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晴れのち曇り、時々パリ

もう、これ以上、黙っていられない! 人が、社会が、日本全体が、壊れかかっている。

政界再編の気運が高まった。民主党が変われるか、新たな枠組みとなるか、国民が犠牲となるかの瀬戸際。

2011-06-06 20:40:28 | 政治と社会
報道は、各社一斉に第四コーナーを回って、揃って鞭が入った。

目指すは「国民の生活が第一」改革の終焉。
その為のゴールは、『大連立』。


岡田克也。

貴殿は、菅直人政権の幹事長である。

と言う事は、辞任が前提の総理と共に、政権を去るのが筋である。
つまり、次の政権には、居る場所は無い筈。

現在の立場上、「内閣不信任案」に反対しなかった<棄権>と<欠席>の議員への懲罰を口にするのは、致し方のない所だ。

しかし、「党員資格<無期限>停止」中の小沢一郎に、何故「離党」等を持ち出せるのか?

その貴殿が、総理退任秒読みの今、何故に「大連立」等と、次の政権の事に口を挟む資格が有るのか?

貴殿が幹事長に就任いらい、あらゆる選挙に「連戦連敗」である。

選挙の最終責任者は、幹事長である事は、ご存知であろうか?
毎回毎回、責任逃れの弁明に終始し、「地位を全うして責任を果たしたい」と、詭弁を弄するばかり。

社会では、組織の責任者は、その立場に課せられた責任が果たせない時は、「職を辞する」事で、責任を果たすのだ。

それを「常識』と言う。

責任を果たせない者が、「地位に留まる事」で責任を果たす、等どんな世界に有っても、あり得ないまやかしである。

菅直人が辞任する「そのとき」まで番頭役を粛々と務め、直ちに消え失せれば良いだけの立場である事を、ゆめゆめ忘れる事なかれ。



前原誠司。

貴殿は、外国人からの献金禁止の法を破った。

その事は、自ら認めて「外相」の座を辞した。
しからば、有罪である事を、認めている立場である。

この法に違反した国会議員は、「5年間の公民権停止」が定められている。

しかるに、未だに議員の座に居座って居る事自体が、違法である。
京都地検に告発されている立場として、早々に議員の座も辞し、お縄を受けて当然の身である。

しかるに、来るべき菅直人辞任後の、政権の枠組みに関して、「大連立」すべき、等と発言する、その根拠たるやいかに?

しかも、貴殿の政治資金に絡んで、背景に暴力団の存在が有る事も、察知されている事は、自身ご存知の筈。

あたかも「次期代表候補」の如き口をきく権利など毛頭ない事を、ゆめゆめ忘れるでは無い。



仙谷由人。

貴殿は、先般参議院に於いて、野党により「官房長官」を問責された。

その職に有る間の言動が、その職責にあまりにも相応しくない事が、原因であった。
要するに、『不適格者』なのだ。

その、決議から半年も絶たずして、「副官房長官」を受ける事自体が、不見識である。
菅直人「お友達内閣」の性格上、内閣の組織がゆるゆるである事は、国民は良く判って入る。

だからと言って、嬉々として党執行部の要職に返り咲き、あまつさえ辞任する総理の「官房長官」引き続いて「副官房長官」という、退任政府の中枢に居る以上、首相辞任と同時に自らも辞任する事が、当然の立場である事を、お忘れの様だ。

しかるに、「問責」した相手の与党の副総裁と、次期政権の課題である、その枠組みを勝手に誘導し、大連立の計画を推し進めるなど、奇想天外なる逸脱行為意外の何物でもない。

その身を縮込めて、退任の日まで静かにして居よ。



さて、菅直人内閣総理大臣。

貴殿は、前原全外相が辞任した、同じ「外国人献金」が発覚している。

総理就任以来の、無能無策が招いた国の混乱の責任は、「不信任案」提出という事態で、一応天下によって認知されている。

しかし、違法献金問題に関して、いまだ何も責任らしき行為を取っていない。
まさか、「返金した」と言うだけで、過去の違法行為が許される筈も無い事位、その無能な頭を持ってしても、理解している事を期待する。

違法な収入でもなんでもない、単なる個人資金を、収支報告所に記載する「時期」がずれていた、と強弁されただけで、「刑事被告人」呼ばわりされる事は、知らない筈は無かろう。

しからば、特別公務員の「外国人からの献金」を受ける、という違法が発覚した以上、言い逃れる術は無い筈だ。
五年間の、公民権停止を受ける立場である。

早急に、荷物を纏めて、首相官邸から立ち去る事を、明らかにせよ。



そして、全民主党議員各位。

貴殿らは、2009年8月、国民の選択により、政権を付託された。

その意味は、理解して居られるであろうか?

国民は、それまでの「自民党」に依る「利益誘導型」政治、アメリカ追随の属国政治、官僚が支配する動脈硬化の症状を呈している、あらゆる政治経済の状況に、飽き飽きして居り、我慢出来ない所に至っていた。

そして、その年も総選挙に、民主党が国民の不満を解消する政策を提案した。
つまり、民主党の『マニフェスト』を、国民が支持した。

それだからこそ、国民は「民主党」に、一票を投じたのだ。

理解しているか?

『国民の生活が第一』

それこそが、諸君が今「永田町」に居られる所以である。

しかるに、その政権交代をもたらした「功労者」を、党を挙げて守るどころか、一官僚に過ぎない「検察」の冤罪に自ら加担し、検察の手先である報道機関と共同の理論で、罪人扱いして、働けない様にしてしまった。


そして、菅直人代表就任以来、諸君らは一体何をやって来たのか!?

今日の、民主党の体たらくは、諸君の誤った行動がもたらした結果である。


岡田克也は未だに言っている。
「何故この時期に不信任案なのか?」

つまりこのセリフが、政府及び執行部は、「問題点を全く理解していない」事の、明らかな証左である。


諸君らは、理解しているか?

昨年9月14日、菅直人に一票を投じた205名に、特に伺いたい。
「本当に、あの選択で良かったと、職を賭して断言出来るか?」


先程、また放射線排出量の上方修正が為された。
結局、これまで「小出しに」出して来た情報に依る「線量」の、三倍であった、と。

どれだけ、情報を隠蔽すれば気が済むのか。
悪質である。

国民を、無垢の国民を「被曝」へと追いやって顧みない。


或は、本当に分らなかったのか。
だとしたら、徹底的に無能である。

この重大な危機に、対処出来る「精神」も、「才覚」も、「気概」も無い。


諸君は、自分の家族を「被曝」させ続ける事に、平気で居られるのか。
諸君は、政府与党に有って、ある意味で当事者である以上、それでも致し方ないとも、言えるかも知れない。

しかし、一般の国民を、その子供達を、「知らされないまま」に被爆させ続ける権利が、一体奈辺に有ると言い訳するのか。


政治主導は消滅し、ただただ「官僚」の造ったペーパーだけで、政治が動かされている。

税収不足?
大企業から取れ。

法人税が、社会保険負担金等の分を入れると、世界的に低すぎる。
黒字を圧縮し、内部留保にはげみ、しわ寄せは総て「労働者」に押し付ける「経団連方式」を、何故許しておくのだ?

TPP?
おふざけで無い。

「ギブ・アンド・テイク」ならぬ、『ギブ・アンド・ギブ』にしかならぬ、アメリカがの都合で望む経済政策を、日本の根底に関わる不利な制度を、何故平気で推進したがるのか。


さらに。
国民世論を恣意的に誘導し、国民の大きな部分を洗脳し、時の政権の在り方を左右し、リードして「改革を否定」し、「利益誘導政治」に戻り、自らの「利権」を失わない為に暗躍する「マスコミ」を、無為に放置する。

会見の解放はどうなった?

「記者クラブ」というアーカイックな独裁報道システムを、なぜそのまま放置するのか?

「テレビ」と「新聞」とが同じ資本下にあり、全マスコミを『電通』がコントロールして、思想統一に励むシステムを、何故変えようとしない?


さらに。
いま「子供手当て」を廃止したら、国民の3割を上回る「年収200万円以下」の層は、結婚も出産も出来なくなる。

決して「バラマキ」では無いのだ。
最低収入でも、将来の人生設計にはげみ、家庭の夢を追う庶民の「糧」を奪うな。

『その分を「託児所」や「保育園」の充実に充てろ』
という言い分は、論理のすり替えである。
それは、別の「社会資本の充実」の面で捉えるべき話である。
「目前の現金」を、必要としている国民が、多数居る事を忘れるな。



今、子供手当てを辞める。
今、消費税を引き上げる。

この二点の決定で、次期総選挙で民主党は、三分の二の議席を失うで有ろう。

自分が、議員を辞めたければ、それはそれで良い。
しかし、自民党の旧体制の政治に決別を求めた、国民の願いはどうしてくれる。


『大連立』など、やってみろ。

その時点で、「政権交代」は終焉を迎える。
あとは、民主党が乗っ取られるのは、時間の問題。

一体何故、衆院で大多数を閉める与党が、わざわざ野党と連立する必要が有るのか。

そもそも、この大連立は「足元に火がついた」菅直人が、延命の為に考え出した事だった筈である。

「震災復興の対策が遅れる」
これも、菅直人が無為無策であった為の結果である。

しかるべき才能の有るリーダーが、しっかりとした設計図を提示して、情報隠蔽などせづ、全力で仕事に取り組めば、復興は必ず動き出す。

「ねじれている参院で、復興法案が通らない」
これも、菅直人が野党対策に無能であったからに、他ならない。

震災から逃げず、自己保身にこだわらず、しっかりした目的意識を持って野党と折衝すれば、「法案」がまともな物であったら、参院でも通過させられる筈である。

『大連立』への模索は、自己否定であり、逃避であり、自己の無能さの暴露であり、自民党政権への回帰、以外の何物でもない。


諸君。
目と耳とをカッポジッて、国民の「真の声」を聞く努力をせよ。


民主党議員各位に望む。

今やるべきは、菅直人とその執行部の解任である。

手をこまねいて、「ペテン師」の自らの辞任発表など、待っていてはならない。

即座に『両院議員総会』を開け。

党規を改正し、菅直人を代表から解任せよ、
同時に、執行部全員も解任せよ。

その後、速やかに「臨時代表」を選び、小沢と松木の「党員資格」を復活させよ。


「党内の権力闘争」等では無い。
『民主党』を止めてしまった勢力から、『本来の民主党』を取り返し、震災と原発事故の対策に取り組む為の、正義の戦いである。

世論に訴えろ!
選挙区の支援者達をに、真相を理解させろ!

正義の行いを成せ!


2009年8月30日に、国民が選択したのは、あくまで「国民の生活が第一」を目指す民主党である。

菅直人、仙谷由人、岡田克也、前原誠司。
および。
枝野、玄蕃、野田、安住、福山、寺田。。。

彼等は「民主党」では無い。

政党は、単なる器に過ぎないのだ。
ただ、権力が欲しいだけなのが、歴然としている。

かれらには、それこそ自民党にでも、引き取って頂こう。


政権交代を選んだ我々国民は、「民主党」でない者達の、摘出を要求する!
民主党を、本来の民主党に戻す事を、要求する!



これが聞き届けられなければ、『民主党』は次の選挙で消滅する事を、ここに通告する。


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簡単に (scotti)
2011-06-07 09:13:48
公共の電波で、パリ様情報が流れるだけで日本再生出来ます。(笑)

菅や岡田や枝野や安住と同じ、テレビも新聞も嘘ばかり垂れ流しているから日本が再生出来ないのです。

本物の政治家を偽情報で排除しようとするテレビ・新聞。
政治の不毛を演出しているのはお前らだろう。

それでも、最後はお天道様は観ているからね。
真実が勝利するんだ。
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全くおっしゃるとおり (yasuucare)
2011-06-07 10:29:45
この6日のブログは正論であり、痛快であり、全く異議を挟むべくもない。せいせいするほど、おっしゃるとおりと感じました。
返信する
糞だよ、笑えてくる (一有権者)
2011-06-07 15:57:08
某テレビ局のアナウンサーではないが、こうとしか言いようがないですねえ…。
まともな政治家もいるのでしょうが、そういう政治家に限って選挙に弱い。それに、誰を選んでも一緒というシニシズムが、今の政治の惨状を引き起こした。政治に興味があるというのを、茶化してはいけない。真面目にやらないといけない。若者こそ、そのツケを今の自分達で食い止めないと。と言うは簡単なのですけれどね。現実はなかなか厳しいですよね。
碌な候補者がいなければ、自分が立候補ってのも今の日本では不可能に近いですし。
あと、松木けんこう議員が、大連立に絡んで良いこと言ってましたね。ほんと、今の上層部は何を考えているのやら。
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補足 (一有権者)
2011-06-07 16:15:49
今の政治家に足らないのは、空の青さとか子供の笑い声だとか、そういったものを感じる能力だと思います。どいつもこいつも、自分達の事しか考えてなさすぎる。これからは、そういう政治家をちゃんと探して、育てないといけない。
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おっしゃる通り! (りゅう)
2011-06-07 23:55:05
全ておっしゃる通り、素晴らしいです!
この文章が全国民のもとに届けられれば良いのに!
そして、みんな覚醒してくれれば良いのに…
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拡散 (Himbeere)
2011-06-08 00:55:31
パリさま、りゅうさま、

何時も素晴らしいのですが、今回は本当痛快正論、でした。多くの方がそう思って居ります。

もしりゅうさまがツウィッターをおやりに成られているのでしたら、是非拡散して下さいませ。私は、議員の方々にも、拡散して居ります。TWも馬鹿に成りません。草の根運動です。
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菅が辞めないなら総理のまま逮捕して投獄しろ (通りがけ)
2011-06-08 05:45:29
「菅総理の国際詐欺犯罪」

昨年首相外交でベトナムに原発を売り込んだことが今回の原発事故で甘言でとんでもない不良品を他国へ売りつけた国際詐欺犯になってしまった。

その外交の綻びどころか大失態を無理に取り繕おうとして、これまたすでに昔から重大な人災犯罪者である保安院と犯罪者つながりで共謀して、事故の重大さレベル7放射能漏れの事実を隠蔽し、適切な避難誘導をせずに国民へ無差別大量被曝という重大な心身への危害を加えたのである。

犯罪が次々に犯罪を呼ぶ典型的なひき逃げ犯の転落パターンである。
犯罪者は牢へ行くべし。
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一言 (tappie)
2011-06-08 07:08:23
このブログの記事はホントに正論だと思います。
ただ、あえて訂正させてください。“前川誠司”ではなく、“前原誠司”ですよ。
まあ、俺もコイツは国会議員の資格はないと思いますがね。
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scotti様。 (時々パリ)
2011-06-14 19:22:44
コメントありがとう御座いました。
お返事遅れました。
えっ?私の情報が電波で??
何ですか、それ(笑)
マスコミとは、最終戦争に勝利しない限り、改められないでしょうね。
しかし、一度最終戦争に勝利すれば、彼等は「手のひらを返した」様に、報道の姿勢が変わる筈です。
しかも、何の総括も成しに(爆笑)
所詮は、権力芸者ですから。
返信する
yasuucare様。 (時々パリ)
2011-06-14 19:27:05
初めまして。
コメント、ご賛同、ありがとう御座いました。
誰もが、全国民が、同じ事を思い、感じているのだと思います。
今後とも、宜しくお願いします。
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