観測にまつわる問題

政治ブログ。政策中心。「(理系人材と)GX」「北方領土」を考察・纏め予定。放置気味ですが、忘れた訳ではありません。

援助合戦を回避しながら、支援したい

2016-10-21 06:30:05 | 政策関連メモ
東南アジアで米中の主導権争いがあります。

ドゥテルテフィリピン大統領が中国につく動きを見せ、アメリカ側に暗雲がたちこめました。これを巻き返せねばなりません(日米同盟は日本を守る根幹ですから、アメリカと一蓮托生です)。

中国の援助攻勢をどうすべきでしょうか。援助合戦になったら、東南アジアの思う壺でしょう。やらないと中国が一方的に勝ってしまいますから、やらないわけにもいかないでしょうが、血税を浪費するのも問題があります。

ひとつには、TPPのようなwin-winになる「支援」を実行していくことです。

もうひとつは、軍事支援をすることだと思います。万一中国についてしまったら、全くの逆効果ですから、注意する必要はあるでしょうが、通常、小国でも領土を奪われそうになると抵抗すると思います。小国が大国から身を守るのは難しい部分がありますが、断固抵抗する意志をみせれば、大国側も犠牲を払うのが嫌でそうそうは攻めてこないものです。また、一国で行動するのではなく、立場が共通する国で連携をとれば、更に効果があります(ですから、中国は一対一に持ち込もうとしているのです。チンピラのサシで話し合おうという言葉をまともに信じる奴がいるでしょうか)。アメリカという超大国が航行の自由を言って、支援してくれるというのですから、これを利用しない手はありません(アメリカも第三次世界大戦は警戒していますから、おんぶだっこでアメリカがやってくれるということではありません)。目的は中国の多数派形成を防ぐことですから、侵略の被害者に軍事支援することには意味があるでしょう。経済支援だと、感謝するどころか、競争を煽って支援を更に引き出すため、あえて旗色を明らかにしないコウモリ外交が固定化する虞があります(日韓スワップをしたところで、コウモリ外交が固定化するだけでしょう。日韓同盟があるわけでもありません。アメリカの対応が正解だと思います)。むこうに行かないだけマシだと考えられなくもないですが。

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