行政書士試験だけではなく,貸金試験でも個人情報保護法は出てきますが,大抵の場合は,一般常識で絞り込むことができます。
ただ,このように「個数問題」になってしまいますと,1つでも,それらしい選択肢(イのような?)に遭遇してしまった段階で,急激に正解率がダウン・・・
この法律(科目)に限ったことではありませんけれども,「個数問題」への対処の仕方は,できるだけ早くに,という気がします。
「問題」
個人情報保護法(個人情報の保護に関する法律)に関する次の記述のうち、正しいものはいくつあるか。
ア 本法において「個人情報」とは、生存する個人に関する情報であり、故人の情報は含まれない。
イ 本法の規制の対象となる事業者は営利団体であり、非営利団体は対象外である。
ウ 顧客のメールアドレスと電話番号10,000件が入ったCD-ROMを紛失しても、個人名が含まれていなければ規制の対象とはならない。
エ 経営者が同一であれば、A社の顧客情報を別業種のB社が別目的で利用しても法律で禁止している第三者提供とはならない。
オ 個人情報取扱事業者による保有個人データの取扱いに対し、自己に関する情報の開示や訂正、利用停止等を求めることができる。
1 一つ
2 二つ
3 三つ
4 四つ
5 五つ
(平成17年度 行政書士試験 第55問)