観測にまつわる問題

政治ブログ。政策中心。「北方領土」「農業」を考察する予定(未定)。

ウクライナが迫られる二者選択の様相

2023-12-19 01:24:15 | 外交安全保障
渡河作戦は「自殺任務」米紙報道、ウクライナ兵証言(産経 2023/12/18)

無理があるからこそ、敵の守備が弱かったりするんだろうと思います。(自分も例外ではありませんが)敵の戦力を分散できますし。当面領土奪還しなくていいなら、有利な防御に徹していいのではないでしょうか。(夜襲とか)攻撃も有り得ることを時折示して緊張(消耗)を強いたりも必要でしょうが。

ウクライナは領土奪還か長期戦か選ばなくてはなりません。長期戦の方がキルレシオは有利かもしれませんが、防御に徹すると、当然領土奪還は1ミリも進みません。国民や支援者に戦線が膠着しているのではないか?と言われもするでしょう。これはいいとこどり出来ない話で、戦略の真摯な説明が必要。

防御に徹して仮にウクライナ有利になったら、プーチン大統領は停戦を言うでしょうね。その時、ウクライナは停戦を蹴ることも出来ますが、戦うつもりの国民は兎も角、支援者に何と言うか。宇露の動員できる兵数の問題もありますが、落としどころは考えるべきです。一般に奪還できない領土は帰りません。

ウクライナが出来るだけ高いレベルの支援を要求するのは理解できますが、ヨーロッパ戦線で消耗し過ぎると、アジア等が手薄になるジレンマもあります。漁夫の利という言葉を産み出したのが某超大国です。戦力の逐次投入で消耗も愚かですが、一気に行って倒せる相手かでもあります。

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1 コメント

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既に守勢へ (管理人)
2023-12-20 19:00:45
ウクライナ、国土要塞化と兵器国産へ 反攻膠着で「負けない戦い」に転換(yahooニュース 産経 12/19(火) https://news.yahoo.co.jp/articles/68d904083c65027a0942825298e15030c0691d85
11月末には守勢に入る準備をしていたみたいですね。当然と言えば当然か。

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