動物たちにぬくもりを!

動物愛護活動の活動経過や日々の出来事、世の中の動き等幅広く紹介します。

年末ご挨拶

2009-12-31 08:39:36 | その他

今年もいろんなことがありました。
12月に、尼崎市のブリーダー違法飼育・売れ残った犬を行政が引き取り殺処分・・・、この出来事が記憶に新しいところです。
地球生物会議ALIVEさんが、12月14日に尼崎市長宛に送られた要望書に対し、12月25日付で回答書がきています。
地球生物会議ALIVEさんのホームページで確認してください。

国が動物愛護に対し大きな転換をしようとしている中で、地方ではこんな信じられないことが行われているのです。
来年は、こんな実態を根絶し動物にやさしい国の実現を切に願います。

微力ながら、来年も頑張ってやっていきます。皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

   


尼崎ブリーダー違法飼育の家宅捜索など

2009-12-26 08:03:46 | 新聞記事・Webニュース・テレビ・書籍・ブログなど

例の尼崎ブリーダー違法飼育の件、いよいよ県警が動き始めました。
徹底的にやってほしいですね。
その記事を紹介します。 

12月25日12時0分配信
産経新聞より

【犬450匹無許可飼育で業者宅捜索 “黙認”の保健所も】

違法に犬を繁殖させていたとして捜索に入る捜査員ら=25日午前8時49分、兵庫県尼崎市(鳥越瑞絵撮影)

兵庫県尼崎市の犬繁殖販売業者(54)が無許可で犬を飼育し、狂犬病予防のワクチン接種を受けさせていなかったとして、県警生活経済課は25日、狂犬病予防法違反と化製場法違反容疑で、業者が経営する「ペットショップ尼崎ケンネル」を家宅捜索した。
また、違法状態を知りながら黙認していた疑いがあるとして、同容疑の関係先として尼崎市保健所と市動物愛護センターも捜索した。
保健所は業者を指導する立場にあったが、近隣住民の苦情を受けながら長年放置していたことを重視。
県警は業者の営業実態を調べるとともに、行政にも放置した責任があったとみて捜査を進める。
県警によると、尼崎ケンネルでは、最も多い時期で約450匹の犬が飼育され、建物も建築基準法に違反して増築、繁殖場として使用していたという。
捜索容疑は今月9日ごろまでの間、犬約200匹を市の許可を受けずに飼育し、年1回の狂犬病のワクチン接種を怠るなどしたとしている。
10匹以上の犬などを飼育する際には、化製場法に基づく市の許可が必要とされている。
関係者によると、業者は約5年前から繁殖できなくなったり、買い手がつかなくなったりした犬をセンターに引き取らせ、殺処分を依頼していた。
市は今月17日、自宅兼店舗に立ち入り調査している。
尼崎市高田町にある尼崎ケンネルには25日午前8時45分ごろ、兵庫県警の捜査員ら10人が家宅捜索に入った。
捜査員が鍵を開けさせて建物内へ入ると、犬の鳴き声が周囲に響いた。
近くに住む主婦(69)は「犬の匂(におい)が我慢できなかったが、これで解決してほしい。警察には徹底的に捜査してもらいたい」と話していた。
一方、JR立花駅前の商業ビル5階にある市保健所にも捜査員約10人が入り捜索に着手。
山本博久・市健康福祉局長は「警察の捜査に協力し、市としても適切に対応する」とのコメントを出した。
 


保護・収容動物のお知らせ

2009-12-21 15:35:48 | 保護・収容動物のお知らせ

二州健康福祉センターに1匹の成犬が収容されています。

保護・収容年月日:平成21年12月18日、公示終了年月日:平成21年12月21日
保護・収容場所:若狭町 堤区
雑種、大型犬、オス、年齢は数歳、毛は黒茶色で短毛、赤色首輪(DoggyMan刻印有り)

 飼い主の方、お心あたりのある方、センターへ至急電話してください。
センターへの電話は、(0770)22-3747、です。宜しくお願いします 
どうか皆さまのご協力をお願いします。


You Tubeより

2009-12-19 07:44:45 | You Tube
「誰も知らない泣ける歌」より「奇跡の母子犬:ひまわり」宮崎犬管理所でのドキュメントです。
テレビでも何度か放送されました。
また、著書やDVDも発売されています。
とても感動するドキュメントです。

http://www.youtube.com/watch?v=SNOlac5tXO4

【著書紹介】

宮崎県中央動物保護管理所に収容された母子犬をめぐる感動の20日間の記録。

2007年2月、住民の通報により1頭の母犬と3匹の子犬が管理所に捕獲されました。
管理所に収容された犬たちには「命の期限日」が付けられ、飼い主が見つからないと殺処分されます。
生きて出られる確率はわずか10%……。
親子で来た場合、ほとんどの母犬が周りの犬や緊迫した状況に驚き、子犬の面倒を見なくなるのですが、この母犬は違っていました。
子犬を守ろうと必死で人間を威嚇し続けるのです。
長年犬を捕獲し続けている職員さんも、この母犬の姿に驚くと同時に、子への愛情に心を打たれます。
なんとかしたいと思った職員さんは、自分の担当月のぎりぎりの日まで期限を延期しようと決めました……。

必死に子犬を守ろうとする母犬、生き抜いてほしいと願い続けた管理所職員さん、その姿を記録し「命」の大切さを訴えかける私――3つの思いが生んだ奇跡の物語。

著者:山下由美、出版社:PHP研究所


尼崎市ブリーダー違法飼育の経過

2009-12-15 12:39:07 | 新聞記事・Webニュース・テレビ・書籍・ブログなど

発覚してから数日が経過しました。

尼崎市は尼崎ケンネルに対し「今年6月に引き取ったのを最後に今後は引き取らない」、「繁殖や営業は認める方向」、職員の発言に「たまたま私どもの処が表面化してしまった」などなど。
一つ一つの言動に対しただただあきれてしまうばかりです。

今後はこの業者から引き取らないと言っていますが、このままではこの業者はどこかに遺棄したり餓死させたり犬たちは悲惨な状態になることが懸念されます。

営業を続けさせる方向とか、今後改善されれば登録許可するなどと言っていますが、明らかに間違っています。動物取扱業登録制度というのがあり、違反した場合は登録抹消になるのです。

職員の「たまたま私どもの処が表面化してしまった」という発言、職員のレベルの低さにはあきれてしまいます。
まだ何も改善策の進展がありません。



尼崎市長 白井 文 さんに是非とも抗議文・改善要望書を送ってください。
1人でも多くの方が申し述べることが効果が大きいでしょう。
ファックス、Eメール、手紙・・・・どの方法でもOKです。
市長さんは愛犬家。必ず根本的な改善策を立て二度と発生しない処置を講じてくださるでしょう。

【連絡先】
白井文尼崎市秘書課
電話:06-6489-6008、FAX:06-6489-6009
メールアドレス:mayor_shirai@city.amagasaki.hyogo.jp
住所:〒660-8501 兵庫県尼崎市東七松町1丁目23番1号


熊本市と尼崎市

2009-12-11 15:39:00 | 国・行政

テレビでご覧になった方もいらっしゃると思いますが、You Tubeで再度観てください。

熊本市動物愛護センター「犬猫殺処分ゼロへ」
http://www.youtube.com/watch?v=a2J7iM-5WkU


尼崎市保健所「犬200匹を違法飼育、「売れ残り」は尼崎市が処分」
http://www.youtube.com/watch?v=ajROqQMCK7E

どうでしょうか・・・・雲泥の差ですね。

尼崎市保健所の課長さんの言葉「・・・指導はしてきた。(引き取り処分することは)法的には問題ない 。ただ道義上は問題がある・・・」

植田弁護士さんの言葉「動物愛護管理法の精神に反する。動物の福祉を行政は担って守らなければならない。・・・・・・」

最後のアナウンサーの言葉「行政の漫然とした対応、信じがたいものがある・・・」

犬の殺処分、日本全体の平均では89%、尼崎市は97%。
この数値を見ただけでも尼崎市のレベルの程が伺える。
動物愛護管理法をなんと心得ているのでしょうか。情けない行政です。
尼崎市長は女性の方、犬好き。ほんとうに犬好きなんでしょうか?この事実を知らなかったハズはないでしょう・・・


ブリーダー違法飼育の記事

2009-12-11 08:25:11 | 新聞記事・Webニュース・テレビ・書籍・ブログなど

昨日(12月10日)、去る11月21日行われたシンポジウム「真に動物を守る法律へ」の運営委員会からメールが来ていましたので紹介します。

12月10日(木)の朝日新聞朝刊の記事です。
シンポジウムの地球生物会議(ALIVE・代表:野上ふさ子)が情報公開請求をして発覚し、同じく植田弁護士がコメントを出しています。

【ブリーダーが犬200匹を違法飼育、「売れ残り」は尼崎市が処分】

尼崎市が長年にわたり、ブリーダーの売れ残った犬たちを信じられないほど大量にの殺処分してきた事実が発覚しました。
指導しなければならない行政が、悪質なブリーダーと係わるようなことでは日本の動物愛護管理法の趣旨に大きく反しています。
「真に動物を守る法律」の実現、切に望みます。

新聞記事
http://www.asahi.com/national/update/1210/OSK200912090174.html(1ページ目)
http://www.asahi.com/national/update/1210/OSK200912090174_01.html(2ページ目) 


屋上に犬、犬、犬・・・・
住宅地の一角、5階建てのビルの中で犬を繁殖させ、屋上で犬を運動させていた。
12月8日(火)午前、兵庫県尼崎市、朝日新聞社ヘリから、荒元忠彦氏撮影

シンポジウム「真に動物を守る法律へ」運営委員会 THEペット法塾 西風直美

犬との接し方その1

2009-12-09 07:22:06 | 犬との接し方

外の犬が人を噛んだとかのトラブルが発生しているのを時々聞きます。
このようなことが起きると、人間も犬も不幸な結果になりかねません。
犬が人を噛んだりするのは犬が悪いのではなく、飼い主や接した人、つまり人間が悪いのです。
人間としての責任と自覚を持って正しく接するようにしましょう。

今回は、「まず始めのマナー」について説明します。
いきなり触ってはいけません。
必ずまず最初に飼い主さんに触っても良いか尋ねましょう。
そして、犬は大型犬・中型犬・小型犬に分かれ、またいろんな種類があり、その犬の特徴を飼い主さんから聞くことも非常に大切なことです。
小型犬だから大丈夫と軽い気持ちで接すると危険です。小型犬でも気性の強い犬もいます。
飼い主さんから了解を得たら、自分の手をゆっくりと犬に近づけます。
その時は、手を軽く握った形で犬の鼻先に持っていき、匂いをかがせます。
その後、優しく撫でてやりましょう。あごの下を撫でるようにしましょう。
犬は、頭を撫でられる事を人間が思っているほど望んではいないようです。

(続く) 


ブログ開設1周年

2009-12-04 07:42:27 | その他

去る11月24日(火)でブログ開設1周年を迎えました。
1年経つのは早いとつくづく感じます。
しかし、反面1年間振り返ってみるといろんなことがありました。
救うことができた犬猫も思い出しますが、救うことができなかった犬・猫のことが強く脳裏をよぎります。
1年間ブログを続けてこれたのも見てくださる方がいてのこと。
皆さんありがとうございました。2年目も頑張りますので宜しくお願いします