晴れのち曇り、時々パリ

もう、これ以上、黙っていられない! 人が、社会が、日本全体が、壊れかかっている。

菅直人政権の全閣僚は、産經新聞『民主党支持率「V字回復」は自己否定ではないか』を心して読め!

2010-06-13 20:18:45 | 政治と社会
1ヶ月半に及ぶ出張から、やっと我が家へ帰り着いた。

くたくたの所へ持って来て、腹の立つ事と言ったら!



あの(!)産経からまで足下を見透かされている事に、菅首相始めとして、嬉しそうにはしゃいでいる内閣の面々は、どう反論する?



▶民主党支持率「V字回復」は自己否定ではないか(産経見出し)

>これらの発言を裏打ちするように、11日の民主党の政権公約会議(議長・菅首相)では、参院選マニフェストに「消費税を含む税制抜本改革を行う」と明記することを決めた。「コンクリートから人へ」のスローガンは消えるという。

>日本の税財政事情を考えるといずれも妥当な判断だといえる。

>だが、ちょっと待てよ。予算の組み替えと税金の無駄遣いを改めることで「16・8兆円の財源」を生み出し、子ども手当(5・4兆円)、農家の個別所得補償」(1兆円)、高速道路無料化(1・3兆円)などに充てると強弁し続けたのはどこの政党だったか。

>しかも菅首相は国会の会期延長をやめ、6月24日公示、7月11日投開票で参院選に踏み切ることを決めてしまった。政権のボロが出ないうちに参院選をやってしまいたいとの思惑が見え見えだが、これに伴い、公務員幹部人事を一元管理する国家公務員法改正案も、国家戦略局を創設するための政治主導確立法案も、温暖効果ガスの25%削減を明記した地球温暖化対策法案も、労働者派遣法改正案も、廃案もしくは継続審議となる。いずれも鳩山氏が「官僚の手から国民の手に政治を取り戻す」などと言って内閣の最重要課題に掲げた法案ではなかったか。

>米軍普天間飛行場移設問題では、菅首相は「5月末の日米合意を踏まえ、沖縄の負担軽減に尽力する」として、沖縄県辺野古崎地区への移設に向け協議を進める構えだ。普天間問題は鳩山氏が迷走の末にたどり着いた結論ではあるが、先の衆院選で鳩山氏は民主党代表として「最低でも県外」と繰り返し訴えており、少なくとも政権交代時の主張は全否定したことになる。そもそも菅首相が唱える「現実主義を基調とした外交」「日米同盟を外交の基軸とする」と明言すること自体が、鳩山外交の否定ではないか。


 つまり、菅政権は、鳩山政権を真っ向から否定することで人気を博しているわけだ。
だが、菅首相は、鳩山内閣で筆頭閣僚の副総理を務め、8カ月にわたり、鳩山氏の政策を是認し、あらゆる閣議で署名したことをお忘れか。


>枝野幸男氏を幹事長に、仙谷由人氏を官房長官に起用し、「脱小沢」路線を標榜しているようだが、これもおかしい。菅首相は先の衆院選まで党代表代行を務め、鳩山、小沢の両氏とともに「トロイカ体制」で党運営に当たっていたではないか。鳩山政権で一度でも小沢氏を批判したことがあったか。何より、今年の元日に、日本酒を持って真っ先に小沢邸に駆けつけたのは菅首相ではなかったか。そう考えると小沢氏が童話「泣いた赤鬼」の青鬼に見えてくる。

>「1丁目1番地」とこだわってきた郵政改革法案を先送りされ、閣僚を辞任した国民新党の亀井静香代表も被害者の一人だろう。郵政改革法案の是非はともかく、菅首相はつい一週間前に亀井氏に「1丁目1番地とは言わず、100丁目100番地までともに行きたい」と明言し、郵政改革法案は「今国会で成立を期す」とする連立合意を交わしたはずだが、舌の根も乾かぬうちに反故してしまった。鳩山氏の「プリーズ・トラスト・ミー」事件を彷彿させないか。ここまでコケにされた国民新党が連立離脱しないことが不思議でならない。

>結論を言おう。菅政権の本質は「約束違反」であり、「自己否定」であり、「裏切り」である。そう言われたくないならば、今の外交・内政政策を掲げ、「信」を問うしかない。
【産經新聞/政治部デスクの斜め書き/6月13日19時5分配信】



この<ゴミの様な>新聞の論調に、今回ばかりは同調する!


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2 コメント

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全く、同感!・・・”V字回復”は、結果はマ逆? (通称・勝手連)
2010-06-14 01:24:08
何の気なしに久しぶりに買った『AERA』最新号≪総力特集 民主の挫折≫で「参院選全予測」記事が、
”民:38、自:54”という「静岡大学情報学部の佐藤哲也准教授(政策科学・政治参加論)に、菅政権誕生を受けての参院選の得票を予測」している。
選挙劣勢を受けて「鳩山&小沢辞任」⇒菅政権誕生で「V字回復」で参院選勝利!という期待は打ち砕かれるのだ。然も、鳩山政権時の状況より悪い結果なのだ。(民:39、自:53)
僕は「ダラ菅」に期待してないからどうでも良いのだが、ますますこの国の”絶望”が深まるのをどうしたら良いのだろう???

せめて「時々パリ」さん、名古屋の”河村たかし庶民革命”を応援して下さい。僕のネット仲間が『フォーラム』開催(6月19日午後~、名古屋で)します。

『第二回河村庶民革命応援団フォーラム』
http://www.kawamura-katteren.com/index.php/archives/category/new

通称・勝手連 様。 (時々パリ)
2010-06-14 03:59:55
コメントありがとう御座いました。
河村さんが、代議士をお辞めになったのが、返す返すも残念です。
今回なども、絶対<代表選>に立候補されていたに違いないと、思いました。
やはり、民主党では国政の改革が出来ない事を、感じ取っていらっしゃったのでしょうね。
愛知県政で、ミニ『日本改革』を実行されて頂けると、みております。
そこから、愛知県でやれて、何で日本国でやれないのだ、と言う議論が広がれば良いと応援しております。

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