鳩山の様に、国民に向かって<真摯>に謝る首相は、今まで居なかった。
だから、情けない。
謝れば謝る程、真摯であれば真摯な程、「唇寒し。。。」
国民一人一人が、先の8月30日に期待に胸を膨らませた。
官僚支配が終わる。
利権政治が終わる。
世界に侵略を続けるだけが存在意義の如き<アメリカ>の、言いなりになって来た時代が終わる。
「一将成って万骨枯れる」が如き、<大企業優先>社会が終わる。
弱者に陽が当たる。
誰でも、子供を産んで育てられる社会が出来る。
自殺も減るだろう。
ワーキング・プアーも減るだろう。
シングル・マザーの謂れなき差別も減るだろう。
中小企業の倒産も減るだろう。
其れより何より、米軍基地が減る筈だ!
「安定した社会の中で、国民夫々が、各々の人生を<確かな>足取りで歩んで行ける日本に成るかも知れない。。。」
と、皆が期待した。
期待が大きかっただけに、反動も大きかった。
鳩山首相は、何故ただ<謝る>のか。
何故、最低でも<県外に>出来なかった理由を、誰もが納得出来る様に説明出来ないのか。
何故<抑止力>が大切だと思うに至ったのか、が説明出来ないのか。
その抑止力とは、どのような物か、を何故説明出来ないのか。
「普天間飛行場」の国外、最低でも<県外>に移設、との発想は、一部利権にあやかれる層を除けば、全国民が納得出来る<案>である。
それでは、首相の<意志>の元に、実現に向けて内閣が一致していたか。
その線で、しっかり対米交渉をしたのか。
全民主党員が、その政策実現に向けてサポートしていたのか。
以上の総てが、行われていた痕跡が<全く>見えない。
何処の国であろうと、政府の案件は、政府全体で一致して実現を目指すも物だろう。
其れが当たり前。
その点で、『民主党政府』と言う物は、一体なんだったのだろうか。
政権交代前から、連立を模索して、実際に<政策の擦り合わせ>を行って『連立政府』を造った筈である。
その<連立相手>を納得させられない様な結果を、ごり押ししなければ成らない、その理由が、説明されていない。
ただ、真摯に謝っている。
謝るだけなら<阿呆>でも出来る。
「最低でも県外です」
「5月末までには決めます」
「腹案が有りますから。。。」
当然国民は<期待>した。
迷走している様に見えても、絶対に<解決案>が有るに違いない。
国民の、米軍基地アレルギーを煽り立てておいて、其れを武器に最後は米軍に譲歩を迫る筈だ。。。
そのようにして、国民の側は、鳩山がふらついて来るたびに、叱咤激励し、自らに理由を考え出しては自ら納得し、思いはつのり、期待は膨らんで行った。
それで、<イメージ>のみ先行し、膨らみ、一人歩きして行った。
その結果残った物は、悲しさと、悔しさと、落胆と、失望と、怒りと、やるせなさと、虚無感だけ。
その結果、社民党の支持を無くした。
その結果、300万票が危うくなった。
そして、沖縄県民の怒りだけが、増幅する結果と成った。
そして、ぺこぺこ首を振る、<小さな>鳩が一羽だけ残った。
そうだったのだ。
鳩の存在は、所詮は<鳩>のサイズに過ぎなかったのだ。
そして、回りには、誰もいなくなった。
宗主国アメリカが、喜んでいる。
宗主国に忠誠を励む官僚たちが、喜んでいる。
旧政権時代の<利権>に連なる、基地新設に絡める業者だけが、喜んでいる。
「アメリカとの関係が損なわれずに済んだ」
そんなことを言う首相は、アメリカの代官に過ぎない。
自国の国民の幸せにも、平和にも、何の関心も向いていないがごとく、ただ<アヤマッテイル>。
我々は、一体どうすれば良いのだろう。
どうすれば、一部官僚だけで<アメリカ>に顔を向けて動かされて来た日本を、変える事が出来るのだろうか。
どうすれば、そいつらに<血税>を吸い上げられるに済む<日本>を、取り戻せるのだろうか。
謝るだけなら、阿呆でも出来る。
鳩さん、何とか言いなさい!
だから、情けない。
謝れば謝る程、真摯であれば真摯な程、「唇寒し。。。」
国民一人一人が、先の8月30日に期待に胸を膨らませた。
官僚支配が終わる。
利権政治が終わる。
世界に侵略を続けるだけが存在意義の如き<アメリカ>の、言いなりになって来た時代が終わる。
「一将成って万骨枯れる」が如き、<大企業優先>社会が終わる。
弱者に陽が当たる。
誰でも、子供を産んで育てられる社会が出来る。
自殺も減るだろう。
ワーキング・プアーも減るだろう。
シングル・マザーの謂れなき差別も減るだろう。
中小企業の倒産も減るだろう。
其れより何より、米軍基地が減る筈だ!
「安定した社会の中で、国民夫々が、各々の人生を<確かな>足取りで歩んで行ける日本に成るかも知れない。。。」
と、皆が期待した。
期待が大きかっただけに、反動も大きかった。
鳩山首相は、何故ただ<謝る>のか。
何故、最低でも<県外に>出来なかった理由を、誰もが納得出来る様に説明出来ないのか。
何故<抑止力>が大切だと思うに至ったのか、が説明出来ないのか。
その抑止力とは、どのような物か、を何故説明出来ないのか。
「普天間飛行場」の国外、最低でも<県外>に移設、との発想は、一部利権にあやかれる層を除けば、全国民が納得出来る<案>である。
それでは、首相の<意志>の元に、実現に向けて内閣が一致していたか。
その線で、しっかり対米交渉をしたのか。
全民主党員が、その政策実現に向けてサポートしていたのか。
以上の総てが、行われていた痕跡が<全く>見えない。
何処の国であろうと、政府の案件は、政府全体で一致して実現を目指すも物だろう。
其れが当たり前。
その点で、『民主党政府』と言う物は、一体なんだったのだろうか。
政権交代前から、連立を模索して、実際に<政策の擦り合わせ>を行って『連立政府』を造った筈である。
その<連立相手>を納得させられない様な結果を、ごり押ししなければ成らない、その理由が、説明されていない。
ただ、真摯に謝っている。
謝るだけなら<阿呆>でも出来る。
「最低でも県外です」
「5月末までには決めます」
「腹案が有りますから。。。」
当然国民は<期待>した。
迷走している様に見えても、絶対に<解決案>が有るに違いない。
国民の、米軍基地アレルギーを煽り立てておいて、其れを武器に最後は米軍に譲歩を迫る筈だ。。。
そのようにして、国民の側は、鳩山がふらついて来るたびに、叱咤激励し、自らに理由を考え出しては自ら納得し、思いはつのり、期待は膨らんで行った。
それで、<イメージ>のみ先行し、膨らみ、一人歩きして行った。
その結果残った物は、悲しさと、悔しさと、落胆と、失望と、怒りと、やるせなさと、虚無感だけ。
その結果、社民党の支持を無くした。
その結果、300万票が危うくなった。
そして、沖縄県民の怒りだけが、増幅する結果と成った。
そして、ぺこぺこ首を振る、<小さな>鳩が一羽だけ残った。
そうだったのだ。
鳩の存在は、所詮は<鳩>のサイズに過ぎなかったのだ。
そして、回りには、誰もいなくなった。
宗主国アメリカが、喜んでいる。
宗主国に忠誠を励む官僚たちが、喜んでいる。
旧政権時代の<利権>に連なる、基地新設に絡める業者だけが、喜んでいる。
「アメリカとの関係が損なわれずに済んだ」
そんなことを言う首相は、アメリカの代官に過ぎない。
自国の国民の幸せにも、平和にも、何の関心も向いていないがごとく、ただ<アヤマッテイル>。
我々は、一体どうすれば良いのだろう。
どうすれば、一部官僚だけで<アメリカ>に顔を向けて動かされて来た日本を、変える事が出来るのだろうか。
どうすれば、そいつらに<血税>を吸い上げられるに済む<日本>を、取り戻せるのだろうか。
謝るだけなら、阿呆でも出来る。
鳩さん、何とか言いなさい!
改革を止めるわけにはいきません!
あとは、小沢さんと柔らちゃんを信じてもお少し耐えてみたいです。
コメントありがとう御座いました。
フランスのしたたかさは、なかなか真似の出来る物では有りませんね。
方やイギリスはと言うと、何処まで行っても<アメリカの兄貴>と言う気分が抜けないらしく、日本とは別の意味で<べったり>な所が有りまして、大して手本にはなりません。
ただ、湾岸戦争への総括と反省とが出来ると言うような点で、日本より遥かにまともな様です。
日本の様に「世界はアメリカ」と言う観念しか無いのでは、国際的に生きて行けなくなります。
(訪日する度に、ニュースといい、社会の感覚といい、世界=アメリカ、と言った発想しか無いのに、驚きます。
もちろん、耐えるしか無い訳ですが、それにしても、<100年の不作>になりかねない内閣でした。
連立相手の友党より、宗主国を優先しなければならないなら、政権交代しても仕方が無い訳です。
小沢、横路、社民党の間で何かの動きが有るらしいとの情報も有る様ですが、なえそうですね。
しかし、今回の政権交代は、国民のレベルも試されている事を考えると、挫ける訳には行きません。
急速にアメリカに従う形での右ねじ巻いてくるかもしれませんね。なんとも危うい臭いがします。
その上信じ難い事に、「閣外に有っても、政策面で協力して頂ける事は可能。。。」ですと。
連立パートナーを追い出して、でも協力してくれ、なんて一体どういう神経をしているのでしょうかね。
これが<演技>でない(恐らく)と言う事が、怖いです。
まだ、発表すると潰される腹案が有って、其れを達成するまでの<猫被り>の方が、より現実的、とすら言える程の態度です。
沖縄県民との約束を本気で守る気があるのなら、批判されようが与党に残るべきであり、約束を守る唯一の手段を放棄した社民党に「鳩山総理は沖縄県民を裏切った」などと批判する資格はもうありません。
手段を放棄=沖縄を見捨てたということであり、むしろ選挙に沖縄県民の思いや怒りを利用しているようで、正義の味方気取りの偽善者に見えます。
鳩山総理と同じで朝令暮改だと嘲笑うなら、笑っていただいて結構です。一時の感情でコメントした己の未熟さは、否定致しません。
さて、期待していたのに裏切ったという点では、確かに鳩山総理の行動や思わせぶりな発言は、許されるものではありません。
しかし、大抵の議員も国民も鳩山総理や政府だけにこの問題を押し付けていたように思います。
反対運動が沖縄だけに留まっていることや、本土で大規模なデモが起こらないこと、知事会の対応を見れば解ると思いますが、どこか他人事、遠い外国で起きてる事のように感じてる人が多く、騒いでるのは鳩山総理とマスコミだけのように思えてなりません。
管理人さんをはじめ、ここに集われる皆さん(一部を除く)は、それぞれに日本を思い発言され又は行動されていると思います。
しかし世間一般の方はどうでしょうか?
僕の周りでは、普天間の話題も、抑止力の話題も全くと言ってよいほど聞こえてきません。
外国に目を向ければ大使館を取り囲み、デモや座り込みを行いシュプレヒコールを上げる光景をテレビで目にしますが、日本で外国の大使館の前でデモをするなんてことは、そうそうありません。
ちなみに、アメリカと自民党政権の日米合意には「設置する」といった確約的な表現でしたが、今回の合意には「認識を有する」といったような曖昧な表現になってます。
日本の感情に配慮したという点もあるでしょうが、曖昧な表現である以上、埋め立てに沖縄県知事の承認が要る以上、反対運動が続く限り付け入る隙は十分にあります。交渉はこれから始まるといっても良く、むしろ自民党政権時の合意より交渉できる余地は広がったと思います。
しかし政府や沖縄の力だけでは小さすぎます。やはり日本中で基地反対運動をやり、アメリカに「日本中に反米感情が広がってるぞ!」と脅しをかけることが、解決への近道だと思います。
長文失礼致しました。
基本的な線は、同じ考え方であると、認識致します。
社民党の態度に関しては、「そう言う受け止め方も有るか」と言う所で、見解が分かれます。
<手段を捨てた>事が、「積極的関与の放棄であり、裏切りである」という見方もうなずけますが、「連立を組むという実務的な契約の概念に於ける行為で、前提と成る理論を覆されれば、離れるしかない」、と言うのが私の見方です。
其れより何より、国民があまりにも無関心(だからこそ、大いに偏ったマスコミ報道で簡単に操作されてしまう)で有る事は、一部ブロガーなどがいくら警鐘を発し続けて来ても、国民の一人一人の「何も考えないで生きて行く(各人にはしかられそうですが、海外生活者である私から見れば、一般日本人は実際何も考えていません)」という行動体系が染み付いてしまっている以上、これを何とかするには、大変なエネルギーを擁する事に成るでしょうね。
実際に、日本人の思考回路を変えるには、教育システムの改革(官僚任せでは無く!)から始めて、2世代は必要じゃないかと思えて、絶望的な気分になってしまいます。