晴れのち曇り、時々パリ

もう、これ以上、黙っていられない! 人が、社会が、日本全体が、壊れかかっている。

「茶番」と切って捨てるだけで良いのか? 怒り、落ち込んでいる暇が有るのか? 胸を張ろう。歩き出そう!

2011-06-02 17:49:15 | 政治と社会
一番恐れていた結果が、待っていた。


怒り狂って、あきれ果てて、そして脱力感。

昨年の9月14日の「あの悪夢」が甦った。
そして、「原因結果」とはよく言った物だ、と納得した。

あの、9月14日の時点で、今日の結果は予想しなければならなかったのだ。

相手は、菅直人なのだから。


「代表選が終わればノー・サイド」
結果はどうなった?

そう、その通り。
菅直人、仙谷由人、岡田克也の、恐怖政治。
空き缶独裁。



「恥」や「卑怯」という言葉が無い辞書しか持たぬ相手に、最後まで油断してはならなかったのだ。

最後の最後で迷う。
後一歩が踏み切れない。

そんな「お人好し」の民主党員達の弱みに付け込む位、あの男にとっては、いともたやすい事なのだ。

「口約束」など、『屁』でもない。

1秒後には「済んだ事」で、通してしまう。
「言った覚えは無い」とまで言うであろう。


そんな相手に、全うな戦い方で、太刀打ち出来る訳が無い。
竹刀を渡されて、寸止めで闘うつもりの「剣道大会」に、真剣でまともに斬りつけて来る男なのだから。


しかし。


罵詈雑言をまき散らしていても、事は何も進まない。

一番怒り狂っているのは。
一番ガッカリしているのは。

小沢一郎、本人なのだ。

その本人は、このまま「朽ち果てる」訳には行かないと、必死で対策を練っている筈だ。

何しろ、乾坤一擲の決起だったのだから。
本人に後は無い。

本人にとっては、こんな事で「政治生命」が絶たれる、なんて言って落ち込んでいる訳にはいかない。
「最後のご奉公」をする、と明言して立ったのだ。
幾つもの「布石」と「迂回路」は、考え抜かれている筈である。

小沢を馬鹿にしちゃいけない。


その事を理解した上で、我々外野席も、考えなければならないのと違うだろうか。

結果的には、一昨日の『シミュレーション』の、第四のケースの、ヴァリエーションである。

「菅直人に引導を渡す」役を、鳩山が引き受けたつもりで、引導を渡されてしまった。
否決と、引導を渡す行動、とが順番が逆になってしまった事で、問題が複雑になった。

しかも、「直ちに引導を渡す」筈が、期日無記載の「約束手形」を渡されただけで、事を運んでしまった。

しかも、鳩山単独で。


しからば、どうなるか。


早速、結果を踏まえて、昨日の拙ブログに寄せられたコメントを、ここに掲載させて頂く事にする。


タイトル : 別の見方
投稿者  : (田舎の平民)
投稿日時 : 2011-06-02 21:59:23
本文   :
(以下転載)
民主党内に不満分子が大きくなったと喧伝し、自民党に不信任案を出させ、民主党内でも内閣と執行部に圧力をかけ、最終的には戦わずして、結局、菅辞任の覚書を取った。しかも解散総選挙を回避させ、ひとまず民主党の多数も維持した。

菅政権退陣の期限への憂慮については、今後自動的に参議院での問責決議等により法案の一つとして動きが取れなくなり、遠くない時期に辞めざるを得なくなる。加えて辞任宣言した内閣など加速度的にその力を失する。
 
逆に小沢氏とその勢力の影響力は党内でより増した。消費税もTPPも進まなくなる可能性も高くなる。言い換えれば、官僚・マスゴミら既得権連中にとって、最も「イヤ」な形での決着を見たということ。

政治は、仲間の数と実権の「実」を取らなければ、何もできない。

私には、戦わずして勝つ。詭道なれど、極めて深謀と映りましたが・・・。

(以上転載終了)



この投稿は、私のたどり着いた結論と「同じ」であります。

物は考えよう、と言うが。
小沢本人も、そう考えての「自由投票」指示であったと、思う。

小沢自身は、そこまで「仲間達」を引っ張って来た立場上、そして彼自身の「矜持」にかけて、欠席せざるを得なかったことは、良く理解出来る。


取り敢えず、自民党を政権に入れる事は、回避出来た。

「菅抜きで大連立」と、自民公明は勇み立っていたが、一度それをやってしまうと「民主党政権」は、終焉を迎える事となる。

復興に、有る程度の結果が出て来る頃、総選挙。
民主党は、半分の勢力に成り果ててしまうであろう。

だって貴方、民主党に投票しますか?

当然、連立政権の連立相手の方が、「主従逆転」で主役となる。
後は、推して知るべし。


たとえどのような結果であっても、菅直人のままで「総選挙」をやって、勝てる訳が無い事は、疑う余値は無い。

民主党が、ここまで失ってしまった「信頼」を多少なりとも取り返し、国民の「期待」を再び集める事が出来る可能性は、ただ一つ。
来るべき次の総選挙までに、「民主党のまま」で形勢逆転の『成果』を挙げてみせる事しか無いのだ。

従って、「大連立」など、あり得ない事なのだ。

前原などは、自分さえ「再選」されれば、「党名」は何だって構わない、そんな政治家である。

しかし、それでは戦後65年に渡って、延々と続けられて来た、政治に後戻りをしてしまう事、を意味している。

あくまで、民主党で、政権交代を成し遂げた時の、国民との約束を果たして見せなければ、ならないのだ。


不信任案を可決して、解散総選挙では、元も子もない。
可決した後、菅直人に総辞職させて、晴れて「小沢政権」(誰かが総理のなるであろうが)が出来る事を、目指していた筈だった。

それが、出来なかったのなら、少なくとも一日でも早く、「目指した方角」へと軌道修正するだけなのではないのか。

つまり、実際に菅直人を引きづり下ろす。
落ち込んでいる暇など無いのだ。


それには、実に有効な要素が有るでは無いか。

『外国人献金』

これは、逃げ隠れ出来ない「法律違反」である。
後で返せば済む、問題では無い。

繰り返すが、『陸山会事件』なるものは、存在しない。
西松建設の元会長が、元社長の「陸山会を利用した汚職」である事を示唆している。

しかも、小沢本人の「罪」は、政治資金の「記載期日のずれ」のみ。

それで、(国策とは言え)あそこまで「重罪人」扱いされる以上、法律で明確に示されている「国会議員の外国人から献金を受ける事の禁止」に、違反していたのだ。

震災によって、今まで「ウヤムヤ」にされて来た。

こんな重大な犯罪行為を、追求しない訳にはいかんだろう。
わずか(比較の問題で)20万円程の違法献金授受で、前原「外相」が辞任している。

明確なる「前例」であろう。

「総理大臣」が、120万円もの(比較のうえで)、法律違反の献金を受けていた事が判明して、それでも「辞めません」と、言い続ける事が出来るか。

本来ならば、民主党議員から「予算委」で追求して欲しい。

しかし、多分ヘタレている彼等に、それが出来る程のタマは居るまい。

しからば、誰が?


梯子を外されて「面目丸つぶれ」の、自民党にこそ、相応しい。


卑怯を承知で敢えて言えば、民主党サイドから「あらゆる情報」を提供しても良いでは無いか。

「権力闘争」では無い。
「政局」では無い。

国権の最高機関に属する公務員の法律違反はなあなあで済めされる事柄では無い以上、徹底徹尾追及の手を緩めるべきでは無い。
そして、その為にあらゆる強力を惜しまない事は、法治国家の特別公務員としては、当たり前の行為と言える筈だ。


そして、「ねじれ」ている参院で、今回の様な露骨な「党内理論」で不信任決議案を潰されて、野党が協力的に審理に応じて来る訳が無い。

総ての「予算関連法案」は、ストップしてしまう。

これで、なお「辞めません」と言い続ける事が出来るのか。
菅直人が、いかほど恥知らずであっても、許される筈は無い。


そこで。
「辞める事を明言した総理が、何をやれるのか」と言う山口公明党代表の言葉は、多いに現実性に溢れている。

法案は通らない。
法律違反は明白。


これでも、菅直人政権が続くか。
居座れるか。


さらに、アメリカが「菅直人の9月アメリカ訪問」を、遠慮する様にと伝えて来たようだ。
宗主国に見放され、ドサクサにまぎれて「山ほど」の要求を突きつけて来るに違いない。

毎月買わされている「トリプルA」の米国債を、更に買い増す様にと、ご宣託が下るであろう。
普天間も、油断も隙もない。


死に体総理に、諸外国は「首つりの足を引っ張る」事は有っても、優しく同情してくれる事等、あり得ないのだ。

そんな、菅直人で良いのか。


ただ、喚き、悪口雑言をまき散らしている時では無い。
落ち込んでいる暇はない。
脱力している様な場合では無い。

声を上げよう。
今まで以上に。

近親者に。
友人達に。
周りのあらゆる人々に。

何故、菅直人をそのままにしておいてはならないか。
何故、菅直人を辞めさせなければならないのか。

何故、それが急を要する事なのか。

そして。
何故、民主党がこうなってしまったのか。

何故、マスコミを信じてはいけないのか。
何故、小沢一郎は貶められたのか。


伝え続けよう。
声を上げる事を、止めてはならない。


それにしても、報道の姿勢の歪みは、日本社会の癌である。

どんなに「非道」な総理でも。
どんなに「無能」な総理でも。

それを「早く変えるべきだ」と言う主張を、被災者に「椅子取りゲーム」と思い込ませる、異様さ。

マスコミは、国の三権を越えた「権力」を持っている。

時には財界に寄り添い。
時には冤罪を仕掛ける検察に率先して。
時には米軍のスポークスマンに徹し。
時には米国務省の宣伝パンフ役となって。
時には国民に背を向ける政権を後押しし。

日本を、一体どうしようと言うのだろう。

勿論、この問題に関しては、正体は分っている訳で、拙ブログでも散々「直接間接」に批判して来た。
とは言う物の。

あまりにも「売国的」にして「偉そうな」姿勢は、断固として否定しなければならない。

今回の騒動は、国民の側から、被災者の側から「不信任」を突きつけるべき事柄であった。
それを、「コップの中の嵐」とか「椅子取りゲーム」とか煽り立てて、被災者の目を問題から反らさせてしまう。

あまりにも、ねじくれた、ひどい報道姿勢である。


それにしても悔しい事。
今回の「不信任案」否決の与えた影響の中で、もっとも残念な点が、対マスコミ対策の更なる封印である。

もんた。
古いたち。
安藤優子と木村太郎。
(以下略)

これら、売国的電波芸者が、首を洗う時を「先送り」してしまった事だけは、身が震える程に腹立たしい。


それ以外は、もう済んだ事。

取り敢えず、勝ちはしなかったが、負けては居ない。
菅直人は、「死に体」となった。

後は、本当に引きずり下ろすだけ。


そして、忘れてはならない。
松木けんこう氏を、支えよう。
彼は、日本人の心のそのままに行動してくれた。


今に見ておれ。
「お天道様は見ている」





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23 コメント

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Unknown (とりごん)
2011-06-03 05:46:31
もう、物理的にこの国を消すしかないと思うのですね。裏があるのかわかりませんが、鳩山が馬鹿なのか、馬鹿なふりをしているのか。選挙以外に政治に手を下せない限界を感じます。
早くドル崩壊でもして日本が滅んでほしい。
恥を知る国 (scotti)
2011-06-03 07:56:05
恥を知る国の国民を舐めてはいけません。
これで不誠実が国民の前に晒されました。
テレビが菅を擁護するほど、テレビも不信任を突き付けられます。
菅の寿命はもう時間の問題です。
民主党全体が国民から不信任を突きつけられるか、菅内閣を退陣させるかの、マッチレースです。(笑)
民主党議員と連合の製造物責任が常識のある一般人の感覚で追及されます。
国際社会に不誠実を連発する「菅手形」を今年の流行語大賞にしてはいけません。(笑)
第2幕の戦い (田舎の平民)
2011-06-03 09:43:53
 昨日は、突然のお邪魔失礼いたしました。

 さらには、貴ブログにご掲載いただき恐縮しております。

 私としましては、できるだけ客観的に結果を見てみようとしただけでした。時の反射的感情の爆発で、コトの本旨が見えなくなることが民主主義では一番怖いので。

 しかし、どうやら菅政権と現民主党執行部は、「詐欺的」延命を図ったようで、第2幕が開いたようです。今回は人の良い鳩山氏や小沢グループや意識ある他の民主党員の「武士の情け」は仇となったようです。

 ただ、これでいよいよ、党内のみならず野党も含めた永田町、さらには意識の低い国民も菅政権と現執行部の「正体」がより鮮明になってきつつあるようです。「信頼」と「信用」はまさにはっきりと地に落ちたと。

 言い換えれば、反菅勢力は徹底的に戦える御旗があげやすくなったということかと。
 党内では両院総会等の開催要求などで菅降ろしの運動はさらに高まるだろうし、野党は参議院での問責決議等で戦いを強化するだろうし、さらには菅総理自身や野田財務大臣らの政治資金問題等々も再燃しそうですし、腐敗・偏向している報道ですが、それでもいろいろなな情報のなかから普通の国民にも菅政権の「いかがわしさ」が広まるだろうし。

 バカ者が持った権力を打倒するには、やはりそれなりの時間と紆余曲折のプロセスは必要にならざるを得ないのかもしれません。

 代議制民主主義においては、歩みは遅々としているでしょうが、あきらめず、国民が、どちらに「正義」と「筋」があるのかを冷静に根気良く意識を持ち続けるしかないと思います。

 今後とも、貴ブログを楽しみにしております。
 失礼いたしました。
国会議員は選良じゃなく選悪だよ (通りがけ)
2011-06-03 09:45:57
国会は既存の腐った選挙システムでたまたま国会議員になっただけの口先達者実務無能の憲法知らず頭カラッポの破廉恥漢集団である。

菅内閣の後ろ盾である霞ヶ関が原発事故放射能拡散テロという国家への反逆犯罪を犯したので、この実行犯保安院に刑事責任をきっちりとらせることで、選悪猿どもの猿芝居国会茶番に関係なく猿回し霞ヶ関全部を牢に叩き込んで猿もろとも一掃できるよ。

簡単なことだ。
Unknown (Vuvantom)
2011-06-03 09:57:48
パリ様
まずは前コメントに対して励ましのコメントありがとうございました。
そして今回の前向きな内容を読んで多少気持ちが落ち着きつつあります。

ただ、私にはまだくすぶっている疑念があります。今回の騒動の大儀の中に、「まったくその発想が違う。危機のときこそ、強力な政権と強力な指導者が必要とされる」があったと思います。

であるならば、何故「一定のめど」と言う執行猶予を与えてしまったのか。
言い方を換えれば、「菅さんではこの危機を乗り越えられないからこそ、この時期に退陣を要求するものである」なのに、この危機に「一定のめど」を菅さんに立てさせることを前提とした「手打ち」をさせてしまったことに対して、「何故今この時にこんなことをしている場合じゃないだろう?」と言う問いに対して何ら正当性を見出せなくなってしまいました。
もちろんこれらはあくまで自分の中での問答です。

松木さんの議場での投票前の映像を見ました。
何人かの同僚議員が説得しているシーンと、あの黄門爺さんまでもが何やら話をしている様子でした。今までのいきさつを考えると黄門爺さんには良い印象は無かったのですが、考えさせるものがありました。
ハトトリック (おのま@カナダ)
2011-06-03 10:00:15
菅が鳩との約束を破ったと思ったのですが、実際は
岡田がいうように 「早期」退陣 という合意などなかったのですね。

ハトトリックおみごと(笑)

民主党代議士会での発言:

菅:
震災復旧・復興、原発事故の収束に一定のめどがつき、やるべき役割を果たせた段階で、若い世代にいろいろな責任を引き継ぎたい。

鳩:
一定の仕事を果たされたあかつきに、大変恐縮だが、身を捨てていただきたい、職を辞していただきたいということを、お願い申し上げた。・・・今のことで合意した。

合意文書:
一、民主党を壊さないこと
二、自民党政権に逆戻りさせないこと
三、東日本大震災の復興並びに被災者の救済に責任を持つこと
(1)復興基本法案の成立
(2)11年度第2次補正予算の早期編成のめどをつけること


ハトトリック?下手な茶番ですよ。 (通りがけ)
2011-06-03 11:21:58
霞ヶ関悪党猿回しの飼育猿国会議員どもが開く猿芝居茶番国会不信任案否決など何の関係もない。

放射能汚染テロ実行犯罪者の棲家は首相官邸や霞ヶ関や電力会社ではなく牢である。

ただそれだけのこと。

陸山会裁判では証拠証言捏造した検察と冤罪判決した裁判官が牢へ行くことになるでしょうな。
虚言性人格障害人非人鬼畜犯罪者総理の下手な考え休むに似たり (通りがけ)
2011-06-03 16:36:10
>「俺は辞めるつもりはない」

あほ菅の考えは墓穴だらけだな。

一度不信任案を嘘泣きで否決しただけで来年まで総理でいられるつもりで居やがる。

馬鹿なお花畑だ。

考えてもみるがいい、小沢氏がコアな新進党メンバー20人ほどで離党して新党結成して会期延長に反対すれば野党とともに国会審議ボイコットすれば民主党は会期延長できなくなる。
自動的に国会終了して新たに臨時国会を召集しなければならない。

今国会の会期延長が通らなければいったん会期末閉会せざるをえず、次期国会冒頭で再度不信任案が提出できるんだぜw

臨時国会の冒頭で再び旧新進党から内閣不信任案が提出され、国会法に従いすべての法案審議に先駆けてその場で即採決されなければならないことになる。

今度はもう嘘泣きも通用しないだろうねw

そしてその採決で菅犯罪者首相の共犯者でありつづけたい犯罪者国会議員がどれだけいるのか、主権者国民の目にはっきりとしめされるだろうw
結果ですが... (sun45)
2011-06-03 16:53:45
鳩山さんも原口さんもお人好しというか言葉尻の詰めが甘いというか...。
長年揚げ足取りで生き延びて来た相手だと言うのに...。

色々小沢氏は終わったとか意見もありますが、よくよく観ると欠席が最良の選択に思えます。

それにしても今回は畜生にも劣る所業と思います。
煩悩まみれで88ヶ所巡りの資格はありません。
棄権した人達は処分されない甘さはどうなんでしょうか (国民!)
2011-06-03 21:03:19
谷垣もマヌケ!石破コキ降ろし 自民“一触即発”の危機

菅政権打倒か民主党分裂か-
“王手飛車取り”のはずだった内閣不信任案が、
まさかの大差で否決。大誤算となった自民党内では、
中堅・若手を中心に谷垣禎一総裁への不満が噴出している。
今度は「谷垣降ろし」が起きそうな気配だ。

谷垣氏は3日午前の党総務会で、
年明けの退陣を示唆した菅直人首相の発言に対し、
「約束を反古にした。進退を表明したのに、
いつまでも居座るのはいかがなものか」と述べた。
また「東日本大震災復興基本法案の早期成立には協力するが、
死に体政権にそれ以上の協力はできない」と述べ、
対決姿勢を強めることを明言した。

しかし、攻めばかり考えていられない。
谷垣氏に対しては不信任案の不発で、
党内には「小沢・鳩山チルドレンのような人たちが決起する、
という誤った情報に踊らされて高揚したのは、間抜けだった」
(石破茂政調会長)との
不満がうずまいているためだ。今回の不信任案提出が、
派閥領袖級が谷垣氏を突き上げた結果だったことも火に油を注いだ。

関係者によれば、伊吹文明元幹事長や森喜朗元首相らが
民主党の小沢一郎元代表の周辺や鳩山由紀夫前首相と接触し、
谷垣氏に「数はそろっている」と吹き込んだ。

これに対し、岩屋毅衆院議員ら
中堅・若手には不信任案提出に慎重な声もあったうえ、
小沢氏と手を組むことも辞さない長老議員らへの不信も高まっていた。

人を呪わば穴ふたつ。自民党内も一触即発だ。


やはり大儀がなかった自民党の不信任案

読売が暴露記事を書いた
なんと 不信任案可決していたら なんと
自民党は小沢と連立するつもりだったのだ
以下読売新聞より、
自民党の派閥領袖やベテラン議員らだ。
伊吹文明元幹事長は記者団に「この醜態を見れば、
国民が不信任を突きつけるべきだ」とぶちまけた。
連携が誤算となり、怒りが収まらないのが
伊吹氏や森元首相らは、小沢元代表の周辺や鳩山前首相と接触を重ね、
4月中旬以降、谷垣氏に「不信任可決に必要な数がそろっている」との見通しを繰り返し伝えた。
こうした長老議員の間では、不信任案が可決されれば
小沢元代表らとの連携も視野に政権を奪還する、
というシナリオも検討されたが、あては外れた。
ある派閥領袖は、「何もかもぶちこわしだ。こっちの顔にも泥を塗られた。
小沢氏も怒っているだろう」と吐き捨てた。

(2011年6月2日23時42分 読売新聞)

一方時事通信は、
谷垣氏は6月1日の野党党首会談で
「可決されたらどんな政権を目指すのか」と聞かれ
確固たる展望を持っていないと共産党志井氏に答えている
その後に記者会見でも小沢氏との連携についても
「可決してからの展望でありまだ申しあげることは出来ない」と
明言をさけていた
理念もなく単に政局優先の自民党には呆れる。

水野真紀ショック!夫の後藤田議員が不倫
http://www.sanspo.com/geino/news/110603/gnd1106030506000-n2.htm

水野真紀の夫・後藤田議員 ハレンチ不倫
http://www.daily.co.jp/gossip/article/2011/06/03/0004132135.shtml

後藤田正純には困ったものです。

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