。
全部の猫に名前が付いていた。
ご夫婦と一緒にキャリーに入れた猫たちを車に運び込んだ。
女性はキャリーを運びながら、一匹一匹の猫の性格を一生懸命に説明してくれた。
そして「今はお金がないですが、生活が落ち着いたら、ご飯代を一部でもお支払いしたいと思います」と言った。
「まずは生活を立て直してください。お金のことは気にしなくていいです。それよりも、生活が落ち着いたら、この子たちに会いに来てあげてください。それがこの子たちにとってもきっといいはずです。お二人が守ってきた子たちをそれまでお預かりします。そして、僕たちの活動を手伝ってください」。
私はそう答えた。
ご主人は、キャリーの猫たちを車に運び終えた後、真っ暗な道の真ん中で深々と頭を下げながら、涙を流し、振り絞るような声で言った。
「この子たちをどうか、どうかよろしくお願いします」
多頭飼育崩壊は、最初の一頭に不妊去勢手術を施していれば、簡単に防げたであろう場合が多い。
しかし、中には、助けて、助けて、ちょっとだけ歯車が狂ってしまっただけで起きてしまう多頭飼育崩壊もあるのだ。 

【写真特集】老夫婦が保護して世話していた野良猫たち 大人の猫ばかり25匹、飼育崩壊の危機 

保護猫カフェ「ねこかつ」 http://cafe-nekokatsu.com/


福井県内保護収容犬

2019-08-28 10:30:25 | 保護・収容動物のお知らせ

福井県動物管理指導センターで1匹の犬が保護・収容されています。
飼い主の方至急センターへ、そして心当たりの方々のご協力お願いします

【福井県動物管理指導センター 本所】
 電話番号:0776-38-2212

収容日:2019年8月26日
保護場所:坂井市丸岡町油為頭 付近
種類:成犬(雑種)
性別・体格:オス・中型
年齢:不明
毛色:クリーム
赤色の首輪着用、リード2本付
公示期間:8月28日


虐待され障がいを負った犬が、子どもに伝える「命の大切さ」

2019-08-28 05:42:01 | 新聞記事・Webニュース・テレビ・書籍・ブログなど

虐待され障がいを負った犬が、子どもに伝える「命の大切さ」 

2019年8月22日(木) いぬのきもち 

障がいを負った犬・未来ちゃんとともに小・中学校などを回りながら、人や犬の命について説いている、児童文学作家の今西乃子さんの活動を紹介します。

虐待で障がいを負った犬・未来ちゃんと、子どもたちへ伝えたいこと

 

「命の授業」に現れた、ホンモノの未来ちゃん
「命の授業」の最後に現れた未来ちゃんは、今西さんに抱っこされながら授業に参加しました。
その後、縁があって今西さんがこの子犬・未来ちゃんの新しい飼い主になりました。
今西さんに引き取られた未来ちゃんが、障がいを乗り越えて楽しげに砂浜を走っている写真がスクリーンに映し出されると、児童たちから感嘆の声が上がります。
「ピカピカに輝く今の未来にしたのも、ボロボロに傷ついた以前の未来にしたのも、どちらも人間がしたこと。あなたはどちらの人間になりたいですか?」
この今西さんの問いかけに、児童たちは一斉に「ピカピカ!」と叫びました。
そして話も終盤に差しかかったころ「本日のスペシャルゲストです」と今西さんがアナウンスすると、なんと体育館の後方から未来ちゃんが登場!
大きな歓声が上がり、みんな一斉に立ち上がります。
ピカピカに輝く実物の未来ちゃんが目の前に現れて、思わず泣いてしまう児童もいたほどです。



「みんなは、どんなルールをつくる大人になりたいですか?」
未来ちゃんに会って、涙が止まらない児童も。
今西さんはその児童の手をとり、未来ちゃんに触れさせていました。
未来ちゃんの登場のあと、今西さんがもうひとつ、伝えたかったことを話しました。
「この世界のルールを作るのは私たち人間です。犬や猫を捨てていいというルールをつくるのも人間。命あるものを大事にするというルールをつくるのも人間。自分が大人になったとき、どんなルールをつくる人間になりたいか、みんな考えてみてください」
こうして命の授業が終わりました。

 

目の前の悲しい現実がきっかけで、ノンフィクションを執筆
児童文学作家である今西さんは、犬をテーマにした本を数多く書いています。
写真はその一部ですが、未来ちゃんの同居犬・きららちゃんを題材にした書籍も。
そもそもなぜ犬を題材にしようと思ったのか、それは以前に見かけた光景が発端でした。
海岸に犬を捨て車で走り去る人や、犬がそこから逃げないよう、リードを木などにくくりつけて立ち去る人など、たくさんの悲しい現実を目の当たりにしてきたのだそうです。
しだいに、動物を簡単に捨ててしまう大人になるのは、子どものころからの環境が影響するのではないかと感じ始めた今西さん。
おかしいことをおかしいと気づけない大人にならないよう、まず子どもたちに命と向き合うことを伝えたいと考え、犬をテーマにしたノンフィクションの児童書を書き始めました。
その数いまや40冊を超えます。



 

直接子どもたちに「命」「幸せになる方法」について伝えたい
そんな執筆活動と同時に、小・中学校、ときには少年院などで先述の「命の授業」を行ってきた今西さん。
「命の授業」を受けた子どもたちから手紙が届くこともありますが、今西さんはすべての手紙に未来ちゃんの写真を添えて返信しているそう。
この授業のきっかけを作ったのが、未来ちゃんとの散歩で立ち寄る公園で、いつも見かけていた女の子でした。
未来ちゃんが現れるとうれしそうに駆け寄り、足のない未来ちゃんをいたわりながらやさしくなでていた少女。それにはある訳がありました。
「その子は家庭環境で悲しい思いをしていたんです。心に傷を負った自分と、誰かに傷つけられた未来とを重ねて見ていたんでしょうね。だから幸せそうに散歩をする未来を見ると、自分も幸せな気持ちになれたのではないでしょうか。それを見て、直接子どもたちに“幸せになる方法”を伝えられたらと思うようになり、未来と『命の授業』をしようと考えました」
そう話す今西さんの傍らで昼寝をする未来ちゃん。
12年間いろいろな学校にいっしょに行き、気がつけば未来ちゃんは、13才の誕生日を迎えていました。
ピカピカの笑顔で走る、若かりしころの未来ちゃん。
傷を負った足でも、砂浜なら思いっきり走り回れます。 

※各情報は2018年12月5日現在の情報です
出典/「いぬのきもち」2019年2月号『犬のために何ができるのだろうか』
撮影/浜田一男、取材・撮影・文/尾﨑たまき
いぬのきもちWeb編集室


ペットフードからサルモネラ菌、犬14頭死ぬ

2019-08-27 05:55:40 | 新聞記事・Webニュース・テレビ・書籍・ブログなど

ペットフードからサルモネラ菌、犬14頭死ぬ 

2019年8月24日(土) TBS NEWS 

生協の組合員向けに食品などを販売する生活クラブ連合会は、販売するペットフードの一部からサルモネラ菌などが検出され、14頭の犬が死んだと発表しました。
対象の製品は、生活クラブ連合会が去年4月から組合員向けに販売していたペットフード「犬・猫用ササミ姿干し 無塩」4万7222個です。
製造元による検査でサルモネラ菌や大腸菌が検出されていて、犬と猫合わせて68頭に下痢と嘔吐などの症状が出て、そのうち14頭の犬が死んだということです。
製造の際の加熱処理が不十分だったことが原因とみられています。
生活クラブ連合会は、商品を購入した客に直ちに使用を中止するよう呼びかけていて、治療費の支払いやペットが死んだ飼い主への弔慰金などの支払いを進めるとしています。



https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20190824-00000009-jnn-bus_all 


寿命をも左右する「ペット食」の知られざる実際

2019-08-25 05:41:42 | 新聞記事・Webニュース・テレビ・書籍・ブログなど

寿命をも左右する「ペット食」の知られざる実際 

2019年8月17日(土) 東洋経済

獣医学部を卒業し、動物病院に獣医師として勤務したのち、ネスレに転職した男がいる。
実はネスレにはピュリナと呼ばれるペットケア事業部がある。
「モンプチ」「フリスキー」などのペットフードはネスレの商品なのだ。
中塚一将(なかつか かずまさ)さんは、ペット栄養学を追求したくてネスレにやって来た、まさにペットフードオタクである。
ペット栄養学に詳しい同氏に、ペットフードの正しい知識や、栄養学の現状、そして中塚さん自身のキャリアについて聞いた。

 
動物病院勤務の獣医師がネスレに転職した理由とは?(撮影:梅谷秀司)

■肥満は危険? ウェットフードは? 飼い主の疑問を聞く
日本国内のペットフード市場は、2016年度が3257億円、2018年度が3440億円と今後も拡大が見込まれている。
一方で、ペットの食事についてはさまざまな情報が氾濫している。
まずは、かつて犬1匹、現在は猫2匹を飼う東洋経済オンライン編集者の素朴な疑問を、ペットフードのスペシャリスト・中塚さんにぶつけてみた。 

――ペットの食事については、これはダメ、あれはダメという情報が多くあって悩ましいところがあります。いろいろ教えてほしいのですが、例えば、ウェットフードのあげすぎは危険ですか?
危険ということはないです。ただ、ウェットフードには“総合栄養食”ではないものが多いんです。トッピングに使うような“一般食”などと書いてあるフードをあげ続けていると、栄養不足になるケースがあります。総合栄養食であればまったく問題ありません。
むしろ最近はウェットフードが推奨されることもあります。とくに猫の場合、あまり水分をとらないので、結石のリスクになります。そのためウェットフードを食べさせたほうがいい、という流れもあります。 

――逆に、ドライフードのあげすぎは危険ですか? 
ドライフードは保存が利くというメリットがあります。とくに猫の場合、ちびちび食べてはどこかへ行って、食べては行ってを繰り返すので、食事に時間がかかります。ウェットフードは水分が多くカビが生えやすいので、時間が経つとよくありません。ドライフードではそういう心配があまりないので、飼い主さんのライフスタイルに合わせた調整ができます。置いたまま出かけるなら、ドライフードのほうがいいです。

――手作り食も流行していますよね。注意することはありますか?
手作り食は栄養管理が難しいです。日本だと10年くらい前から増えてきていますが、全体で見ると手作り食をしている方はごく一部だと思います。おそらく一般の飼い主さんでは、かなり難しいだろうと思われるくらいの細かな設計が必要になります。
人間ならば感覚的に何をどれくらい食べたらいいかがわかりますが、動物は違います。犬は、人と比較すると炭水化物の必要量は少ない、その代わり脂肪やタンパク質が多く必要です。人と同じ感覚で作ってしまうと、どうしてもズレが出てきます。

■肥満は病気や寿命に直結
――ペットの肥満は、危険ですか?
これは明確に危険といえます。20年前に行われた研究データがあります。同じ母犬から生まれてきたラブラドールの双子を、24組48頭集め、一生涯飼育して観察しました。双子の犬たちは、運動量など飼育環境は同じです。唯一変えたのがフードをあげる量です。
14年ほど追跡調査した結果、太っている犬は、理想的な体形の犬に比べて、寿命が2歳ぐらい短くなりました。2歳というのは人に換算すると10歳です。また関節炎など、病気の発症年齢も、太っているほうが高くなる傾向がありました。病気や寿命に、肥満は直結します。

――高齢犬・高齢猫の食事で気をつけたいことは?
年を取ってくると歯が悪くなるなどで、うまくかめなくなるケースがあります。そういう場合は、普段使っているドライフードをぬるま湯でふやかしてあげると食べやすくなります。ウェットフードの利用を考えてもいいですね。あと高齢犬や高齢猫でよくあるのが、食欲がなくなってきたと思っていたら、実は病気が潜んでいたというケースです。ですので、もし気になるところがあったら、1回病院に行ってもらってもいいかなと思います。

――安いペットフードはダメでしょうか?
安い物がダメということはありません。ただ安いフードは、タンパク質が比較的低い傾向があります。タンパク質の原材料は、お肉など値段が高い食材が使われるケースが多いので。それでも一概には言えなくて、パッケージをしっかり見ると「このフードは値段の割にいい素材を使ってるな」とか、「いい栄養の含有量をしているな」というのがわかるようになります。

――パッケージの見分け方があるんですね。
見てほしいのは裏面です。原材料を見ると安いフードは、一概に言えないところはありますが、小麦など穀類由来のものを使うケースが多いです。チキンなどお肉は値段は高くなりますが、動物にとって“質のいいタンパク質”であることが多いです。ただし、穀物が一概にダメとも言えなくて、小麦、大豆、トウモロコシなど、いろいろ組み合わせると質がよくなります。

――穀物でも、バランスがいいフードというのは、どこで見分けるんですか?
その基準になってくるのが、AAFCO(アフコ)です。ぺットが生きていくに当たって、このフードと水さえ与えていれば育てられますよ、という基準です。基準を満たしているものは「総合栄養食」と書いてあります。これが1つの目安にはなると思います。

――なるほど、原材料と「総合栄養食」かどうかを見ればいいんですね。
さらに細かく見るなら、栄養素でタンパク質が異常に低くないかを見てください。最後に、値段と見比べて判断してもらえればいいかと思います。

■ペットフードを食べ、犬猫が好む味を知った
中塚さんは、病気を持つ犬猫が使用するペットフード「療法食」を普及する仕事をしている。獣医師向けに販売されている療法食について、獣医師に説明したり学会やセミナーなどで講演している。

――ピュリナの療法食では、とくに「特発性てんかん」の犬用フード「ニューロケア」に力を入れているそうですね。これは、どういったものなのでしょうか?てんかんの療法食は犬では世界初です。一方、人間の場合はヒポクラテスの時代、紀元前から食事管理法が存在しました。1920年代には脂肪を多くした食事、“ケトン食”が生まれます。ただ、犬の場合はケトン食はうまく食べなかったり、強い副作用があったりで、実用的ではありませんでした。
ところが4年ほど前に中鎖脂肪酸を食事に混ぜると、てんかんが抑えられるという論文が発表されました。それから開発されたのがニューロケアです。

――犬のてんかんは、薬では治らないのでしょうか?
薬が万能ではないんです。抗てんかん薬に反応する患者犬は7割といわれています。ですので、3割近くはうまくコントロールできません。僕も獣医師をやっていたときには、すごく困りました。治療法がない患者犬に対して、中鎖脂肪酸を配合したフードを与えると、約7割で発作の頻度が減少したというデータも出ています。薬が効かない犬の7割なので、結構すごいことだと思います。

――そういえば、中塚さんは取り扱うペットフードはすべて試食をしていると聞きました。ニューロケアはどんな味なんですか?
このフードに関しては、お肉由来の味が強い印象がありますね。どんな味なのかは意外と聞かれるんです。展示会や学会にサンプルを持っていくと、病院の先生が食べてみてもいいですかって聞いてきて、その場でポリポリ食べることもよくあります。業界では割と一般的なんです。

――犬や猫が好む味もわかるようになってきたそうですが、どういう味なんでしょうか?
犬と猫で比較するとわかりやすいのですが、犬は酸味を好みます。なぜかと言うと、犬は穴を掘ってそこに獲物を埋めて、後で食べる習性があります。隠している間に腐敗気味になり、少し酸っぱくなることがあります。ですので、犬は酸味を受け入れるように味覚が発達しています。一方、猫は酸味を苦手とします。猫は小鳥やネズミなどを捕らえて食べていて、新鮮なものしか口にしませんので。

■栄養学は獣医療現場では軽視されている
――獣医学部を卒業して獣医師として4年間勤務して、そこからネスレに転職をしようと思ったのはどうしてでしょうか?
動物病院に勤務していたとき、一見してボロボロで、毛が抜けてハゲているところがいっぱいあるようなチワワを診察しました。飼い主さんに聞くと、人間の食事の残り物をあげるなどしていて、食事管理がしっかりできていなかったんです。そこで、栄養改善の指導をしたら、2~3カ月で見違えるほどに回復しました。
動物病院の現場では、栄養学に対する意識は薄れがちです。僕は学⽣のときにもあまり学ぶ機会がありませんでしたし、動物病院でも薬で治療することが優先されます。栄養学をしっかりと追求したいと思っていたとき、ちょうどピュリナが獣医師の募集をしていたんです。もともとピュリナは世界に研究所を持っていて、いろいろやっていることを知っていましたので応募しました。

――現在、働きながら大学院にも通っていると聞きました。どうやって両立させていますか?
会社がワークライフバランスをすごく重視してくれているので、休みが取りやすいんです。週末と有給を組み合わせて3~4日連続の休みにして、月に1~2回大学に行って実験をしています。論文はどこでも読めるので、あらかじめ読んでおいて実験の組み立てをしておきます。最近の大学はオンデマンド授業もあるので、インターネットごしで1時間とかあればできるんです。

■移動時間も勉強に充て効率的に
――勤務地は神戸で、大学院は鳥取と聞きましたが、移動だけでも大変じゃないですか?
意外と大変ではないんです。今は高速道路がつながったので、片道2時間くらいで行けるようになりました。自家用車ではなく、バスで行くので論文を読んでいるとあっという間です。気づいたら着いている感じです。今の生活の充実感は強いです。新しくものを知るのは楽しいですね。

――将来的には、どういった仕事をしていきたいと感じていますか?
ペットの栄養学は、未知の分野もいっぱいあるので、そういう研究を追求したいという気持ちはあります。ただ、今のところまだまだ知識不足のところがあります。追求しながら知識を身に付けるのが、今の大学院に通っている4年間なのだろうと思います。

中塚さんは、ペットフードについての素朴な疑問に、何を聞いても答えてくれる人だった。
脳にいったいどれだけの知識が刻まれているのか、のぞき見したい気がした。
大学院と仕事の両立なんてさぞ大変だろうと思いきや、趣味に費やす時間もあるらしい。
釣りが好きで、年に2回程度のペースで海外や国内の釣り場に出かけるそうだ。
何をするにも熱意がある。
それがこの膨大な知識の源泉ではないだろうか。
高橋 ホイコ :ライター

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ネコ虐待男に求刑

2019-08-24 05:37:14 | 動物実験・動物虐待

「間違いありません」ネコ虐待男に求刑 懲役6カ月 

2019年8月20日(火) テレ朝NEWS 

富山県射水市で他人の飼い猫を連れ去って自宅で虐待死させた罪に問われた52歳の男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。
裁判は20日で結審し、検察は懲役6カ月を求刑しました。

 
AllNipponNewsNetwork(ANN)

器物損壊と動物愛護法違反の罪に問われているのは、富山市の無職・新村健治被告です。
新村被告は今年5月、射水市の路上で他人の飼い猫1匹を連れ去り、自宅の浴室で捕獲器の中に入れたまま、餌(えさ)を与えずに衰弱死させたとされています。
初公判で新村被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
また、プラスチック製の棒で猫の腹を突くなど虐待したことについては、「猫が暴れるのが面白かった」「すぐに死んだらつまらないと思った」と話しました。
検察は、犯行は計画的で極めて悪質だとして懲役6カ月を求刑しました。
一方、弁護側は被害額は軽微で、本人も反省しているとして罰金刑を求めました。
新村被告は警察の取り調べに対し、「十数匹を殺した」と話していました。
判決は来月17日に言い渡されます。 

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20190820-00000061-ann-soci



懲役6月求刑された猫虐待の男「猫の気持ち分かった」

2019年8月21日(水) 読売新聞

他人の猫を虐待し、死なせたとして、器物損壊罪と動物愛護法違反に問われた富山市の無職の男(52)の初公判が20日、富山地裁高岡支部(梅沢利昭裁判官)で開かれた。
男は起訴事実を認め、検察側は懲役6月を求刑して即日結審した。
判決は9月17日。

起訴状などによると、男は5月19日午後1時半頃、富山県射水市内の路上で、同市内の50歳代男性が飼っていた猫1匹を持ち去り、23日まで富山市内の自宅浴室で、猫を捕獲器に閉じ込めて拘束した上、餌を与えず、プラスチック製の棒で腹部を突くなどの虐待をし、猫を死なせたとされる。
被告人質問で男は動機について、「(以前)拾った猫に手をかまれて入院したのをきっかけに恨みを持った」と話し、「猫が痛がっている姿を見るのが面白かった」と語った。
検察側から飼い主への思いを問われると、「申し訳ないことをした。(逮捕されて)猫の気持ちが分かったので、二度としない」と謝罪した。
検察側は論告で、男が猫をおびきよせるための餌や捕獲器を事前に購入していたほか、遅くとも昨年6月頃から県内の野良猫や飼い猫を連れ去って虐待死させていたと指摘し、「計画的な犯行であり、犯行態様は極めて悪質。動機も酌量の余地はない」と強調した。
弁護側は最終弁論で「事実を認め、反省しており、再犯もしないと誓っている」として罰金刑を求めた。

 

他人の飼い猫盗み虐待死 被告の男 起訴内容認める/富山 

2019年8月20日(火) チューリップテレビ

 

射水市の路上で盗んだ飼い猫を虐待し死なせたとして動物愛護法違反などの罪に問われた男の裁判が富山地裁高岡支部で開かれました。
検察側は、懲役6か月を求刑し結審しました。
逮捕前このように話していた富山市布目の無職・新村健治(しんむら・けんじ)被告(52)。
逮捕されてから2か月以上経った20日の初公判で新村被告は、髪が伸びた姿で入廷しました。
起訴状によりますと、新村被告は、今年5月、射水市の路上で他人の飼い猫1匹を持ち去り、自宅の浴室で捕獲器に入れたままエサを与えず、プラスチック製の棒で腹部を何度も突くといった虐待を加え、死なせたとして器物損壊と動物愛護法違反の罪に問われています。
20日の初公判で新村被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
そして、被告人質問で捕まえた猫にエサを与えず水だけを与えていた理由について新村被告は…
「すぐ死んでしまったら面白くないから何日かいきてもらわないと」(新村被告)
死んだ猫を側溝に投棄したことを認め「死んでしまったら用事がない」と述べました。
また、逮捕前…
Q.「何匹やった50?」
「はい」(新村被告)
そのほかにも、複数の猫を連れ去り殺していたと話していた新村被告。
20日の裁判で検察側は「去年6月ごろから県内の路上にいた野良猫や飼い猫を持ち去り自宅で虐待して殺すようになった」と犯行の常習性を指摘しました。
新村被告は初めて猫を捕まえようとした時に噛まれて入院したことが虐待を繰り返したきっかけになったとした上で、「兄弟も親もいないし、1人暮らしでばれなければいいと思った」と話しました。
そして、再犯の可能性について問われると…
「大丈夫です」(新村被告)
Q.なぜですか?
「自分も留置所に閉じ込められて捕まえた猫さんはこの何十倍も苦しかったんだろうなと思い反省しています」(新村被告)
こう涙ぐみながら話しました。
検察側は、犯行が計画的な上、手口も残虐で再犯の恐れが大きいなどとし懲役6か月を求刑。
仮に執行猶予をつける場合でも、保護観察にすべきとしました。
一方、弁護側は「あくまで飼い猫1匹を殺しただけで被害金額は少ない」として罰金刑を求めました。
また、猫の連れ去りと見られる被害の相談が寄せられているボランティア団体の代表は・・・
判決は来月17日に言い渡されます。


動物たちがたくましく生きる姿に感動

2019-08-23 05:47:34 | 新聞記事・Webニュース・テレビ・書籍・ブログなど

動物たちがたくましく生きる姿に永野芽郁が涙「感動しちゃう」 

2019年8月22日(木) ザテレビジョン

  
(C)フジテレビ

8月23日(金)の「坂上どうぶつ王国3時間SP」(夜7:00-9:55、フジテレビ系)に、永野芽郁が出演しバラエティーの海外ロケに初めて挑む。
永野は堀田真由と共に、オーストラリアの人間とコアラが家族のように共生しているレッドランドという街へ。
コアラが住宅街の木の上で休んだり、道路を走り回ったりするという日本では信じられない光景に、永野と堀田は大興奮。
そしてこの街でコアラを保護している“コアラケアラー”のお宅を訪ね、そのお宅のユーカリの木に登って休んでいるコアラを見て、「人形みたい!」「なんてこったい!」と驚く永野。
さらにこのお宅では、屋外でもコアラを保護して育てており、2人はコアラにユーカリを与えたり、1日に200回もふんをするというコアラのふん掃除も手伝う。
そしてコアラを野生に返す瞬間にも立ち会った永野は、「自分の力で人生を切り開いていく、そこを見させてもらうのはなんかぐっとくるよね」と感動する。
また、赤ちゃんカンガルーを保護して野生に返している“カンガルーケアラー”の家も訪問。
永野はカンガルーの赤ちゃんにミルクあげ、「いとおしい! かわいい! 目が合ってる気がする」と感激。
さらに、1年ほど保護してきたカンガルーを森に返す日、慣れ親しんだ“カンガルーケアラー”の自宅から、森へ向かうカンガルーに「感動しちゃう」と永野の目から涙があふれ出す。 

【写真を見る】コアラを抱っこし満面の笑みになる永野芽郁

 
(C)フジテレビ

坂上忍&ROLAが南アフリカで密猟と戦う日本人女性に密着
坂上忍とROLAが南アフリカ共和国を訪れ、4年前から野生動物を密猟者から守っている24歳の太田ゆかさんに密着する。
坂上とROLAが太田さんと一緒にサバンナを車で走ると、わずか5メートルほどの至近距離でキリンの群れを目撃し、泳ぐカバの群れにも遭遇する。
さらに車で走ると、わずか10メートルの距離で、シマウマの肉を食べるライオンの姿を発見!
そして巨大なアフリカ象にも遭遇し、その距離なんと5メートルとあって、「こんな近いの…」と坂上も思わず驚く。
そして今回、密猟者が仕掛けたわなを回収する現場に、日本のテレビが初めて同行する。
茂みの中を進むと、そこには多くの危険があり、一行はまだ新しい人間の足跡を発見。
密猟者が仕掛けた細いワイヤーで作られたわなを見つける。
「なんか生々しいな」と坂上は密猟の現場に言葉を失う。
そんな過酷な南アフリカのサバンナで、太田さんはなぜ保護活動を行っているのか、坂上とROLAが話を聞く。