都連は政策論の拡散の努力を

自民都連、小池百合子知事に反撃開始　豊洲移転に有利なデータ収集奔走（産経ニュース 2017.3.25 12:00）

＞「都議選の『政争の具』にして、石原都政を支えた自民党にダメージを与える（小池氏の）戦略は邪道だ」「小池知事のイエスマンばかりが都議会過半数を確保したら、都政が失墜する」

＞自民党都連会長の下村博文幹事長代行は２１日、こう言い放った。

＞豊洲新市場への移転判断を留保する小池氏に対抗して、衛生や防災面から豊洲移転に有利なデータ収集に奔走している。小池氏との一問一答で議論する２７日の予算特別委に向けて攻撃材料をそろえる狙いのようだ。

政策で追及する姿勢はいいと思います。こういう真面目な議論が行われることで、日本が良くなると思います。豊洲移転が是か非かが事の本質でしょう。選挙で勝った「独裁者」に従うかどうかが事の本質ではありません。

＞産経新聞とＦＮＮによる最新の合同世論調査によると、小池氏の支持率は前月比１・８ポイント高い７９・３％で衰えを見せない。

ただ、正義が勝つとは限りません。マスコミを操り、高い人気を誇る小池政権の牙城がそう簡単に崩れるとは思えません。政策優先の姿勢が政局優先の姿勢に勝るなら、もうみんなとっくにやっていると思います。真面目な日本人は真面目に自分の利益を追及してしまうのでしょう。

これまでは、あるいはどうしようもなかったのかもしれません、しかし、今はネットがあります。都連は小池氏に勝ちたいなら、ツイッター（影響力があるから流行っています）でも、2chでも（面白いスレを建てれば、まとめブログが取り上げて拡散するでしょう）何でもいいので、面白おかしくジャンジャン情報を流すことです。フェイクニュースの垂れ流しはいけないことですが、政策論が流れることで、困る人はいません（そうですよね、小池さん？）。古い手法で既にやっているのかもしれませんが、都連の方々の人脈を活かして、口コミで情報を流すことも重要だと思います。有志マスコミと協力するのもいいでしょう。やれることは何でもすべきでしょう。そうして何が効果があって何が効果が無いのかノウハウを蓄積していけばいい。

小池氏と戦うのはドンキホーテ的です。味方（公明）もいなくなりました。ですが、筆者もいい加減人気取りのための政局優先の姿勢にウンザリしています。実際問題、追い詰められて戦っているだけなのかもしれませんが関係ありません。都連を応援したいと思います。