今現在,10月4日の考査試験用の勉強を続けているのですが,最終的に行政法分野の20問のデキ具合で合否が決まるのは,ほぼ間違いないと思います。
中でも最も重要なカギを握っているのは,(これも間違いなく)行政不服審査法でしょうね・・・
まだ施行されていない法律でして,しかも全面改正(というよりも新法の感覚)ということで,当然のことながら勉強しなければ絶対にできません(特に,再調査の請求,審理員制度,行政不服審査会制度など)。
過去問も通用しませんしね(もともとないんですけど)・・・
この科目はできる,できない,がはっきりとしてしまいますので,ある意味怖いと思います。
もっとも,考査試験は競争試験ではありませんので,受験者同士で得点を競い合う必要はありません。
研修科目についての理解度を測るための試験ということで,ある一定のラインに到達している者は一律合格ということになるものと思われます。
ただ,不服申立てのプロとなるための試験ですので,その業務の根拠となる行政不服審査法が理解できていないというのでは,大問題ということになってしまいます。
行政手続法や行政事件訴訟法も,立場上,できて当然といえば当然なんですけど,行政不服審査法については,確実に全問正解を狙っていきたいところ・・・
試験までの残り25日間,そういう意気込み,気概を持って臨んでいきたいと思います。